コロナ対策イラスト、自由に使ってください。


人の集まる場所で、
お子さんのいる現場で、
必要な方は使ってください。

息子の学校が休校になったので。4週め


2020年3月23日(月)

息子学校休校22日め。
2年前に切られてしまった近所の桜の樹の絵をアップしときます。

俺にとって花見とは、普段の生活の中でこの老木を見上げることだったのだが、、

息子が生まれ、カミさんも息子もそのまま入院が続き、
やっとの退院後の記念写真はこの桜の樹の下だったのだが、、

小学3年の夏にこの樹が切られることを知り、
工事現場に泣きながら抗議に行った息子。
それを知り温かな手を差し伸べてくれた沢山の人の思い出。

昨日の代々木公園の風景に少なからず恐怖を感じたからこそ、
あらためて愛しき桜の老木に想いを巡らせている隣で、
おそ松くんが六つ子で生まれる確率は精子と卵子の出会いがどーだこーだと話しかけてくる休校ボーイ。
仕事にならんっちゃーならんのだが、しょうがねえ、
そうか、そんなに低い確率なのかぁ!などと相槌。

録画しておいた「映像研には手を出すな!」最終回を見て涙する小4男子に、
ならばお前が人を感動させるものをつくるのだ!などと、
自分のことは棚に置きつつ、キラキラワードばら撒く俺。

なこんなでアトリエに入る時間を作れず過去作をアップした月曜日。
飛び込みで連絡いただいた仕事が、ここ最近増えてるローカル案件の面白い内容で、
ならば今日中に打ち合わせしてしまいましょう!と駅前のカフェに駆け込む手間、
息子との日課のリフティングの練習、いつもより短い時間で集中してやるぞ!
なんて始めてみたら、ありや、いつもより息子の上達が明快。

そうかあ〜!リフティングも仕事も集中力だよなーー、、

俺こそそれが出来ておりません。と、
遅々として進まぬ仕事、そして確定申告や実家の後片付けなどなどにおののき、
見上げた空にあの桜の梢枝はもう無いのだ。


2020年3月24日(火)

休校23日め。
先日通り抜けた代々木公園に咲いていた桜の花を描きました。
報道で「首都圏は緩んでしまっている」が聞かれた1日。
皆さんの花見の替わりになんて言えるわけ無いが、しかし描いておこうと思った、
春ならではの曇り空に溶け込む桜の花の淡い白。
この淡き白とブルーシートの強烈な青との相性の悪さ。
問題はコロナだけじゃないんよ。

などという憤りをなんとか鎮めようと努めた今日。
息子は終業式。
3週間以上ぶりに学校に行き、各クラスごと教室に別れ、スピーカーから流れる校長先生のお話を聞き、校歌を歌い、
担任の先生と語り合い、校庭の桜の樹の前でクラス写真を撮り、べそをかきながら家に帰ってきた小4修了生。

ベランダの鉢植えに水をやり、昼メシにカミさんがこさえてくれた弁当を食べ、
やはり3週間以上ぶりにプログラミングの教室に行き、夕方にはリフティングの練習。

リフティング、わずかだが身についてきたよな!と喜びを分かち合い、さらなる練習の糧とする。
しかし明日から春休み、かあ〜〜。


2020年3月25日(水)

休校からの春休み24日め、
今日は息子より2学年上の6年生の卒業式。

壁画製作や地域の活動などで仲良くなった子たちが多くて、
限られた条件内ではあるけど、無事に卒業できて良かったね〜!などと学外から思い歩いていたら、
カラスノエンドウの赤紫と緑色が春の日に照らされ新鮮に輝いていて、
それが今日卒業の6年生と重なって見えて、ささやかながら皆んなへの花向けの絵として描いてみました。

そんなお兄さんお姉さんとは関係なく、うちの4年生男子くんは春休みで宿題も無く、
King Gnuの白日の歌詞の一部が分からないから聴かせろと言ってきて、その後寝るまで歌い続ける。

