‘カフェばか紀行’ カテゴリーのアーカイブ

青山-神宮前あたりのギャラリーについて。

2019 年 1 月 6 日 日曜日

来週10日から青山のspace yui でボクの展覧会が始まります。

ギャラリーへは「道の一部」くらいの気持ちで、気軽に足を運ばれてください。
ギャラリーは無料で入場でき、時間内であれば自由に過ごすことが出来ます。
絵を見るのに芸術や美術に詳しくある必要は無く、街で自分に似合う服を見つけるような気持ちで、軽やかに楽しんでいただけたらいいなと思っています。

東京の青山や神宮前には、イラストレーションに特化したギャラリーがいくつも点在しています。
どのギャラリーも長年の経験を生かした確かな目利きの元、巨匠と言われる作家から若手の作家まで、今が旬の作品を取り上げ、街に向けて紹介し続けています。
絵を描き始めた頃のボクは、時間が許す限りこうしたギャラリーを巡り、美しいものに出会い、美意識を高め、自分の制作に反映させていました。
それは街のギャラリーが最高の学びの場であり、志を共にする人と出会える現場であったということです。

これは他の土地では出会えない事であり、
東京ならではの誇るべき文化だと思っています。

渋谷のスクランブル交差点に代表される東京の風景。
そこからわずか数ブロックのエリアに、日本の今を感じるイラストレーションに静かに向き合えるギャラリーがいくつも点在しています。

もし半日ほどの余裕があったら、それらのギャラリーを巡ってみてください。

そうしたら東京をさらに深く好きになってもらえるはずです。

わからないことはギャラリーのスタッフに尋ねたらいいです。
みなさん丁寧に答えてくれる人ばかりです。

○ボクの展覧会

小池アミイゴ個展「東日本」そして「旅する日本語」原画展
2019年1月10日(木)-19日(土) ・日曜日休廊
11:00~19:00・最終日~17:00マデ

SPACE YUI
〒107-0062 東京都港区南青山3-4-11
早川ビル1F
TEL.03-3479-5889
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=13905

○青山-神宮前エリアでボクがお世話になったギャラリー

http://spaceyui.com
https://www.instagram.com/spaceyui_aoyama/
#spaceyui

https://www.gallery-h-maya.com
https://www.instagram.com/galleryhousemaya/
#galleryhousemaya

http://tambourin-gallery.com
https://www.instagram.com/tambourin.gallery/
#tambouringallery

http://www.hbgallery.com
https://www.instagram.com/hbgallery1985/
#hbgallery

https://www.galerielemonde.com
https://www.instagram.com/galerie_lemonde/
#galerie_lemonde

http://www.opagallery.sakura.ne.jp/
https://www.instagram.com/explore/locations/146175……a-gallery/
#opagallery

http://www.pinpointgallery.com
https://www.instagram.com/explore/locations/370355……t-gallery/
#pinpointgallery

http://gallery-dazzle.com
https://www.instagram.com/explore/locations/382422……ry-dazzle/
#gallerydazzle

http://www.paters.co.jp
https://www.instagram.com/explore/locations/285379……d-gallery/
#patersgallery

http://www.rocket-jp.com
https://www.instagram.com/rocket___/
#omotesandorocket

○歩き疲れたら友人がやっている珈琲屋がありますよ〜
https://www.instagram.com/shozocoffee_tokyo/
#shozocoffeestore

https://www.instagram.com/haden_books_eiji/
#hadenbooks


以下Googleの中国語繁体への翻訳、台湾の人に伝わるといいのだが、、

展覽將於下週10日在青山的太空展開始。

請隨時訪問畫廊,感受“部分路線”。
您可以免費進入畫廊,您可以自由地消磨時間。
我不需要熟悉藝術和藝術才能看到一張照片,我認為你可以輕鬆地享受在城裡找到適合你的衣服的感覺。

