9・3 よよギげんキーセッション

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親子で楽しむ半日街フェス「よよギげんキーセッション」
9月3日 土曜日 代々木上原 hakoギャラリー

受付開始:13:00~
参加費:500円/お子さんひとり(ミレイネさんのおやつ付き)
定員25組(パパママ参加無料、カンパお願いします)
予約:cez15300@syd.odn.ne.jp >小池
*参加人数とお名前を明記の上
「93予約」のタイトルで送付ください。

FBページ
https://www.facebook.com/events/1708114699450427/

13:30-15:30
小池アミイゴの誰でも絵が描けるワークショップ
みんなでデカイ絵を描き、おめんも作ります。
・画材等こちらで準備します。・汚れてもOKなオシャレで参加ください。

14:00~
saku aroma lesson
山岸加奈子さんの「じぶんだけのアロマロールオン作り」
1500円(材料費込み)お子さんが絵を描いている間のひと息にぜひ

14:30~
馬場わかなさんの家族写真館
貴重なポラロイドフィルムを使った撮影です
1枚1000円~ 

16:00~
ちんどん道ジュネー
ちんどん おてんきや・さとうゆみさん先導で
おめんをつけて代々木上原の街をハッピーパレード!

16:30 終了
晩ごはんの準備のある家族はここまで。

special!!
17:00~
桉田餃子の按田優子さんによる晩夏のだいどこ (有料)
+ご近所ミーティング

hako(はこ)ギャラリー
東京都渋谷区西原3丁目1-4
TEL.03-5453-5321
http://hakogallery.jp

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代々木上原のhakoギャラリーさんから
「子どもが集まるイベントをやってくれ」とオファーをいただき、

まあ、アイデアはいくらでも湧いてくるのですが、
まずはシンプルに絵を描くワークショップから始めようと。
ちんどんのゆみさんをお誘いし、
街に子どもたちを印象付けるような発想を盛り込み、
イベントタイトルもめちゃくちゃダサく敷居の低いものに設定し、
9月3日、代々木の街で野蛮な子どもセッション開催します!

小さなお子さん方じーちゃんばーちゃんまでウエルカム!
汚れても良いオシャレしてご参加のほど、
代々木の街をポートランド色、
もしくは、
群馬の田舎の田んぼのドロ色に塗り上げちまいましょー!

65ヶ月め

益城コスモス1000
今日は2011年3月11日から1980日め
5年5ヶ月
65回目の11日です。

コスモスの花を描きました。

7月の末に足を運んだ熊本。
熊本地震で大きな被害を受けた益城町で出会った
かわいこちゃんのコスモスです。

そこから目を転じると、
テレビやネットなどのメディアでは実感することの出来なかった
「被災の現実」が圧倒的な存在感をもって迫ってきます。

それは東日本で経験したのと同じく、
ボクを思考停止にするものでした。

恐怖や憤りといったものが圧縮されてぺちゃんこになって置かれている街。

それがどういうものか考える力をボクは持たず、
被災された1人ひとりへの想像力もまったく追いつかず、
カメラのレンズを向けることさえ思いつかぬまま、
ただ悲劇の街を見ていました。

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今回は同行の取材チームのあるフィールドワークです。

移動にチャーターしたタクシーの運転手さんも、
家が大変な被害に遭われたとのこと。

「被災地を見てまわる」

そんな行為にどんな意味があるのだろうか?
当たり前のようにそんな自問を繰り返しながらの行程で、

しかし、
運転手さんは実に熱心に「ここを見てくれ」と車を走らせてくださり、
その過程でぽつりぽつりとご自身が受けた被災のことも語ってくれ、

そんな「ひとり」の経験に触れることで、
わずかではありますが想像力が動き始め、
ボクが目にする「未知の風景」は「被災の風景」に変わりました。

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そうやって「ひとり」を知ることでさらに動き出すのは
人や土地を愛しく思う気持ち。

