‘音楽/イベント’ カテゴリーのアーカイブ

台湾でのイベントに参加します。

2017 年 11 月 25 日 土曜日


12月9日と10日に台湾の台北で開催されるイベント、
日本と台湾のアートやサブカルチャーが交わるCulture & Art Book Fair in Taipeiに参加します。

今年4月に第一回が開催され、かなりのお客様に支持されたことで、
今回の第二回の開催となったそうです。

日時:2017年12月9日(土)、10日(日) 11:00 – 18:00
場所:華山1914文化創意産業園區(中4A紅酒作業場)
入場料:150元
主催:Culture & Art Book Fair 実行委員会
協力:華山1914文化創意產業園區、佔空間Artqpie、秋刀魚、LIP 離譜、haveAnice 有質讀誌、台北月見ル君想ヲ、BIG ROMANTIC RECORDS/大浪漫唱片、Time Out Tokyo、HereNow、Shopping Design、RETRO印刷JAM、SAMSUNG、niko and…、西武鉄道株式会社、株式会社プリンスホテル、FUJIN TREE。
FBページ> https://www.facebook.com/events/1709677742670600/?……_tab=about

内容の説明を見ると、
・台湾&日本の独立系出版社、ブックストア、セレクトショップ、アーティストなど合計55ブースの展示販売
・台湾&日本の独立系出版社、ブックストア、セレクトショップ、アーティストなどによるワークショップ
参考:前回(2017年4月)のイベントの様子→ https://goo.gl/lY0Kmz

とあります。

ボクは絵本「とうだい」を原画とともに持って行ったり

ジャケを担当した台湾出身のEri Liaoさんのアルバムを持っていったり

青山のSHOZO COFFEE STORE の松本さんと作った映像を持っていったり

その映像で使ったシーンをTシャツにして持っていったり

知床と台湾を結びつけるきっかけの絵を描いたり

そして、
誰でも絵が描けるワークショップを開催したり

【haveAnice…WORKSHOP&TALK EVENT】
第二回的CABF增加了許多不同主題的WORKSHOP&TALK EVENT!
立即報名▶︎ https://goo.gl/BybaXo
無論是充滿實驗性質、使用不同媒材的藝術創作,或是因為眷戀紙本溫度而相聚在一齊,透過經驗分享,共同製作出一本獨一無二的Free Paper等,都希望提供大家更多元更好玩的活動體驗!每場次至多20個名額,機會難得趕快報名!!
【活動一覽】
12月9日(六)
・11:00-12:00 URBAN GALLERY「CULTU-RE EXPERIMENT文化實驗」
・12:30-13:30 只本屋的Free Paper教室「おいしいおはなしvol.2」
・14:00-15:00 SOTOKOTO / ソトコト x 秋刀魚 TALK EVENT
・15:30-16:30 小池アミイゴ「人人都可以是小畫家WORKSHOP」
・17:00-18:00 BRUSH LETTERING WORKSHOP
12月10日(日)
・11:00-12:00 Noritake x Big Issue TALK EVENT
・12:30-13:30 URBAN GALLERY「Unnoticed 邊緣色」
・14:00-15:00 RETRO印刷JAM「電解金屬印刷WORKSHOP」
・15:30-16:30 只本屋的Free Paper教室「おいしいおはなしvol.2」
・17:00-18:00 BRUSH LETTERING WORKSHOP

ボクが参加することに関しては、仕掛け人みたいな方がいるのですが、
ともかくこの現場にボクがいることが面白いのだそうです。

あと2週間後には初海外のワークショップだったりするけど、
今の所いつもと変わらぬ気持ちで、
目指すのは台湾でも「ひとり」との出会い。

そんな考えの中、
クリエイティブな時間を創ってゆくつもりです。

お近くの方、ちょいと台北へ!