在東京的Aoyama和Jingumamae有許多專門從事插圖的畫廊。
如何畫廊也肯定是一個鑑賞家通過利用多年在原有經驗的優勢,從作家,據說是主人的青年作家,現在拿起工作的季節,它會繼續向城介紹。
當我開始畫畫時,我在時間允許的情況下繞過這些畫廊,遇到了美麗的東西,提升了審美感,反映在我的創作中。
那就是這座城市的畫廊是最好的學習場所,也是一個可以與那些有共同意志的人見面的地方。

這是我們在其他國家無法滿足的事情,
我認為這是東京特有的獨特文化。

東京的景觀由澀谷的一個雜亂的十字路口代表。
有幾家畫廊可以安靜地面對現在感覺日本人的日本插畫,距離那裡只有幾個街區。

如果您能負擔半天,請訪問這些畫廊。

那麼你應該能夠更深入地了解東京。

如果您不知道該問什麼,請詢問畫廊的工作人員。
每個人都只仔細回答那些回答的人。

○我的展覽

小池Amigo個展“東日本”和“旅行日本”原畫展
2019年1月10日(星期四) – 星期六19日(星期六·星期日休息)
11:00~19:00·最後一天~17:00製作

SPACE YUI
3-4-11 Minami Aoyama Minato-ku,Tokyo 107-0062
早川大廈1樓
TEL.03-3479-5889
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=13905

○青山 神宮前 我在區感受的畫廊

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https://www.instagram.com/spaceyui_aoyama/
#spaceyui

https://www.gallery-h-maya.com
https://www.instagram.com/galleryhousemaya/
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http://tambourin-gallery.com
https://www.instagram.com/tambourin.gallery/
#tambouringallery

http://www.hbgallery.com
https://www.instagram.com/hbgallery1985/
#hbgallery

https://www.galerielemonde.com
https://www.instagram.com/galerie_lemonde/
#galerie_lemonde

http://www.opagallery.sakura.ne.jp/
https://www.instagram.com/explore/locations/146175……a-gallery/
#opagallery

http://www.pinpointgallery.com
https://www.instagram.com/explore/locations/370355……t-gallery/
#pinpoint gallery

http://gallery-dazzle.com
https://www.instagram.com/explore/locations/382422……ry-dazzle/
#calleryda

http://www.paters.co.jp
https://www.instagram.com/explore/locations/285379……d-gallery/
#patersgallery

http://www.rocket-jp.com
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#omotesandorocket

有個咖啡店的朋友在走路的時候很累〜
https://www.instagram.com/shozocoffee_tokyo/
#shozocoffeestore

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雨ニモマケズ、動物園に行ってきました。

2018 年 10 月 13 日 土曜日


9月のある日、猛暑を心配し、台風の進路にも気を配りながらも、
街のみんな40名くらい、たまにパラっと降る雨を友達にし、
福岡の薬院のカフェsonesから福岡市動物園まで歩いていって、
みんなで絵を描いて帰ってきました。

これで5回目の開催となる福岡市動物園まで歩いていって絵を描くピクニック

福岡のアーティスト集団”アトリエブラヴォ
正式名称で語ると、
社会福祉法人 JOY明日への息吹障害福祉サービス事業所JOY倶楽部のアート部門”アトリエブラヴォ”

ボクとそのメンバーとそのファンと、
9月30日で開店20周年を迎えた福岡市薬院の老舗カフェsonesの店主やスタッフ常連さんと、
ともかくブラリ歩いて動物園まで行って、その時の一番楽しい方法で絵を描いて帰ってくる。

それだけのこと。

何度か続けているうちに、
アミイゴのA、アトリエブラヴォのA、ソネスのSで「AAS」と呼ぶようになった企画です。

今回2018年9月のこのタイミングで開催をお願いしたのは、

・ボクが九州に行く予定があった

・松田くんという今までに無い福祉のあり方を考えている27歳に出会い、
 ならばボクが福岡でやってきたことを見てもらおうと思った。
 *MUKU http://muku-official.com
 *株式会社ヘラルボニー https://www.facebook.com/heralbony/