もしくは身の回りのある本を片っ端から読んで雑学を身につけ、
「とーちゃん、処女ってどんな人?」なんて聞いてくるので、
しょうがねえ、「男の人と愛し合ったことの無い女性」
「あ、いや、その、あの、肉体的に愛し合ったことの無い、だなっ!」
などと答える俺に「そうか!」などと返す。

ともかく息子の思春期は年度をまたぎ、来年に延期くらいの気持ちでいれば良いのだろう。

そんな今日。
東京都から厳しい要請が出されたが、
子どもたちの閉塞感にちょっとでも風穴空けられるようなことは出来ないか、発想に火をつけ始めてみた。

そして、イラストレーションというものはあらゆるメディアに乗って人の暮らしに届けられるものなんだよな〜!
なんて当たり前のことをあらためて思い、ではなにを描けば良いのかのかんがえを更新させ始めた。
やれることはある。


2020年3月26日(木)

休校から春休み25日め。
今日は、も、朝からズタバタでアトリエに入れず。

息子がおもちゃの鉄砲でカエルの人形を撃ってる脇で、ドローイング中心の仕事はしているのだが、
花の絵を描く隙間は無く、
しかしこんな時間こそ忘れちゃならんと、去年描いた忘れな草の花の絵をアップしときます。

これは詩人の平岡淳子さんの作品に添えた絵。
言葉の導きがある分、自分を振り回すことなく、
もっと言っちゃえば描いた記憶さえ無いくらいの安産で、
嫁ぐべきご家族の元に旅立ってくれた絵。

全てはご縁であり、一期一会であるなあ。

だからこそ、上っ面では無いところで品よく生きなくちゃならんのだ。

なんてカッコつけて語るも、終始話しかけてくる小4男子に、イラっとくる、
うっ、
いやここは我慢、
じゃねえ、
想像力だ!

テメエが小4だった時のことを思い返してみやがれ!
それはそれはしょうもねえ生き物だったじゃ無いか!

なんて自分に言い聞かせているうちに、息子と不思議なダンスを始めていた木曜日。
息子と続けているサッカーのリフティング、連続20回出来ましたー!

25日かけて20回、どうよ?
んなことより、
息子が4回続いたことの方が誇らしい。


2020年3月27日(金)

息子休校からの春休み26日め。
昨日に続き忘れな草の絵をシェア。

これは2011年の震災直後に描いたもので、
その後数奇な出会いを手繰り寄せてくれた。

その辺、お付き合い長い方はご存知かと思いますが、
今また同じ3月、震災とコロナの日々で重なるものを感じてね。

あらためてその時書いたブログをシェア。
以下のリンクから覗いてみてください。
www.yakuin-records.com/amigos/?p=10079

なんだろ、
大きな数字に振り回されることなく、1人ひとりを大切にしなくちゃだなあ〜。

なんて分かったようなこと語るも、結局コロナのなんやかやに振り回され、
目のまえのことやるしか無いよなと、

今日は午後に渋谷の宮益坂まで息子の矯正歯科。

なんやかや心配するのめんどくさいので、歩いて行ってしまおうと。
あれ?意外や軽く歩けちゃうな、四年生。

ならば帰りも歩いてしまえと。
5キロくらいだけど息子と町歩き。

あんま人の歩いてない道なら任せとけ!と、
いくつになっても野良犬根性は抜けぬ俺。

しかし、色々見ることが出来て楽しかった。
ガラガラのキディランドで、最近割ってしまったスヌーピーのコップ、
新しいのひとつ買った。

っと、、
年度末でコロナ対応もシビアな保育園施設長のカミさん、
今日も遅くなりそうとのこと。  

帰り道のスーパーでゴーヤと目が合い、
今まさにゴーヤマンにハマっている息子と盛り上がり、
家でゴーヤチャンプルーこさえて晩めしにしたのでした。


2020年3月28日(土)

