2017 年 3 月 のアーカイブ

長崎諫早のオレンジスパイスで「とうだい」と「小さな赤いめんどり」原画展

2017 年 3 月 25 日 土曜日


とうだいとめんどりは長崎県諫早のオレンジスパイスへ!

『とうだい』と『小さな赤いめんどり』の原画展
3月25日(土)~4月9日(日) *4月3日(月)棚卸しのためお休み

オレンジスパイス
854-0055
長崎県諫早市栗面町162-4
0957-22-5151
www.orange-spice.com/
営業時間: 11:00〜21:00

絵本「とうだい」と「小さな赤いめんどり」本誌の販売も行っております。

熊本の長崎次郎書店でたっぷりの愛に包まれたとうだいとめんどりは、
長崎の諫早の「心の灯台」のようなお店、オレンジスパイスに舞い降りました。

で、
さっそくオレンジスパイスらしい写真を送っていただきました。

何度もボクの展覧会を開催してくださっているオレンジスパイスは、
諫早の町で生活雑貨販売とカフェを長年運営。

地元の女子高生が「あそこでバイト出来たらハッピー」なんて思えるはずの、
どんな町にもひとつはあるべき創造と日常が気持ち良く交わる店。

地方都市で奇跡の踏ん張り、それだけで素晴らしいことです!

で、
ここを「卒業」したスタッフさんが
お子さんを連れて絵を見に来てくれたりなのが嬉しくて。

そのことはボクのここ数年の絵本の仕事とシンクロして、
「彼女たちに喜んでいただけるものはどんなものだろうか?」ってね、

お互い顔の見える関係の上で「下手なものは作れないぞ!」という
気持ち良いプレッシャーも与えてもらえてます。

なにより、人をとても大切にしてくれる店。

そんな場所だからこそ、
「Peaceてぬぐい」の販売や管理も全幅の信頼を寄せてお願いしています。

とうだいくんもめんどりさんも、
諫早の働きものの女たちの愛をいっぱい浴びて、
さらに成長して帰っておいで〜!

とうだい

小さな赤いめんどり
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=12907

PeaceてぬぐいFBページ
https://www.facebook.com/peacetenugui/?fref=ts

3/18~26 岩手県宮古で展覧会開催

2017 年 3 月 16 日 木曜日


3月18日(土)~26日(日)の会期で
岩手県宮古市で「東日本」の展覧会開催です。

会場:東屋駐車場内蔵のギャラリー
〒027-0089 岩手県宮古市本町 2-2
地図: https://goo.gl/maps/GjDmaMprJFS2

主催は「シネマ・デ・アエル」
https://www.facebook.com/cinema.de.aeru/

そして「みやほっこり映画祭」
https://www.facebook.com/hokkori385/?fref=ts

宮古に、
というか、岩手県太平洋沿岸部で唯一だった映画館が閉館してしまった宮古で、
映画のあるコミュニケーションの場を育んでゆこうとするグループの企画。

築100年以上になる蔵をリノベーションして映画館に、
その2階のスペースをギャラリーに。

その全てを関わるみんなで、ワークショップ的に造るといプロジェクト。

その映えある第一回目の展覧会にご指名いただきました。

18日13時からはワークショップも開催。
みんなでデカイ布に絵を描き、蔵の壁に打ち付け隙間風を防ぎます。イエイ!!
https://www.facebook.com/events/496222774098724/

展覧会の時間がアップされていないので、
後ほどわかったら追記させてもらいますが、
みなさん早春の宮古へ、ちょっと無理してでも足を運ばれてください。

「東日本」初めての東北での本格的な展覧会。
かなりプレッシャーを感じておりますが、
まずは明日17日の設営、現場のみんなのベストを目指しますよ!