・アトリエブラヴォの正体だった原田くんが退所して、佐賀に別の施設を作ったので、
 PICFA https://www.facebook.com/picfa.kagehospital/
松田くんと原田くんを合わせてみたくなった。
(このことは別に機会に紹介します)

・原田くんなき後の、またメンバーやスタッフが数名入れ替わった後のアトブラと遊んでみたかった。
 で、もちろん松田くんを放り込んでみたかった。

・SONESもまたスタッフの入れ替わりの時期で、
 20周年のお祝いに、若いスタッフさんの経験値を上げるお手伝い出来たらと思った。

福祉の言語と、絵描きの言語と、カフェの言語、
異なる言語に生合成を与える力を持っていた原田くんが抜けた今回、

これまではただただ破壊者であればよかったボクが、
その役割も担わねばならない雰囲気だったのだけど、
結局、ボクの良い部分がマスキングされるくらいならぶっ壊してしまえと、
小雨降る福岡の街に広大な灰色のコミュニケーションの原野を広げて見せたら、
心配はまったく稀有に、みんな自然とコミュニケートを深めてくれました。

sonesが用意してくれた弁当は相変わらず滋味深く美味しくて、
ただ、それをみんなと食べるスペースが、いつもよりスクエアな空間だったので、
1人ひとりが瞬間瞬間でどんなマインドであるか探り、
よりオープンな会話が生まれるような空気作りは頑張ったけどね、、

てを使って絵を描き始めたら、
障害とか健常とか年齢とか関係なく、
「ぎゃー」とか「わー」とか渾々と会話が湧いて出ました。

そんなわけで、理屈をこねるよりみんなの絵を。


たとえば、ボクがスケッチしたキリンにアトブラの川上さん着彩とか。


松田くんの描いた鹿に、アトブラの〜、、誰だ?着彩したのは。。


逆に、アトブラの、あれ?誰だっけかなのスケッチに、あれあれ??参加者の誰かが着彩したキリン?
これ白黒だけの時も、北欧のデザインみたいでとてもオシャレだった。


これはやはりアトブラの誰かのスケッチに、ちっちゃい子どもが色を着けた「たまんねー」一枚。


これ、ボクがFBで紹介した何枚かの絵の中で、なぜか一番「いいね!」をもらったやつで、
参加者の誰かが描いたスケッチに、アトブラのスタッフなりたてのヤングな女の子が着彩したもの。
かなわんね〜〜、、


で、これはアトブラのメンバー同士のコラボかな??

いや、いつもアトブラのアトリエで生まれる絵は素晴らしいのだけど、
動物園でのコミュニティーの中で生まれた絵は、
より微笑ましく世界と語っているようなものが多くて、
ボクはこうしたコミュニティーの中から生まれるものに、
非常に可能性を感じているんだよ。。


たとえば、
ボクが描いた線画をアトブラのみんなが着彩することで生まれるイラストレーション

社会の壁を突き破るしなやかな鉾になると思うんだけどなあ〜

まあ、なかなか理解されない発想だと思うし、
思っているだけじゃしょうがないので、今まで通り個人的にやってくんだけどね。

で、
そんなコミュニティの中で、
気がつけば自分もかなり抜けのあるものを描けてたりする。

アミイゴスケッチ&着彩の鹿ちゃん。
ちょっとお気に入りです。

以下ズラッと。


この像とか、圧倒的じゃん!