息子休校から春休み27日め。
PTAの仕事で久々行った小学校の帰り道、
道端で雑草化していたヒメツルソバを描きました。 

ガーデニングで豪華に盛りに盛られているのはピンと来ないのだけど、
アスファルトの継ぎ目に根を下ろしているこの子らには、グッときてしまうんだなあ〜。

大きな塊の中で安心出来ることもあるだろうが、
ハグれているからこそ手にできるタフネスに魅力を感じて生きてきて、
今またさらにそう思う2020年年3月28日。

今日はカミさんが急遽休みになり、息子から離れてアトリエに入り絵を描くことが出来たが、
夕方にはルーティンのサッカーの練習。

27日間も続けていると、ボクなりのトレーニング方法も編み出し、
家の前の路上で息子と片足ヘリコプターとか脱力ダッシュとか、謎のネーミングのトレーニングを行い、
図らずも行き交う人に微笑みのお裾分けをしている父子。

そういえば、息子が物心ついた頃から、街ですれ違う人の挨拶させまくってきたのだけど、
この27日間で挨拶を交わす人や犬が一気に増えたぜ!

コロナは抑えるしかないが、挨拶は町中に感染させてゆく。
そして、
学校再開が遅れるようなことあっても、慌てず、ケ・セラ・セラでやるしかないね!
なんて会話を家族でしている。


2020年3月29日(日)

息子休校から春休み28日め。
4週間かあ〜。てか雪か〜!な朝、
窓の外がビーチクパーチク賑やかで、
息子に「見てみようぜ!」と窓を開けると、
バババとススメが逃げて行く、、

そうか、スズメさん、
うちの軒先で雪宿りしてたんね、、
ゴメンよスズメさん。

そんな雪の日曜日、オヤジもかーちゃんもなんやかや仕事で一杯いっぱいで、
なんやかや話しかけてくる息子の相手が、いつもより出来ないもどかしか。

なわけで、グニャングニャンの姿で床でのたうち回ったりしてる小学四年生男子。
突然カセットデッキを持ち出し、20年前のオレのカセットでクラムボンなど聴き出す。

雪の日曜日にカセットでクラムボン。

20年前には想像もしなかった家族の風景。

サブスクの時代に、音楽ってますますパーソナルなものになってる印象だけど、
俺はやはり手渡す距離感で人と共有するのが好きだなあ〜。

外遊びの出来ぬ1日、息子の鼻歌に「もっと大きな声で歌ちゃいな!」と、
一緒になってパプリカとか花は咲くなどを歌う気持ちの良さ。

このしみったれた家族の風景に似合うのは、先日渋谷で見たしみったれたナズナだろうと、
仕事が一息ついた夕方、凍えるアトリエで描いたのです。

アートでみんなを元気にさせるなんてことは身の丈に合わず、
しかし、しみったれた花の絵でフッと気を抜くようなことしていただけないかなあ〜と。

そんなことであれば、大抵のことがあっても続けて行けそう。

息子の学校が休校になったので。3週め


2020年3月16日(月)

群馬のみどり市へ。カミさんの代休が今日だったので息子を任せることが出来たスケジュール。
家からの地下鉄が想像以上に混んでいて、表参道、乃木坂、赤坂、国会議事堂前、霞ヶ関と人を吐き出してゆく。

2020年3月17日(火)

息子学校休校15日めの昨日は群馬へ。
明けて今日は17日。2年前に父が亡くなった日、
なのだが、
昨日はほんとどうしようもなく群馬から日帰り。

おやじー!2年後にコロナが流行るなんて思いもよるまい。
遺された家も相変わらず手付かずで申し訳無え。
が!今は東京に戻り、いるべき所にいなければならんのじゃ!

せめてもの慰めに、
2年前の今日、群馬の伊勢崎の病院に向かう河原の土手で見た水仙の花の絵をアップしとくぜ!おやじ。

どんな時も美しいものを見る目を失わず生きてやるぜ!おやじ。


さらに2020年3月17日(火)

休校16日め、もろもろ手に負えぬことが吹き出すも、
やるべきことは自分より弱きもののケアだよなと、
昼メシに息子と焼きそばを食う。

なわけで、描きたい花は明日以降、
おやじ二回忌の今日は、河原撫子の絵をシェア。

2年前はナデシコとヤグルマソウの区別がつかなかったのだ、、


2020年3月18日(水)