私の心を温めてくれる歌詞

2017 年 11 月 22 日 水曜日


マガジンハウスの”&Premium”2018年1月号の見開き2ページで
「私の心を温めてくれる歌詞」を5つ紹介し、なぜ心が温まるのかを語っています。

素晴らしい歌詞、特に今回選んだ古い3曲は、
活字として並んだ姿がとても美しく、
目で見ても心温まるページになっています。

実際には2時間ほど語り倒した取材でした。
ここでは紙面に載らなかったこと、いくつか。

今回のテーマではピックアップしなかったけれど、
宇多田ヒカルが「First Love 」を発表した時をもって、
ごく私的な歌詞の世界は紀元前と紀元後に分けられました。

忌野清志郎、桑田佳祐、山下達郎、荒井由実、
もしくは松本隆やスピッツとか、
自分の地肉になっているはずの歌詞がピックアップ出来なかったのは、
「温かさ」を超えた「熱さ」や、「温かさ」の隣にあるヒリヒリ感に
触ってしまうからだと思いました。

70年代のある時期まで日本人は「幸せ」であることを振り回さなかった。
中にはそういう人もいただろうけど、
ほとんど人にとって幸せの実感は胸の奥に留めておくものだった。

当時のプロが作り出す唄の言葉の凄みは、
市井に生きるなんでも無い人たちの心に寄り添い、
その1人ひとりの心の中に「自己発電装置」を造ったとだと思います。

自分の幸せなんておおっぴらに語れない。
しかし、自分の幸せを良く出来た歌に紛れ込ませ、
明日を生きる熱に変えてゆけた。

80’sの曲がピックアップできなかったのは、
日本人は誰もが幸せでなければならないという考えに追われた時代に、
幸せは程よい温かさの中で育てられるものではなく、
手っ取り早く金を使ってコンプリートするものになってしまっていて、
唄はそんな考えに確信を持たせる道具、
もしくはアンチテーゼを唱えるものという二極化が進み、
一見温かさを表現したような唄であっても、
必ず棘や毒が仕込まれている感じがしたからです。

90’sの渋谷系あたりまでがピックアップ出来なかったのは、
アンチテーゼも突きぬけて、ともかく『世界で一番クールなボクら自慢』な感じ、
もしくは『ダサい日本人以外の何者かに対する憧れ』から紡ぎ出されるものが、
かなり冷ややかなものだと感じたからだと思います。

で、ボクのごく私的な唄世界の紀元前最後の年である1998年に
SMAPと名乗る若者が歌う「夜空ノムコウ」は、
「あれから僕たちは、なにかを信じてこれたかな?」と語り、
「握り返したその手が、ボクの心の柔らかい場所を今でも締め付けている」ことに気づき、
1999年の宇多田ヒカルの「First Love」の誕生を待つことになったなあと。

宇多田ヒカルは「ひとり」を歌う。

それから8年たって安室奈美恵は大きな責任を背負い、
女の子たちの背中を押す唄「baby don’t cry」を発表。

紀元後の草食の時代、
温かさの発生装置を持つ男子はとうの昔に失われ、
そもそもそんなものに期待をもたぬ女子たちは、
その心の柔らかい場所の外側同士を擦り合わせた摩擦熱でもって、
今日を生きているように思うのだ、な〜。

11月22日水曜日のトークセッション

2017 年 11 月 18 日 土曜日


11月22日(水) 19:30~ 荻窪の六次元でのトークセッションにご参加ください。

『あなたの水曜日のストーリーを綴った手紙を”水曜日郵便局”宛に送ると、
だれかの水曜日が綴られた手紙が帰ってくる』というメランコリックなアートプロジェクト。

今年の春、熊本の赤崎で惜しまれつつ(ほんと、惜しまれつつ)閉局した水曜日郵便局が、
12月に宮城県の”鮫ヶ浦”という場所で再開します。
https://samegaura-wed-post.jp

今回はその経費を(ほとんど返信用の切手代)クラウドファンディングで募っています。

このアクションへのご理解ご協力を得る現場として、トークセッションを何度も重ねて来た中、
今回はボクに声がかかりました。

鮫ヶ浦は東北の太平洋沿岸部に位置することから、
ボクが描いてきた東北沿岸部の絵を六次元に展示し、
その絵の成り立ちや、地域の方とのコミュニケーションのあり方などお話で出来たら良いのだと思っています。

震災以降巡った土地で得たことは「ひとりのストーリー」の大切さ。

その土地に暮らす「ひとり」を想定し風景に出会い絵にしてきた先で、
「赤崎水曜日郵便局」が書籍化される際、表紙の絵の依頼が届いたこと。
そこに確かな必然を感じ、ボクのイラストレーションの仕事としても、
ひとつ自信の持てる絵を描くことが出来ました。

そんな出会いはさらに、今年のつなぎ美術館での展覧会や、
先日の奥会津での子どもたちとのセッションにも繋がっています。

今回の鮫ヶ浦でのアクションが、今度はボクをどこに導いてゆくのか?
そんな想像もみなさんと共に出来たら楽しいなと思っています。

1000円の参加料のご負担をお願いしちゃいますが、
カッコつけず思いっきり楽しい話をするつもりですので、
晩秋の水曜日のストーリー、みなさんと共有できたら幸いであります。