たまらん!ガオーー

などとハシャイでいるばかりにはいかず、
やはり体力的にキツイって人も中にはいるのだけど、
その辺の福祉的なケアをしてもらえたら、

帰り道、
気がつけばそこに”福祉の介助”をする人が1人のいない状況で、
ボクたちはちんたらカフェsonesを目指して歩いていて、
(これって福祉の現場ではかなりレアなことらしいです)

中には気持ちが一気にナーバスに振れちゃう人もいるんだけどね、
「うん、俺もそうだよ、」「その感じわかる〜、」「生きるってツライね〜、」なんて話していたら、
なんかお互い笑い出しちゃったりで、
もちろん雨なんかとっくの昔に上がっていたしね。

でなにより、
ボクは絵を介する限り、ほんとみんなと豊かな会話が出来るなあ〜と。

何度もこんなことやってきて、
その部分に関しては、ボクは持ってるんだと思えた今回。

ではこれが東京で出来るかって言ったら、
東京にはsonesが無い。

そこなんだよな。。

似たことは出来るかもしれないけれど、
最後の部分、
なんだろな、、

なんとなく、ボクのような者を馬鹿正直に信頼してくれるってこと?

sonesもアトブラも関わる人が変わり、
組織としての見た目なんてのも変化あるように感じるのだけど、
いやいや、アトブラ の1人ひとりとは、
今まで通りコミュニケートする限りまったく変わらぬ、
というか、お互いの成長を感じるものを作れた今回。

やっぱ人

人なんだよね〜

東京!渋谷!!よよぎー!!!
「ダイバー」とかの理屈以前で、
こういうの創れたら、楽しいぞ〜〜!!

福岡の薬院のsonesに着いたら、
さっそく今日生まれた絵を展示。

sones、20周年おめでとう!
という気持ちと、
これからもお互い頑張ろう!
という気持ちで、
アミイゴ鬼のレイアウト施しておきました。

こうして書いてる時点で展示は終わっちゃってるけどね、、

そんなわけで、
sonesのみなさん、アトリエブラヴォのみなさん、福岡の街のみなさん(一部遠方よりお越しの方も)
良い時間をありがとう
これからも末長くよろしくです〜!

2018
0909
アミイゴ
PEACE!!

Deep Fall_知床2017晩秋

2018 年 9 月 18 日 火曜日


6分間の知床LOVEな映像を作りました。

昨年の10月、台風とともに初めて足を運んだ知床。
夜が明けると台風一過の光が眩しくて、美しくて。

そんな旅を通して心の中でループしていたのが、
Eri Liaoさんの歌うDeep Fall という美しい曲。

心の中にそんなものを放り込んでおけたおかげで、
ボクの視線はいつも以上に静かだったはずです。

あれから11ヶ月後の今、鉛筆を握ってみたら、
やはりこの曲に導かれ、新たな旅に出たような。

当初50枚くらい描くのだろうと考えていたところ、
出会うすべてが美しくて、作画は100枚に至りました。

あらためて、
美しいなあ〜、知床。

そして、北海道。

みなさん、おやすみになる前の6分ほど、
深い秋の旅を共にしてくれたら幸いです。

9/9 福岡スケッチピクニックワークショップ

2018 年 8 月 25 日 土曜日


ボクの暮らす東京の渋谷区が全国に先駆け表明するダイバーシティー。
が、それより10年以上前に福岡で生まれた画期的なイベント、4度目の開催です。

アトリエブラヴォ・アミイゴ・ソネス
9月9日 スケッチピクニックワークショップ
AASツアーズ0泊半日福岡市動植物園への旅

9月9日(日)
受付:9:30~
出発:10:00
解散:16:00(予定)

集合場所:cafe sones
福岡市中央区薬院1丁目16−18−102
TEL:092-741-8287

参加費(sones弁当&缶バッチ付)
・大人2,500円
・小学生以下1000円
・未就学児無料(弁当ご希望の場合500円)

別途動物園入場料
・大人600円
・高校生300円
・中学生以下無料

主催:cafe sones
旅のお供:アトリエブラヴォ
絵のアテンダンド:小池アミイゴ

薬院のカフェソネスから動物園までみんなで歩いていって絵を描く、
アトブラのメンバーとの会話も楽し、のんびり半日ワークショップです。

「絵が描けない」という人こそウエルカム!
イラストレーターの小池アミイゴさんが絵が描ける魔法をかけますよ!