息子休校17日め。
大家さんが植えてくれてるスズランを描きました。

息子はスズランが好きみたいで、毎年「スズラン咲いたね、かわいいね〜」と言ってる。
なので、スズランが咲いても自分からそれを語ることはせず、息子のアラートを待つのが恒例。

今年は先日の雨の日にスズランアラート。
雨に打たれたスズランはセクシーだね〜。

そんな息子さんは朝からグダグダ。
ならばと先日頂いたバラの花の植え替えをして、
鉢の底に敷く石ころ拾わせたり、土の入れ替えをやってもらったり。

ならばついでに日課のサッカーリフティングをやっちまおうぜ!
が、今日は忙しいからちょっとだけやろう!と言うも、
ちょっとで終わるはずも無くもはや昼メシ時。

こう見えてけっこう仕事立て込んでるのだがあ〜〜、、
まあいいか、2020弥生スプリーング。

追記

何件かの指摘を受け、
この子はスズランではなく、スノーフレークだということがわかりました〜
ああこんな絵を描いていて良かった、
知識が更新された!


2020年3月19日(木)

息子休校18日め。
先週に続き、そして今日の晴れ間を利用せねばと、
代々木八幡駅ガード下壁画 #とみがやモデル、子どもたちの描いた23メートルの花の壁、
今日は北側に額縁を与えるようの作業を決行。

お手伝いのお二人には、より音楽的な修正の作業をお願いしつつ、
通りがかりの子どもたちが我慢できず壁面にキラメキを足してくれたり、

この壁の目標「街に暮らす人たちのBGMのような壁」にグググと近づいた、
踏み切りを挟んだミュージックセッション。
疲れた〜〜!

が、美しきものに出会えた。

街のみなさーん!
なんなかや気をつけながら、美しくセクシーに、元気にやってゆきましょー!


この写真は、代々木八幡駅新築工事の傍ら壁画制作にもお力添えくださった皆さんの1人。
回を重ねるごとに1つにまとまっていった現場。本日ついに記念撮影パチリ。

大きな工事には利用者や地域との軋轢もあるだろう中、
アミイゴを名乗る謎の人物との作業なんて疑念しかないだろう。

が、理解出来ないことがあっても、ともかく辛抱強く聞く耳を持ってくださり、
溝があればお互いのハードワークをもってやってこれたこと、嬉しいです。


2020年3月20日(金)

学校休校19日め。
お隣さんの庭から枝を伸ばしてる雪柳の花、
息子が見つけて「かわいい」なんて言ってたので描いときました。

5年生を前にお兄ちゃんっぽい顔つきに変わっていた息子の表情が、
モラトリアムな19日間で子どもっぽい顔へと逆戻りしてる?

街ですれ違う子どもたちもそんな印象なんだけど、
実際はどうだろうか?

色々問題ありな休校だけど、
子どもたちにとって良かった〜!と言えるような時間に出来たらいいな。

どうやったらいいのかは手探りなんだが、
一日中ペラペラ話しかけてくることに対しては、その話の中身についてゆけずとも、
ともかく相槌だけは打つようにしている。

地下鉄サリン事件から25年。
オウムってなんだと訊いてくる10歳には、
人の弱さは愛しいものであることを地道に伝えてゆけたらだなあ〜


2020年3月21日(土)

息子学校休校20日め。
連休中日でカミさんも仕事休みで、
息子の学校からの自習課題を見直してみると、
実は大量に出されていたことが発覚。

小4男子くん、連休を通してドリルやレポートに取り組まねばだ!と、
半ベソで机に向かう。

この状況を見過ごし、ノホホンとした19日間を過ごさせてしまったオレは共犯者であろうと、
所在無くアトリエに引きこもる。

いや、俺こそ仕上げねばならぬ大量の絵があるも、
クリエイティブな壁が大小立ち塞がり前に進めぬ毎日なのだーー!と半ベソ。

っと、以前描いた大豆の花と目が合う。
大豆の花が息苦しそうに何かを訴えている。
ああ、そうか、ここでもオレは自分を偽っていたのか、、

加筆というカッコつけな自分を消し去る作業をしてみたら、
そうだ、これだ、俺が見たのはこんな情けなく可愛らしいものだった。

花は俺にとって嘘発見期なのか?