運転手さんの朴訥とした人柄と土地に対する愛情に触れると、
悲劇のキワから広がる力強くも美しい田園風景に目を奪われます。

カッと射す真夏の太陽とカラッとした空気。
熊本ならではのノホホンとした雲たち。
阿蘇の峰から流れつく豊かで美しい水。

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この豊かな土地に住み、
土地を耕し、米を育ててきた人たち。

ボクたちは空と土とのわずかな隙間で生きていることが感じられます。
その尊さを益城という土地で感じます。

風景を丁寧に見て行くと、
田植えのされていない田んぼが少なからずあった2016年夏。

しかし、歩いて近づいて見た田植えの済んだ田んぼでは、
たくさんのカエルやタニシが住んでいた生きていました。

そのことをタクシーの運転手さんに伝えると、
ちょっと誇らしげに
「あー、そうでしたか、いましたか」
「なかなか大変なことなんですがね」(もちろん熊本弁で)と、
数時間のお付合いの中で、唯一笑って話してくれました。

この土地に暮らすことの意味と誇り。
そんなことに想像を働かせながら、
子どものころに駆けた田舎の風景の記憶をたどってみたりもしました。
その多くが、今や失われてしまってるんだけどね、、

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そんな想像の先、
益城の田んぼの風景の中で出会うコスモスの花や名もなき雑草、
その美しさ、たくましさ。

悲劇は今も進行中だ。
しかし、
その隣で美しさも豊かさも猛烈に息づいている。

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ボクは結局「被災」にはカメラのシャッターを切ることなく帰ってきました。

そういったことは、
そういったことをきちんと伝える資質のある人に任せなければと、
自分の無力だけ持ち帰ってきたって感じです。

カッとした太陽の光の下で輝くコスモスの花に出会えたことがすべてのような時間。
「なにをのんきな」と言われてしまうはずですが、
でも、もし余裕ある方は足を運ばれ、実際に見て感じて、
出来たら身近な人との会話に変えていってくれたらなあと願います。

益城町の被災現場は、
罹災証明の発行の遅れが少なからずあったりで、手のつけられていない倒壊家屋が残り、
そういった家は重機でなければ解決しないという現実もあり、
この日は日曜日ではありましたが、
復興ボランティアで町に入っている人の姿を目にしませんでした。

ということは、
この先で人の力が必要とされる時が必ず来ます。

益城に限らず、その土地や人の必要を精査し、
やれることがあればやればいいし、

そうでなくても、
放っておいたら失われてしまいかねない
美しさや豊かさを確認するだけでも、
ボクたちの未来は今よりちょっと美しく豊かになるんじゃないかと、
願いをこめてそう思います。

1人ひとりが持ち帰った実感を、
その是非を問うでは無く、オープンな会話の中でシェアし、
1人ひとりが確認が出来る現場。
望むべき未来の姿を想像しながら創ってゆきたいです。

あらためて、
ボクは東京にあって今は、
益城町に苗を植え、
美しくもたくましいコスモスの花を咲かせた
だれかのことを想像することから始めています。

益城コスモス0733
今回の熊本の一番の目的は、
熊本市内2か所で開催した子どもたちとの絵のワークショップ。
そして、大切な友人に会ってくること。

そんなことを言葉にしておこうと思ったのですが、
後ろ向きのコスモスの花のことで精一杯になってしまいました。

話の続きは後ほど。

明日から東北へ。

熊本で感じたもの、
東北で感じるもの、

それがどうなるのか?

答えを先回りせず
ともかく駆けてみようと思います。

水曜日の消息 at Paddlers Coffee

akasaki@パドラーズバナー
8月4日から21日まで渋谷区西原のパドラーズコーヒーで
「赤崎水曜日郵便局」の手紙の展示をします。

展示と言っても、
手紙を手にとってコーヒーと一緒に楽しめる企画。

だれかの水曜日の出来事が綴られ、
熊本の美しい海に面した赤崎に届けられた手紙。

真夏の暑い時を、パドラーズのコーヒーと一緒に、
ゆっくり楽しんでいただけたら幸いです。

KADOKAWAから刊行されている美しい一冊
「赤崎水曜日郵便局」も販売しております。
赤崎水曜日郵便局_表_585

8日の夕方には熊本から
このアートプロジェクトの学芸員で著者でもある
楠本智郎さんが駆けつけてくださいます。

新鮮なアートプロジェクトの話や、
ローカルでのアクションのあり方、
熊本NOWな話などされてみてください。

ボクもパドラーズにいますので、
色々話しましょう!