予約:cafe sones
TEL:092-741-8287
もしくは予約フォーム http://sones.cc/sones/form/
「9月9日予約」を明記の上、参加人数等お伝えください。

*画材等こちらで準備します。
*汚れてもよい歩きやすいオシャレでご参加ください。
*水分補給等暑さ対策をお忘れなく。
*アレルギーのご心配ある方はご相談ください。

当日「暑すぎる!」「雨だ〜、、」などなどの場合は、
わざわざ動物園にゆくことはせず、
しかしみんなで楽しく絵を描くことはやりますね〜

そんなこんな、現場のみんなとのコミュニケーションでしなやかに判断。
これぞ福岡!って人と人との関係性が生きるイベントでありたいです。

前回開催、2015年5月の様子
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=11282

はるのあまくさ

2018 年 5 月 28 日 月曜日


4月19日から23日までの5日間、天草に行ってきました。

昨年8月に、やはり5日間滞在した天草。
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=13236

夏の天草の魅力に触れ、ならば春の天草も知りたいと願い、
前回お世話になった天草市役所若手職員とのコミュニケーションも密に、
ボクがイラストレーションを提供した天草市役所職員の名刺で発生したギャランティの一部を還元するイメージで、
今回の天草行きを実現させました。

ボクの目的は、
・春の天草を感じること。
・市役所若手職員とのワークショップ
・天草の子どもたちとのワークショップ
・牛深のハイヤ祭り

加えて、天草市職員が用意してくれたのは、

・イルカウォッチング
・かかし祭り視察
・天草キリシタン館でキリシタンの歴史学習
・ハイヤ祭り前夜祭観覧
・ハイヤ踊り参加
・牛深での熊本県高森町との交流会参加
・市長さんへご挨拶
・副市長さんへご挨拶
その他などなど5日間シームレスなスケジュール。。
ハタチから30代前半の若手職員、
なかなかのハードワークを課してきますね〜!
イエイ。

去年は台風の影響で利用できなかった天草エアを利用し、
福岡空港から30分ほどのフライトで天草へ。

有明海、諫早の干拓地、島原雲仙、そして天草。

熊本県天草地方だけど、東シナ海と不知火の海に挟まれた天草は、
沖縄から奄美、鹿児島、長崎と連なる海の交易路の拠点というイメージ。

面白いな、天草。

天草空港に降り立つと、なにやらいい匂いがします、春の天草。

『採りたてのタケノコの皮を剥いだ時に香る瑞々しくも甘い匂い』ってイメージ。

海の近くにまで迫る山を見上げれば、
他の土地ではあまり目にしたことのない柔らかな緑。
黄色っぽく見えるところは、マテバシイなどの開花時期ってことなのか?

ともかく『緑の甘い香り』というものを初めて味わったボクです。

この香りに出会い、
春の天草を知ってみたいと思った直感は間違いじゃ無かったと確信。

「天草」の名前の由来を調べてみると、
・古事記に出てくる「天両屋(アマノフタヤ)」という島が天草のとことで、そこから転化した。
・天は海士(あま)の意で草は民草という意味。
・九州を中心として海浜に居住し、漁を生業として居た民族の島だったことからついた名ではないか。
・島に牧馬が多くいたため「うまくさ」→「あまくさ」に変化していった
・天草郡教良木に甘草が多かったため

などとあったけど、

たとえば、
その昔に船乗りが海の長旅の果てに春の天草に着いて、
この緑の甘い香りを嗅いだとしたら何を思っただろうか?