などと呟いてる場合では無し。
父子問答無用でやらねば!
ふう、、


2020年3月22日(日)

休校21日め。
家のエントランスに咲くハナニラを描きました。

以前仕事で描いた花。その時は咲いてる季節が違くて、
画像検索で作った資料で描いたので、
今日「この花はなんだろう?」なんて調べてみたら「ああ、これかあ〜!」なんてね、
snsで知り合った女の子に会うのってこんな感じ??

ともかく意識を持って見ることは、大切だなあ〜!
ということと、良い絵が描けるということに完全な整合性は無く、
アップした絵もこれで良いはずが無く、
やっぱ見たフリ、分かったフリ、描けたフリには気をつけねば。

などとグジグジ考えつつ、取材に出た帰り、
原宿駅の新しい駅舎のグロテスクさ、
代々木公園に大挙押しかけてた花見客に慄くサンデー。

久々の休みが息子と重なったカミさんも、
息子の運動不足解消に代々木公園に行ったそうだが、
子どもが遊べるスペースを見つけられず帰ってきてしまった。

学校は休校。
カミさんの勤める保育園はフル稼働。
公園は花見客でごった返す。
フリーランスは生活の危機、、

人として試される休校3週間。
顔の見える関係の人との情報共有とオープンな会話に救われている。

息子の学校が休校になったので。2週め


2020年3月8日(日)

息子の学校が休校になり1週間。
今日は日曜なので通常営業、
のはずが、
校庭も使えないのでサッカークラブの練習は中止。
しかも雨、、初春の冷たい雨、、

小4男子は布団から出ずにゴロゴロ。
しょうがねえ、
ベランダで1日濡れてたローズマリーの花を描きました。

2月21日に群馬のドラッグストアで、保育園に勤めるカミさんと小4の息子用のマスク2種類を買おうとして、
ひと家族1点と言われ断られたことをFB載せたところ、
日本全国から心配され、皆さん5枚とか10枚のシェアのお気持ちを届けてくださり、
その5枚とか10枚という数が、転売で売られる数や値段と比べて圧倒的にリアルで、
圧倒的に人の顔の浮かぶものであることに感激。_

一部の心ない奴らの行いに対して、
俺たちはブレること無く良きマインドを確認し合って行かなくちゃだね。

ウチは幸いにもご近所さんからのシェアでなんとか賄えそうで、
皆さんにはそのお気持ちをより身近で困っている方にシェアしていただくようお願いしています。

思えばドラッグストアのレジのおばちゃんだって被害者だよな、、

そしてあらためて、1人と繋がる意味の大切さ、ありがたさを感じている、
そろそろ3月11日から9年の今。

放っておいてもグングンと育ち小さな花を咲かすローズマリーの逞しさに、
さて俺は何を感じているのだろうか。


2020年3月9日(月)

学校が休校になって8日め。
しょうがねえ、2年前に群馬で見たツバキの花を描きました。

臨時休校2週間めにして、
息子にあくせく勉強させるこたーないのだと分かり、

映像研の録画を二周させて見たり、
chermicoと今夜はプギーバックとKing Gnu を交互に聞いたり。

「とーちゃん、4月になって5年生になったら、クラスで“白日“流行ってるかもね」という息子のセリフに、
2020の春にめちゃくちゃ心が切りつけられた俺は、
「うん、間違いない!」と泣きそうな声で答えたり。

aiko の「カブトムシ」を一緒に聴いていたら、小4男子くんの様子がおかしく、
「どうした?」と尋ねると、
正座した姿勢から絞り出すような声で「なんか切ない、」だつて。