*今年1月に東京青山で開催した「東日本」
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=12782

池袋セッション・シーズン5

2017 年 3 月 16 日 木曜日


毎月第2第4木曜日に池袋コミュニティカレッジで開講の絵の時間
誰でも絵が描けるワークショップセッション
4月からシーズン5始まります。

4月はちょっとイレギュラーで
第1木曜の6日と第2木曜の13日開催です。

誰でも参加可能。
詳細はこちらをご確認ください。
http://cul.7cn.co.jp/programs/program_701881.html

見学や体験受講も逐次受け付けますので、
まずは心のボタンをひとつ外して気楽に参加していただけたらです。

先日は初めての立体作品。
ともかく楽しく、しかし、途中からみんな無言でキラキラの作品を制作。
わずか2時間の制作時間でしたが、楽しい展覧会が生まれました。

その前は「躍動」
いろんなジャンルのダンスをテーマに、
自由で躍動感のある線を見つけ、美しい絵に昇華、
できてるかな?みんな。

ボクは教えるというより、
みんなと一緒に手を動かすことでお互い気がつき合う。

てか、みんなと朗らかに恥をかきあう。
ますますそんな現場になっています。

えれにしても毎回毎回「なんじゃこりゃ!?」な絵に出会える、
ほんと朗らかクリエイティブな時間。

毎回が愛しくてたまらんです。

ボクがなにか立派なことを語るより、
集まったみんながやんわやんわと語り合えることが、
なによりクリエイティブなことだなあ〜と。

みんな今ある姿のままで輝いてくれてます。

でも、ために今ある姿を超えて輝く瞬間がある。

それをボクが見つけるのもいいけど、
やっぱ一緒に描く仲間が見つけた時、
グループとしてグイッと次のステージに一歩踏み出せる。

そんな人間ドラマの現場でるのが、
うれしいなあ〜

72ヶ月め

2017 年 3 月 11 日 土曜日


今日は2011年3月11日から2,192日め
6年
72回目の11日です。

今日のボクは東京の代々木公園の脇にある”はるのおがわプレーパーク”で
この街に暮らす子どもたちと大きな絵を描いています。
http://harupure.blogspot.jp/2017/03/311.html?spref=fb

時を同じくして気仙沼では6年続けられてきた「3月11日からのヒカリ」という鎮魂のイベントで、
イラストレーションを活用していただける光栄をいただいています。
http://311hikari.jp/livecommentary/

3月18日からは岩手県の宮古で26日までの展覧会が始まり、
初日18日はやはり街のみなさんと大きな絵を描くワークショップを開催します。
https://www.hokkori385.com

2011年春、未曾有と言われた震災の被害を目の前にし、
少なからずの人が困難な立場に置かれた人のために立ち上がり、
しかし、ほとんどの人が無力感の谷に突き落とされたようではなかったかと。

ボクは「義援」という『困っている人に対し当たり前に行う名も無き行為』を自分の出来る範囲で行ったら、
あとは自分の目で足で「被災」を知ること、
さらに、被災の向こう側、被災地と呼ばれぬ場所で生きる無力の1人ひとりに向き合い、
凍りついてしまったようにしている心を温め、お互いの元気をわずかでもいいから確認し、
そんな無力や微力を結集させることでしか得られ復興のあり方を模索してきたはずです。

誰かに頼ってしまうとパーソナルな視点がズレてしまう。

ひとりだからこそ出会えるひとり

それはとても大きなことなんじゃないかなと、
目的地も持たずひとりで薄暗がりの中を走っていた感じです。

それが「あの日」から時を重ねる中、
わりとすぐそばを誰か走っている気配を感じるようになり、
さらに時を重ねその姿を目の端に捉えるようになり、
あれから6年めの春は、ついに並走者と声を掛け合えるようになった。

そんな感じです。

毎回のようにここで語ることですが、
絵に出来ることはほんとこれから。

「被災地」と呼ばれる場所、
宮古で自分の描いたものを持ってゆくのは大変勇気のいることで、
少なからず怖さも感じていますが、
そこに共に走っている人の姿を捉えられるようになった今、

許されるのであれば、
自分の描いた絵が思いっきり働いてくれたらいいなと願っています。

先日は宮城県で養殖漁を営む共栄丸さんと、
直売所のある市場の看板を制作する話を進めていました。

しかし、現地で関係している人の多い現場、
いくつかの条件を満たさず計画は頓挫。

でもこういうことは東京の価値観を押し付けてはならぬことで、
あらためてコミュニケーションを深め、
さらに現地の方々の必要とするものを探って、
さらに良いものを作ってやろうじゃねーか!と、
気合だけは十分に、されど焦らずやってゆくつもりです。