想像は尽きないなあ〜、天草。

そしてこの香り、天草滞在の5日間を通し、
山間の土地ではもちろん、街中でも海沿いでも感じ続けたのでした。

で、天草に着いた直後で天草市役所若手職員とのワークショップセッション。

去年の夏の天草アテンドは、
この小山薫堂さんのゼミ”N32″のメンバーによるものでしたが、
特に若い人たちは思いっきりカッチリとアテンドしてくれて、
それはそれで有り難かったのだけど、

大切なのは、これから天草の未来を創造してゆく彼らの、
職業を超えたところで感じる人となりってものが魅せてくれる天草だなと。

そんな「人に魅せる」ためのコミュニケーションの突破口として、
今回一緒に絵を描こうと提案しました。

結果、

ごくシンンプルな表現で描かれた「天草の甘い思い出」の絵、
その一枚一枚から、彼らに染み付いた天草の魅力をたっぷり感じることができました!

詳しいことは割愛させてもらいますが、
彼らの意識に通底する天草の海の色の美しさに出会い、
これはなにか素晴らしいものが作れるんじゃないかって確信を得ました。

で、なんつったって、ワークショップセッション終了後のみんなの湯上りのようは表情。
ボクの本当の天草は、彼らの笑顔からスタートするんだと思いました。

打ち上げ、呑んだな〜〜。。

2日目はイルカウォッチングなどなどから始まり。
もちろん、イルカとの出会いはたまらなくキュートなことなんだけど、
実は、イルカウォッチングに関わる人たちがそれ以上にキュートで、
そのユルさや大らかさが、やはり天草ならではと思えたり、
中国からの観光客がドバドバ参加した際の売り上げはどれくらい?
なんていう計算にクラクラしてみたり。

イルカちゃんたちも、この天草の人たがあってこと、
ハッピーにウォッチングされているんだろうね!

で、夜は天草の南端”牛深”のホールで、
牛深ハイヤ祭りの前夜祭「輝けハイヤの競演」観覧。

*牛深ハイヤ祭り
http://ushibuka-haiya.com

かなり疲れて眠かったのだけど、
いや、おもしろかったなあ〜〜!!

正調の本ハイヤ節だけじゃなくて、
ロックアレンジや和太鼓を入れたもの、
で、なんつっても古の宴会芸としてのハイヤを再現したもの。

すべてに通して言えるのは、
演ずるみなさん笑顔であること。

ハイヤ節とは、牛深に寄港した船乗りたちをもてなすために牛深の女性たちが歌い始めた唄です。古くから天然の良港であり豊かな海産物の産地でもあった牛深港は、日本各地に寄港する北前船などのシケ待ちの港としても賑わっていました。その酒宴の席で歌われ、江戸時代に全国へと広がったハイヤ節は、全国のおけさや甚句などのハイヤ節系統民謡のルーツとされています。

「祭り」というと「神様」と紐付けして、
ある意味地域をまとめ上げる機能のものって考えでいたけど、

牛深のハイヤは神様不在の「笑顔のおもてなし芸」だってことの面白さ!

面白いから日本全国に広がっていって、
場所によっては土地の神様が紐付けされて権威を纏うこともあっただろうけど、
牛深のハイヤはあくまでも大らかに、はじめましてのボクでも楽しませてくれちゃう。

ある市の職員さんとお話しさせてもらった際、
「ハイヤ踊りのYOSAKOIソーラン化を考えている」とうかがい、
「それはやめてください〜〜」と嘆願。

笑顔のおもてなしダンスであるハイヤ踊りは、
威圧的自己陶酔ダンスなイメージなYOSAKOIソーランでは無く、
これからも朗らかに大らかに続いていってもらいたいなあ〜

このマインド、今の日本が本当に必要としているものだと思うし、
そもそも、ソーラン節もルーツを辿ればハイヤ節なんだよね〜

牛深の方々〜、
ハイヤはハイヤとして今こそ日本列島を練り歩いちゃってくださいよー!