うん、
この春は、生涯 忘れる ことはないでしょう。


2020年3月10日(火)
休校9日め。
パルシステムで食材を注文し始めて10年の記念に届けられたバラの花を描きました。

保育園に勤めるカミさんは、しばらく休みが取れなかった穴埋めで今日はやすみ。

平日に家族三人てのも久々だけど、まあそれなりにやることあるわけで、
雨の火曜日を粛々と過ごしつつ、バラをどう描くかに悪戦苦闘。

一度リアルな感じで描けたのだけど、アトリエからの移動中に雨に当ててしまい、、
いや、俺が描きたいのはこんなんじゃないと火がつき描き直し。

では何を描いたのからわからないけど、
ただみんなとザクッと大らかなものを分かち合いたい気持ちはあるのだろうね。

今日の息子は学校の課題で「ペットボトルを使った柔らかな灯のランプ」を作っていたけど、
制作途中で発見の連続、和紙を使ったファンキーなランプが出来てしまい、
撮影してタブレットで担任やクラスメイトとシェアしなければだけど、どうしようかって。

ならばレギュレーションに沿ったものと両方作ってみんなに見せればいいぜ!と。

そうそう、そんな絵を俺こそ描きたいのだ。

ちなみに、本日配達のあったパルシステム、
1パック注文しておいたトイレットペーパーは届きませんでした。

配達のにいさん、先週は大丈夫だと言っていたのだが、、、


2020年3月11日(水)

休校10日め。
そして2011年3月11日から3,288日め。

息子の小学校のPTAの副会長に戻り、朝から引き継ぎミーティング。
色々問題はあるが、心強い街の仲間ばかりでありがたいぜ!

午後は毎月11日のブログを作成。
来年の今日に向けて「節目」という言葉を使わぬ生き方について考えてみました。
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=14336

そしてウチの小4男子は、けん玉がちょっと上達した今日です。

白いタンポポの花は、家主のいなくなった実家の庭に咲いてたやつ。

2年前の3月に亡くなった父のことも自分のことも後回しで、、、
さて、、


2020年3月12日(木)

息子の学校休校11日め。
今日は何しようかとベランダに出てみたら、かわい子ちゃんが咲いていて、
息子を呼んで見せたら「かわいい」だって。

以前花が咲いてた球根から芽吹いたかわい子ちゃん、
アマリリスだったっけかな?
なんてことを1日考えていたのだが、どうやらヒヤシンスみたいだ。

ヒヤシンス、もっと手に負えない感じで豪華に花をつけるイメージだけど、
プランターに放っておいて勝手に芽吹いたかわい子ちゃんは、
なんとも地味で華奢な、しかしはにかんだ笑顔がかわいい子って感じで、
個人的にはこっちの方が好きだなあ〜と、絵筆をとったボンヤリとした木曜日。

のはずが、近所の下水道工事で家が1日中揺れる、揺れる。

家の中にオッサン1人ならいいのだが、
小4男子はどうなんだろ?

夕方サッカーのリフティングの練習で家の外に出てみると、
工事関係者がしゃがんで何かしているのを息子が発見。

「なにしてるんですかー?」なんて声をかけると、
「着替えてるんだよ」「工事うるさくしてゴメンね」なんていう返事。

それに対して息子
「だいじょうぶですよ、気になりませんから」「工事頑張ってください」。

その後「ありがとう」の交換。

メディアを触ればなんやかやイガイガした言葉に出くわさざるを得ず。
しかし、身近なところで交わす言葉はこんなんがいいなあと思えた、
有り難き木曜日でもありましました。


2020年3月13日(金)

休校12日め。
今日は息子小学校の6年生と壁画を仕上げる日、
だったが、
学校が休校じゃあしょうがねえ、
子どもたちの作業後に予定していた俺案件の作業をやってしまおうと、
代々木八幡ガード下で子どもたちの描いてきた花をさらに磨き上げたのです。

優秀なアシスタントとそれぞれ、
予定していた大切なレコ発ライブ全会場キャンセルだったり、
前職退職後にこの騒ぎだったり、
通う小学校が休校になってしまったり、、

ともかく今日を生きなければならないし、
閉塞感に覆われた世の中に僅かでも風穴空けなければだし、
なにより、なにがあろうと美しいモノを作って生きたいんじゃ!