で、残念なのは、
パドラーズコーヒー、
水曜日が休みなんだよなあ〜〜、、

PADDLERS COFFEE
OPEN 7:30~18:00
東京都渋谷区西原2-26-5-1F
FB
https://www.facebook.com/Paddlers-Coffee-132849676……86888/home

赤崎水曜日郵便局 HP
http://www.akasaki-wed-post.jp

東京都渋谷区のカフェと熊本の静かな海が
豊かなマインドでつながりますよう。
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岩手から熊本へ

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熊本大分での地震発生から100日目の今日、
岩手日報が熊本日日新聞に掲載したお見舞い広告。

被災県から被災県に届けられる静かなエールは、
地道な支援活動の上に乗っかった確かな手触りのあるものです。
*岩手日報・熊本支援号外
http://www.iwate-np.co.jp/311shinsai/y2016/kumamot……gogai.html
*くまもと と いわてのテとテ
http://iwatenote.iwatte.jp/img/newspaper/20160723_2445h.png

悲劇を少しでも未来の豊かさに変えてゆこうとする人たちの
意思だったり、意地だったり、優しさだったり、
あとなんだろね、
ともかくボクが岩手という土地を歩いて感じた人の魅力、
そんなんが反映されたメッセージを絵でお手伝いできて、
3月11日からなんやかや続けてきてよかったです。

もちろん、今困難な立場にある人のことを思えば、
まったくよかないです。

ただ、
ひとつの悲劇を経験した人が次に向かう力を手にするのは、
似た悲劇(同じはありえない)を経験された方に手を差し伸べる、
そんな余力を自身の中に見つけた時。
ちっぽけだけど自分の経験からそう信じているし、
立派な人が考える立派な「復興」に対して、
1人ひとりの心の復興とはそんなものではないかと思っています。

去年からご縁をいただいている岩手日報の現場のみなさん、
今回もボクにお声掛けくださったADの横尾美杉さん、
絵のモデルになってる東北ですれ違った愛しきみなさん、
ありがとう。
月末からの熊本で、さらにこのご縁を深めてまいりますね!

YeYe「ひと」

YeYe「ひと」001_1000
7月13日に発表されるYeYe(イエイエ)の3rd.アルバム「ひと」のジャケットです。

YeYe> http://yeye.me
「ひと」> http://rallye-label.com/post-1470/

時代を駆ける26歳シンガーソングPUNKロッカーな彼女と
思いっきりコミュニケートした結果、
『自分が見たこと無いものを作らなくちゃ!』ってね、
ボクにそう思わせる勢いに満ちたアルバムです「ひと」

きっかけは去年の暮れの参宮橋LIFEsonでのクリスマスライブ。

PAをお願いされて、初めて会って、リハを始めて、
彼女は捨て犬みたいな顔したエレキギターをベロンと弾いた
その生の音聞いた瞬間にボクは
心の中で「ロックンローロル!」と叫んで、
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そこはいわゆる「カフェライブ」な現場だけど、
少なくともボクと彼女の間では
サイコーのロックンロールショーのダンスフロアだって、
そんなことを音で会話出来てしまったことがうれしくて、

ライブ終わってから、
あらためてその辺を言葉で確認しあって、
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ところで彼女の音楽の多様性や、コミュニケーション能力を考えたら、
「LIVE」もいいけど「レビュー」もいいんじゃないか?
もうちょっと言っちゃえば「YeYe座長公演」みたいな。