++++

鮫ヶ浦水曜日郵便局の開局準備イベント第五弾。
書籍『赤崎水曜日郵便局』カバーイラストを手がけ、鮫ヶ浦水曜日郵便局のイメージイラストを担当している、イラストレーターの小池アミイゴさんと、局長の遠山昇司のトークセッションを実施します。
同時に、アミイゴさん作品の一夜限りの展示を行います。トークにご参加の方は、東北の各地、そして鮫ヶ浦水曜日郵便局の舞台である宮城県を描いた絵をご覧いただけます。
アミイゴさんの作品は、旅の中での風景との出会い、そして人との出会いが背景にあります。そういった、作品が生み出される際のストーリーについても、当日語ってくださいます。

日 時:2017年11月22日(水)19:30〜21:00
会 場:6次元(東京都杉並区上荻1-10-3 2F) http://www.6jigen.com/
参加費:1000円
定 員:30名(要申込)
申込み:goo.gl/uihWjg
※facebookの参加するボタンでは、お申し込みが完了いたしませんので、ご注意ください。
話し手:小池アミイゴ(イラストレーター)
遠山昇司 (鮫ヶ浦水曜日郵便局局長/ディレクター)
主 催:水曜日観測所

*クラウドファンディングのページ
https://motion-gallery.net/projects/wed-post

新宿 ONE ASIA 文化祭2017

2017 年 9 月 28 日 木曜日


10/14「新宿ONE ASIA 文化祭」新宿中央公園 入場無料!
アジア中の音楽と食とアートの文化祭!

アジアの演奏家が一堂に会するフリーライブを中心としたフェス、
“新宿 ONE ASIA 文化祭2017″のために元気な絵を描きました。

ポストカードからB1のポスターまで、イベント当日まで都内各所で活躍します。

オフィシャルウェブサイト
http://www.oneasia-jc.net/jp/

facebook

instagram

今年はアジアにアクセスするような仕事に関わることが多く、
まさに「今」なテーマの仕事にめぐり合った今回、

ともかく元気な絵にしたいなと、A1の板にフリーハンドで、
自分でもなにが生まれるのかわからぬドキドキ感をもって描きあげました。

デザインは沖縄在住の平井晋くんを指名。
ボクの絵に新宿とアジアをリンクさせる力を与えてくれました。

当日はボクもワークショップを開催。

“小池アミイゴのだれでも絵が描けるワークショップ”
アジアンお面作りからのお神輿ねり歩き、
そしてプチプロジェクションマッピング的な。

・10:30~12:00
・13:00~14:00
・14:00~ ライブに合わせお面神輿ねり歩き
・15:00~1600

・参加費500円
オフィシャルHPでは「事前予約」とありますが、
随時参加でも楽しめるよう準備してみます。

画材等はこちらで用意しますので、
汚れて良いオシャレでご参加ください。

イラストレーター小池アミイゴが描く1人ひとりの似顔から、
ワイルドなアジアンお面を作るワークショップ。

出来たお面で飾ったお神輿担いでONE ASIAの会場を練り歩き。

そんなこんなを撮影し、
夕方のライブに合わせてプチプロジェクションマッピング!

ワークショップの合間にはファンキー紙芝居も上演予定っす。

みなさんぜひ秋の土曜日の新宿中央公園へ!

Eri Liao Trio「紅い木のうた」

2017 年 8 月 12 日 土曜日


5月20日23時56分に見知らぬ名前のメールがとどきました。

はじめまして。
シンガーの Eri Liao と申します。
私のバンド Eri Liao Trio(Eri Liao – vo/ ファルコン – guitar/小牧良平 – bass, guitar) で
8月に自主制作で1stアルバムを出すことになり、
CDジャケットの絵を小池さんにお願いできないかと思い、連絡してみました。
=中略=
アルバムタイトルは『紅い木のうた』、
私の出身の台湾原住民族の曲や、オリジナル曲、ロック、ジャズ、
日本歌謡、テレサテン、ジョビン、カーペンターズなど、
いろいろごちゃまぜな感じを3人でやっています。