でやってみたら街ゆくみなさん、
これまで子どもたちと重ねてきたことをとても好意的に受け止めてくれていたんだと。

ほんと多くの方から声をかけていただき、
これまでかなりの孤独感の中で重ねてきた子どもたちの作業が、
少し報われた思いでいます。

ありがとう。

みなさんから頂いた温かな言葉は、
そのまま美しいものを作るための再生可能エネルギーとして、
みなさんの街の壁面に反映させ、
街に生きるみなさんのBGMとしての壁画として機能させるであります。

ところで、明日も作業を予定通りしていましたご、雨で気温も低いとのこと、
来週以降に延期いたします。


2020年3月14日(土)

息子小学校休校13日め。
先日雪の降る福島県奥会津の昭和村で見た福寿草を描きました。

雪を割り春を告げる福寿草の鮮やかな黄色、
みなさんと共有。

そんな俺は、昨日の代々木八幡ガード下壁画修正作業、意外やハードだった??

全身筋肉痛でグダグダ、、

Amazon prime でスラムダンクにハマる息子の背中を布団の中から見つめたまま時計の張りは進む。

窓の外は、
マジか、雪かよ、、

が、今日は息子の重大日、コロコロコミックの発売日なのだ!

うぬぬと布団から出て、
昼メシついでに本屋のある代々木上原駅前まで。

で、そうだ、民野さんの展覧会、今日までだった。

息子にコロコロ買ったら先に家に帰っておくかと聞いてみると、
絵も気になると、、
そういう発言嬉しいやいね〜!と男2人で表参道。

雪寒いね〜なんつってたどり着いたギャラリーで、
息子は小さな花の絵が気に入ったと。

世の中どうにもどんよりしてる中、花の絵か気にいるなんて、
そりゃやっぱ嬉しいことだぜ!と、
2020年3月の思い出にプルメリアの花の絵を購入。

そういや今日はホワイトデー、
この絵は息子からカミさんへのプレゼントと相成りました。

そんなわけで、自分の仕事は深夜からスタート、、


2020年3月15日(日)

息子小学校休校14日め。
皆さんの無病息災を心から願い春の七草を描きました。

はじめは上手に見えるよう描いていたのですが、

ちがーーーーう!!

描くべきは心の免疫力を高めるヘッポコな絵なのじゃ!
身体に必要とされる雑菌のような絵を描かねばならないのだ!

などとテメエのカッコつけをぶっ潰し続けた日曜日の午後。

息子の外遊びは夕暮れ近くになってしまったが、その分濃厚なリフティングチャレンジ。

頑張り過ぎて背中痛めたかも、、
まあしょうがねえ。

晩メシ時に見てたテレビで、シジュウカラの赤ちゃんがカラスにやられる場面で涙ぐむ小4男子。
その感性はそのままに、
やはり心の免疫力を高めてやらねばだ。

108ヶ月め


今日は2011年3月11日から3,288日
469週5日
9年
108回目の11日です。

1年後には10年となりますが、
これからの1年は、10年を「節目」と呼ばない生き方をしなければならない、
そう考えています。

2011年3月11日、
前日に亡くなった坂上二郎さんを偲び、
コント55号のDVDを見ていた2時46分。

それから7年、2011年3月11日はたえず去年のことのように感じてきて、
しかし、一昨年の3月のこの時期に父を亡くしてからは、
その記憶が間に差し込まれた向こうに感じる3月11日となっています。

そして、2年前に亡くなった父に関することを、
今だに何もできていないということに驚き、

たとえば、
2013年3月11日に、震災で被災された方々がどんな心情であるのか想像している今。

やはり想像力には「節目」をつられないボクです。

3月11日の今日、
岩手日報で続けられている”いわてのテとテ“を今年も絵でお手伝いしました。

今年は、震災の夜にトラックのおじさんたちに助けられた子どもたちが、9年後に感謝の手紙をトラックのおじさんたちに届けた物語。
リンク先、ぜひチェックしてみてください。
>> https://www.iwate-np.co.jp/content/…/newspaper/2……00311.html

ここにも「節目」など感じることのできぬ、
人と人の繋がりが生きています。
生かされています。


先日は福島県奥会津の昭和村で本年度の子どもワークショップ、
“アトリエしょうわのこども”のセッション2を行いました。

現在の人口が1200名ほどの昭和村で、
過疎による人口減と伝承技術消滅の危機に対して発案された、
からむし織の継承者を育てる”からむし織姫体験制度“が始まったのが1994年。