そんな共栄丸さんから、悲しい報せ。

市場の前にあった海が無くなったとのこと。

計画されていた防潮堤が完成し、
海が見えなくなった。

それは事前に分かっていたことだけど、
なんだろ、この喪失感。

ただただ悲しい。

もちろん人命が優先されることなんだけど、
しかし、春に海を失うことはただただ悲しい。

ボクは海に関係のない場所で生まれ育ち、
大学に入るために東京に出てきてみたら、
やはり海に育った人は海をまとっていて、
それがどうにも魅力に感じたんだよね。

海の無い場所で生まれ育ったボクは、
その魅力の意味がわからず、
それがどういうことか追いかけているうちに、
たとえば西表島の誰もいないようなビーチに腰掛けていたり、
やはり誰もいない早春の葉山のビーチで石ころを拾ったり、
長崎の稲佐山から遠くに軍艦島をみつけため息ついたり、
瀬戸内をあてもなく漂泊したり、
諫早の干拓地で海を探しにどこまでも歩いていってみたり、
宮城県の塩釜で出会った人からカモメを見た思い出を聞いたり、
福島の美しいビーチで灯台の灯りを追いかけたりして、

ずいぶん時間がかかったけれど、
その魅力は海だったんだと思うようになりました。

海に育った人は、
空と海とのわずかの隙間で生きてることを知っている。

地べたの上でしか生きることの出来ない人間が、
空と海と地べたのキワを見極め生きること。

それは日々生と死のキワを確認して生きることなんだろう。

猛々しく見える漁師のおっちゃんでさえ、
海の無い場所で生まれ育ったボクが持ち合わせていない、
慎ましやかではあるけれど仕立てが良く
気持ちよく風を通すシャツを一枚羽織っているように思えてならない。

目の前にあったはずの海を失うことはなにをもたらすのだろうか?

重厚な防潮堤は社会に死角を生み、
その陰で船上荒らしなどの犯罪が多発しているそうです。

悪しき心は弱き心を引き寄せます。

「壁」とは悪しきものを遮るけれど、
白か黒かの分断の向こうとこちらで、
それを大切に扱う限り人の魅力になりうる「弱さ」もただ否定され殺され、
悪しきもの餌にされ、結果悪しきものを増幅させてしまうのではないかな。

あらためて、
これは単に防潮堤を否定する話ではなく、
命を守るために必要なものは、
その必要を精査し造られるべきで、

ただ、春に海を失うことで人の心はどうなってゆくのか?

絵なんてものに生かされているボクは考え続けなければならず、
そこに必要があれば、出来ることをやらねば。
ということです。

まずは宮古の春の海と再会し、
考えを深めてきてみます。

3月11日は

2017 年 3 月 7 日 火曜日


あの日から6年めの3月11日は
渋谷区代々木エリアでは”はるのおがわプレーパーク”で
子どもたちとデカイ絵を描く作戦です!

『はるプレアートセッション』体を使って大きな絵を描こう!語らおう3.11

・日時:2017年3月11日(土)13:30~16:00
・対象:はるプレに遊びにきたコドモとオトナ
・汚れてもいいおしゃれでご参加ください
・画材等の準備の関係がありますので、ご参加希望の方は
 はるプレスタッフへご一報ください。
(Tel:03-3481-9661  mail: harupure@bb.knet.ne.jp)
*参加人数が多い場合はコドモの参加を優先させていただきます。

子どもたちが毎日遊ぶ渋谷はるのおがわプレーパーク。
3月11日という日を悲しむわけではなく、様々な事に思いを馳せ、再生や希望の日とする。
そのため『はるプレらしいやり方』で、私たちの中にある生きるための「元気」を確認し、
美しい「未来」を描く。
小池アミイゴさんと共に、1つの大きな絵を共同で描く事で、人との繋がりを感じ、
壊れかけた土壁倉庫の壁を覆う事で“アートでの再生”のシンボルを作ります!
描いた絵は当日はるプレ内に展示した後は、土壁倉庫の壁面に展示予定です。

とのこと。
詳細はこちら↓をチェック!
http://harupure.blogspot.jp/2017/03/311.html?spref=fb

そして気仙沼では。

震災後毎年3月11日に開催される鎮魂のアートアクション「3月11日からのヒカリ」

そのテキスト中継のページの扉のアートワークの指名を、
主催の斉藤道有さんより受けました。
クリック!> http://311hikari.jp/livecommentary/

友人より紹介を受けて2年ちょっと。

絵で気仙沼のみなさんの力になれること、
とても光栄に感じております。

「3月11日からのヒカリ」は集客イベントではなく、
気仙沼周辺の人が空を見上げたら3本の光を見る、
そしてあの日を、あの日からのことを静かに思う。

そんな企画のために
想像力を働かせる余白を大きくとった絵を描きました。

3本の光の見えぬ場所で暮らすボクらも、
静かに想像力を働かせる1日であれば良いなと願っております。

ボクは子どもたちと元気に絵の具まみれになってるのですがね、、