そんなボクの戯言に、
「はい、そんなこと考えてます」ってね。

うわー、面白れー!
いつかまたなにか一緒に創ろう!って約束して別れ、

年が明けたらメッセージが届き、
「3rd.アルバムのジャケのアートワークを頼みたい」と。

ちょっと付け加えれば、
ボクがどんな作品を作ってきたか知らないけれど、
彼女の直感は「間違いない」ってね。

ほーんとPUNKなんだからー!YeYe

さらにしばらくし、
先行シングルの曲が発表される。

うわっ!やっぱPUNK

2016年日本製ワンルームPUNK
もしくは、
このまま世界にすっ飛んでゆけばいいじゃん!YeYe

自分の中の「スキ」が爆発し、
その爆発力分だけのプレッシャーも押し寄せてきて、

しかし、
アルバム制作はあらかじめ伝えられていた進行より随分遅れ、
アートワークの締め切りも気になりはじめた中、
YeYeからも『仮の音源を聞いてもらい、アートワークを先行させたら』
みたいな申し出があったけど、

そこはひとつ、
「納得行くまで制作を進め、豪速球を投げてくれい!」
「そしたら俺がガツンと打ち返してやるぜー!」と、

いわゆる、やせ我慢だけどね、

でもそうやって、ほんとギリギリのタイミングまで待っていた4月27日の深夜。

ボクはちょっと必要があって、
亡くなったばかりのプリンスの曲を聴きまくっていた、

そんな時YeYeからメッセージと共にミックスの終えた「ひと」が送られてきた。

もうね、プリンスからのYeYe!
2016年4月27日深夜というタイミングでバッチリ繋がっちゃうんだ。

すぐにメールの返信。
「明日の昼前に会えない?」って。

滋賀在住の彼女だけど
「都内にいますから大丈夫です」だって!

あくる朝、雨の芝浦を傘もささずに待ち合わせ場所まで、
駆けたね〜

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そして、
短い時間だったけど、
とことん話したね〜。

その時点でもう『どんな絵を描けばいいのか』を掴めてしまった。

それくらいクリエイティブな会話が出来た。

が、
とことん話したつもりで別れてから後、
山手線の中のボクの携帯にメッセージが送られてきて、
さらなるアンサー。それがまた痛快!

このラーメンの「替え玉」のようなトラッシュトークは、
後にボクにかなりノイジーなものを作らせるのだけど、
そんなこんなも楽しくて仕方なかった。
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そんなPUNKな衝動を与えてくれたこの日のボクたちの会話。
それはすべてジャケのアートワークに込めたので、
今はここで言葉にする必要は無く、

ただ、こんな火花散るコミュニケーションがなければ
生まれないものもあるってことだね!

その後のデザイニングを請け負ってくださった若きクリエイター加瀬さんや、
レーベルオーナーの近越さんも、
無理やりダンスフロアに引きづりおろした感じでコミュニケート。
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『ウザいやつと組んじゃったな』と思われたはずだけどね、
しかし、
みんなこの作品の当事者として心に汗流せたんじゃないかって、
音楽が売れないって言われている時代に、
わざわざCDでアルバムを作る意味を高めあったわけです。

で、この絵はどうやって描いたのかとか、
いっそ、自分の作風とか、そんなんもどーでも良くて、

ただ、
たとえば地方のどっかの街で暮らす20代のママが、
たいしたデザイン的特徴の無い白い軽ワゴンに子ども乗せて、
日が暮れてしまう前に郊外のショッピングモールに駆ける、
そんな車中でガンガン鳴らしてしまえる音楽。

そういうもののパッケージに関わりたいという願い、
これで叶えられたかなと。

特徴の無い白い軽ワゴンの車中に無造作に放り出してあっても、
なんだか気分の高揚するキラッとした魅力のCDジャケット。
お子さんの歯型とかついてるとなお良し。

うん、
こういうものにこそ野暮なビジュアルは寄せられない。
そんな思いと共に、紙を切り裂くカッターに魂込めときました!
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あらためて、

YeYeを名乗る女が、
そのセンスと経験とかなりの努力を込めた
痛快にして彼女の26年が生きてるアルバム「ひと」

ともかく買って聞いてくれい!
話の続きはそれから。

で!!
こんな見たことも作ったことも無い熱い仕事、
いつでもウエルカムだし、
ほんと、関わる人と本物の言葉を交わし
熱いもの作ってゆかなくっちゃだ!