それから26年後の昭和村、
それまでの経過を知らぬボクですが、
「昭和村ならでは」を感じた今回です。

ボクが向き合った子供達は、今回は0歳から小学5年生まで。

こうしたワークショップは日本中で開催してきましたが、
未就学の子どもたちはどこでも変わらず子どもらしく、
しかし小学生に上がるくらいから地域やコミュニティーによる特徴が見えてくる傾向にあります。

昭和の子供たちは小学校に上がっても良い意味で子供っぽくあるのですが、
他の土地の子どもたちが良く使う「ふつう」という言葉を使わないなと。

子どもたちとなにかクリエイティブなことをやろうとする時
「ふつうそんなのやらないよ」なんて言われるのがなかなか辛い、、

「普通かあ〜」「じゃあ普通って?」そんな会話からクリエイティブを振り出しに戻すことがしばしば。

もしくは、きつい天然パーマのボクの頭が「ふつうじゃない!」みたく盛り上がっちゃったりね。

で、昭和の子どもたちもボクの頭をいじってくるのだけど、
それがほんとに面白がっているのが伝わってきて、ちっとも嫌な気がしないんだよね。

そういえば、村の中を歩いていてお年寄りとすれ違ったとして、
みなさんスッと通り過ぎてくれる。

ボクなんか地方の小さな村や町を歩いていると、
そのまま不審者で通報されてしまうんじゃないかって存在感なはずです。

でも昭和のお年寄りはボクの存在を「当たり前」として見てくれるのか、
その視線に「好奇」や「疑い」を感じることなく、
軽く会釈しスッとすれ違ってくれるのが、気持ち良い。

「普通」を使わぬ子どもたち
「当たり前」を生きるお年寄り

それは、昭和村が外の人を受け入れることで生きる道を選んだからじゃないかな〜〜?
どうだろう。

1st.セッションで子どもたちがお年寄りから料理を教えてもらい、
絵を描くワークショップをやったけど、
その時のお年寄りのみなさんの教え方の上手さ!優しさ。。

これはものすごい財産なんじゃないだろうか。

公民館に貼ってあった昭和村小学校全校27名の新年の書き初め、
その字の確かさに、習字を指導された方の愛と情熱を感じるんだよな〜。

今回のセッションでは、リラックマを描きたくて仕方ない3年生女子がいて、
もちろんここは学校のカリキュラムを行う場所じゃないので、とことん描いてもらうわけで。

で、仕上がった絵を見てみると、
たしかにリラックマなんだけど、線が気持ち良い!
ちょっとしたデザインのセンスを感じたりするくらい線が確か。

で、みんなで村の”からむし博物館”や”工芸館”を見に行って、
印象に残った絵を描いてもらったら、
やっぱリラックマちゃんのデザインセンスが素晴らしくて、
コラボ作品を作ってしましました。

これには村のオトナさんたちも「おお〜!」

もちろん彼女だけでなく、
クリエイティビティぶっ放す子どもたちばかり!

「子どもたちに自由やらせる」とか「自主性に任せる」じゃなくて、
「子どもたちが自ら見つける自由を守り、自主性を生かすコミュニケートを重ねる」
そんなことを意識してやったことだけど、

子どもたちから気づかされることはとても大きく、
それはそのまま、この村の魅力、大人たちが積み重ねてきたことが、
なにか魅力的な目に見えるものとして現れたというセッションではなかったかと。

こうしたことは9年後の被災地で、
コンクリートの復興と並行させた心の復興に生かせることではないかと思いつつ、

いやいや、コロナの閉塞感に包まれた今、あらゆる現場で必要とされることでもあるはずと。

2020の先で10年があろうと、
これからも人の必要に答えることをやってゆこうと思うのであります。

それにしても、奥会津の山間の美しい村、昭和村との心の距離はもはやお隣さん。

その昭和村で育まれた発想は、ひとつドアを開けたら世界につながっているように思うのだ。

そしてそこで育った子どもたち、
楽しみだ〜〜!