春の天草3日目は、牛深の公民館で子どもワークショップ。

牛深ハイヤ祭り当日ということで、参加者あるのか心配したけど、
来ましたね〜!天草ディープな牛深っ子。

古い公民館という素晴らしいシチュエーションに、
仕切りは市役所ヤングチームでも最ヤングな女子2人。

元気はつらつ過ぎな子どもたちに、
ソフトにフレッシュに対応してくれ、
結果、想像をはるかに超えた伸び伸びとした線と色彩が広がりました。

ネットを触れば日本中、てか世界中でほぼ均一な情報に触れられる時代にあって、
牛深の子どもたちは(崎津から参加の子どももいた)、独特の感性を持っているイメージ。

ボクがなにか与えるなんて以前で、世界の中でも稀有な感性を持っていて、
それをオトナが気づき、大切にしていってもらえたら、
20年後には『世界に誇れるささやかな文化』なんてものが醸造されてはいないだろうか。

そんな期待をしてしまえた子どもたちのエネルギーに出会えた現場でした。

この日牛深に来る前に、天草の大きなショッピングセンターに寄ってもらいました。

その利便性と共に、
土地の独自な文化を均一化させてしまうイメージもある巨大なショッピングセンターですが、

ハイヤ踊りや子どもたちとのワークショップを経験して、
天草はショッピングセンターの利便性と独自の文化を
社会の中で共存させゆける底力があるように思いました。

いや、ぜひそうしていってもらいたいな〜、天草。

この日も、観光ガイドに載っていない、なんでもない風景にグッときっぱなしのボクです。

このなんでもなさをキープすることは、大変なことなんだと、
自分の生まれ育った土地を思い、実感しています。

しかし、失われたものを取り返すことはさらに大変。

いや、どうしたってささやかでなんでもない風景なんてものは、
失われてゆくのでしょう。

ただ、それを愛した心持ちを失わないでいることで、
生かしてゆけるものはあります。

なんてことを、春の天草はボクに一生懸命語らせようとします。

そんな思いを抱いたまま、
夜は牛深のハイヤ祭り取材。

のつもりが、
市の職員さんに呑まされ「踊りますよね!」「ね!」と押し切られ、
踊りましたよ、ハイヤ踊り。

ハイヤの絵を描きたくてきたんだが、
踊ってしまいましたよ。。

でも、踊ってよかった!
1時間半の町内踊り歩きで足腰筋肉痛だが、
なるほどこれが牛深のハイヤ!

誰でもウエルカムで踊らなソンソン、
ヨイサー、ヨイサー

う〜〜〜ん!庶民から生まれた
『生きてる限りなんもかもあるさ、だからクヨクヨする前に踊っちまいましょー!』という哲学。
素晴らしいなあ〜〜。

牛深、アイルランドにもニューオリンズにもリオにも直結してるなあ〜。

あ、踊っていたので写真ありません。。

絵を描くためには、また行かねばだ、牛深。

で、そのまま牛深と熊本県高森町との交流会参加、深夜まで。
またまた呑んだなあ〜〜〜。。。


で、春の天草4日目。

昨晩の酒が、、と心配しながらも、
ハイヤ祭りの1つのクライマックス、
漁船のパレードに参加させてもらいました。

海の無い群馬と海のある千葉の暴走族の違いが、よーく分かった。
いや、海に生きる人々の誇り、素晴らしい!

春の天草の海の風、気持ちよか!!

こんな経験をさせてもらって初めて
天草の人たちが語る「天草のここを見て!」を実感として掴むことが出来ました。

と同時に、
生活の中になんでもなく存在する人の作る小さな風景ってものに、
さらにグッときてしまったです。

うん、どっちも天草。
素晴らしい!