もしお願いできたらとても嬉しいです。
ご連絡お待ちしております。よろしくお願いいたします。

Eri Liao
https://eriliao.jimdo.com

Eri Liao Trio
https://eriliao.jimdo.com/profile-1/eri-liao-trio/

エリ・リャオさん、
台湾の山岳民族であるタイアル族の血を引く台北出身で、
小学校の時に日本にやってきて、東大を出て、NYのコロンビア大学に編入し、
しかし中退し、JAZZシンガーの道を歩む、、

ムムム、、


添付されたリンクに並んだ13曲のうち3曲を聞いたところですぐに返信。

「ボクに描かせてください」
「そのためにも、まずは会いましょう」

数日後に彼女と会い、その人となりの惹かれ、
しかし、ライブで見て見ないと描けないなと、

ライブスケジュールを俯瞰したら、行ける日が無い。

ならば自分で作ってしまおうと、
締め切り直前だけど6月30日に代々木上原のhako ギャラリーで Eri Liao Trio ライブ開催。

レコーディングされた音だけでは見えない、
Trioでの演奏ならではの緊張感と親密感に感動。

この日、ほとんどの人が初めて彼らの演奏と唄に出会ったのだけど、
その反響は今も続いているという、
ボクの創ってきた音楽の現場の中でも特別な「なにか」が生まれた夜になりました。

さて、まったく無名だけど、今サイコーの感動を与えてくれる彼らの表現に対して、
どんな絵を添えたら良いのか?

アルバムタイトルは「紅い木のうた」

これがとても難しい。

そして
台北から東京、ニューヨークなどなどの音楽を一晩で浴びるような表現の幅の広さ。

さらに、
台湾語、いくつもある原住民後、北京語、日本語、英語などなどの
多言語による表現のラディカリズム。

屈託無く笑うEriさん、その唄に通底するブルース。
それと拮抗したり包み込んだりのジャンルレスのサウンド。

うーーん、なにを描けば良いのか??

ボクの中で浮上したアイデアすべてを見てもらえたら、
それはひとつ「ひとりの男の人生」くらいの
めくるめく面白さがあったのではないかと。

それくらい、
きっと今まで描いてきたCDジャケットの中で一番頭を働かせたはずです。

いやいや、
ボクはアイデアを整理するのにジョギングすることが多いのですが、
このアルバムのために3~40kmくらいは走ったはずで、
頭も身体もフルに使って向かう方向を定めました。

その間、Eriさんとのコミュニケーションが面白くて。

それは「笑える」という面白さではなく、
とても知的な会話の交換という面白いさ。

加えて、
630上原LIVEに足を運んでくれたみなさんが残してくださった言葉に、
直接だったりsns等で触れたことで、なんとか大きな構図と色彩を得て、

結果、
アルバムの冒頭の曲で「ジャラーン」と鳴らされる広がりある音、
そのコード感だけ表現出来たら、
あとは自信を持って『このアルバムに向き合う人を信じた』「もの」を作ろうと、
Eriさんと確認するに至りました。

あとは人生のご褒美のような制作の時。

デザイナーに沖縄在住の平井晋くんを躊躇なく指名。
なによりもPUNKであること、
その上で品のある「もの」を目指しました。

仕上がり、とても気に入っています。

そして、こういう「もの」は作りっぱなしでなく、
これから未来に向けて育ててゆくものだと思い、
まずはここまでの経緯を備忘録として言葉としておこうと思いました。

Eri Liao という魅力的な表現と、
2人の音楽家のリスペクトが編み合わされたまさに「アルバム」です。

CDが売れない時代になぜ彼らはカタチある「もの」を作るのか?

ボクはその部分を一番に考えたかもしれません。

たとえば、
都会でひとり人暮らししている女性がいるとして、
同世代のEriさんの唄に出会い、その人ならではの善き心の動きの先、
「紅い木のうた」と名付けられたアルバムのジャケットを手にしたまま
ウトウト寝てしまっていた。

そんな簡単に消費されない「もの」としてのCDジャケットであることを願っています。

アルバムの正式な発売は9月半ば。
現在は先行でEri Liao Trio のライブで先行発売されています。
*ライブスケジュール
https://eriliao.jimdo.com/schedule/

初回盤はポスター付き。
メンバーが語る演奏曲への思いが綴られています。

唄が好きなら、音楽が好きなら、表現というものが好きなら、
ともかく出会ってもらいたいEri Liaoさんの唄。
自分の音楽人生を紐解いてゆくと
宇多田ヒカル以来のなにかを感じていたりします。