そして牛深から本渡に移動。

ここが本来一番の目的、本渡の子どもたちとのワークショップ。
天草一番の繁華街であったアーケード街”銀天街”で
空き店舗になっている元化粧品屋さんが現場です。

当初「定員20名」で、
ちょっとくらい増えても大丈夫なんて話をしていたけど、

天草に着いてから予約がどんどん増えている連絡が入り、
その度に画材の買い出しとかに奔走、、
結果、予定の倍以上の子どもたちが集まりました。

天草の子どもたち、放っておいても力を出せる子たちです。

この辺、ここ1年で向き合ってきた都会の子どもたちとちょっと資質が違う。

で、もちろんこれだけ人数いたら、めちゃくちゃふざける子も、
アプローチがなかなか出来ない子もいるんだけど、
その個性が明快に見えるということでも、天草素晴らしいなと。

ボクのやってることは教育じゃ無いので、
絵が描けない子は無理して描くことはなく、
この状況で自分の居場所を見つけてくれたらまずはOK。

そうできるためには、
ボクだけでなく、見守っている親御さんがどう子どもたちに接するかが大切で、

これは福島の柳津でワークショップでも語ったことだけど、
オトナは子どもたちに自由を与えるんじゃなくて、
子どもたちが自由になれる現場を造ることが大切なんだなと。

子どもたちがダンゴムシのようなカッコして絵に没頭している限りは、
ただ見守っていれば良くて、
興味が薄いようであれば、まずは次のアクションを待っていれば良いし、
飽きてしまったら、しょうがないと思ってもらえばいいし、
ただ、みんなが描いているのを妨害するような行動があれば、
それよりもっとカッコいいことがあることを確認しあってくれたらいいな。

そんな考えでやってみたら、
やっぱすごいのが生まれちゃうんだよね。

写真の絵は「アミイゴさん」だって、、

こんなん、オトナが描かせようとしても描けるものじゃない。

そして、ハイヤ踊りの絵!

素晴らしいなあ〜!

この部分、綺麗に撮影して、天草のポスターとかなにかに利用したらいいね!

っと、、よく見るとチョイチョイ版権で言われちゃいそうなキャラが、、

でも、ほんとこんな力強いものは、社会で共有してもらいたいし、
育てていってもらいたい。

で、ヘロヘロに疲れてワークショップ終了。

天草のワルイ子ちゃんたち、すごかったよ〜〜〜!!!

で、
あらためて今回最大の成果は、
8月に出会って色々良くしてくれた天草市役所若手職員チームN32のみんなが、
夏には出会えなかった笑顔を見せてくれたこと。

市役所職員、市民の下僕としてキッチリとした仕事をしなくちゃなりません。
が!人を幸せにする施策を考え出す際は、笑顔の発想でいてもらいたいな。

それは独りよがりの笑い顔じゃなくて、
広い視野で見て出会った地域の大切なもの1つ1つが生んでくれる笑顔。

清く正しく質実剛健に、がしかし、しなやかにセクシーに寛容的に。
春の天草にはそんな多様性を受け止める力を感じたのです。

打ち上げ、
呑んだ〜〜〜。。。

カラオケも行ったなあ、、

天草5日目は朝イチでフライト。
天草エアで熊本空港トランジット、午後の羽田へ。

家から乗り換え4回で天草かあ〜〜。

天草のみなさん、ありがとう!
と語る前に、
もう「次どうします?」なんて連絡が届く。

この軽さ、日本を救うぜ!

俺の絵でポロシャツ作ってるし、
その売り上げでまた俺を天草に呼ぶって言ってくれちゃってるし。。

ところで、
銀天街で営業を再開した「まるきん」のたい焼きとコーヒー。

たい焼きっていっても、ほぼ洋菓子。
それもかなり上品な味わいで、コーヒーによく合う!
疲れた体と心にしみました。

「は る の あ ま く さ」

声に出してみると、
なんだかほっとしますね!

そんなこんなのきっかけ作り、
小山薫堂さんありがとう!!

天草のみなさん。
LOVEです!!!

「はるはあまくさ」
日本の常識に変えてゆきますね〜!