2018 年 2 月 のアーカイブ

「福島こども芸術計画」のインタビュー

2018 年 2 月 27 日 火曜日


「福島こども芸術計画」の一環で行なった
福島の柳津の子どもたちとの5度のワークショップセッション。

それがなんであったのか、
先日受けたインタビューで語っています。
http://f-geijyutsukeikaku.info/archives/732

文字数の限られたインタビュー記事の中では、
どうしても強い言葉がチョイスされがちだし、
(冒頭、枕としてけっこう吠えてやがりますね、俺、、)
ワークショップのディテールまでは語っていないのですが、
言葉を引き出すのがとても上手い聴き手さんで、
この企画の芯の部分をかっ飛ばしてくれてると思います。

福島のいわきから来られたインタビュアーさんですが、
福島の方は、甚大なる問題に日々向き合い続けてきた分、
東京に暮らすボクなんかよりずっと未来を生きている。
そんな確信をもてたインタビューでもありました。

今回の企画をサポートくださった斎藤清美術館学芸補助員の
幣島正彦さんのインタビューも併せて読んでいただけたら、
ローカルで今必要とされるものが立体的に感じてもらえるはずです。
http://f-geijyutsukeikaku.info/archives/744

しかし幣島くん、こんなに若かったのね。。

彼に限らず、多くの方が疑心暗鬼とともにご尽力くださり、
別れ際には湯上りのような顔をしてくれてた企画。

子どもも大人の関係ないワイルド&PUNKに絵の具にまみれた時間。
ありがたいことです。

そして、
小池アミイゴの誰でも絵が描けるワークショップ成果展
「わたしの好きな柳津」
http://f-geijyutsukeikaku.info/archives/756
3月11日までやっています。

まだまだ7年目の春。
ボクなんかがやれることは、これから、これから。

「わたしの好きな柳津」展

2018 年 2 月 20 日 火曜日


福島県の奥会津の柳津の子どもたちと描きまくった5日間のセッション。
その楽しさに触れてもらえる展覧会を作ります。

福島藝術計画 × Art Support Tohoku-Tokyo2017
福島こども藝術計画(アートで広げる子ども未来プロジェクト)
小池アミイゴの誰でも絵が描けるワークショップ成果展
わたしの好きな柳津

会場:やないず町立 斎藤清美術館 アートテラス
会期:2018年2月23日(金)~3月11日(日)(15日間)
休館日:2月26日(月)、3月5日(月)
観覧時間:9:00~17:00(入館は16:30)
観覧無料

福島こども藝術計画(アートで広げる子ども未来プロジェクト)では、
主に柳津町の小学生を対象として、2017年11月に3回、2018年1月に2回のワークショップを行いました。
テーマは「わたしの好きな柳津」。
第1回では、柳津町を通る只見線にみんなで乗って車窓から柳津町を観察しました。
その後は、柳津駅から斎藤清美術館まで歩きながら、こどもたちのオススメ柳津スポットに講師のアミイゴさんをガイド。
にぎやかな「わたしの好きな柳津」探しでした。
第2~第5回は、斎藤清美術館のアートテラスで「わたしの好きな柳津」を描きました。
こどもたちがアミイゴさんとの時間の中でのびのびと描いたそれぞれの作品は、どれもエネルギーに満ちています。
それらをご紹介する成果展を、ワークショップ会場だった斎藤清美術館アートテラスで行います。
ぜひご覧ください。

主催:福島県、東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
特定非営利活動法人Wunder ground
共催:斎藤清美術館
協力:柳津町中央公民館
福島藝術計画 × Art Support Tohoku-Tokyo

福島藝術計画×Art Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業)は、
福島県、東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)の三者が共催し、
地域の団体と協働してアートプログラムを実施する事業です。
文化芸術に触れる機会や地域コミュニティの交流の場をつくり、
文化芸術による地域活力の創出と心のケアという視点から復旧・復興を支援します。

■事業のお問い合わせ
福島藝術計画×Art Support Tohoku-Tokyo 事務局
 tel:090-2997-1849 
 e-mail:tas.fukushima@gmail.com

■会場のお問合せ
斎藤清美術館
tel:0241-42-3630
https://www.town.yanaizu.fukushima.jp/bijutsu/

83ヶ月め

2018 年 2 月 11 日 日曜日


今日は2011年3月11日から2,529日め
6年11ヶ月
83回目の11日です。

福島県の奥会津の柳津という町の子どもたち絵を描く5度のセッション。
昨年11月に次ぐ4回めと5回めを、1月20,21日に開催してきました。

11月はひとつの小学校の学区の学童保育に通う子どもたち
30数名と向き合う格闘セッションでしたが、

今回は土日を使って、また絵を描いたいと希望する7~8名と、
1人ひとりの個性とガッツリ向き合い絵で会話するような時間にしました。

目の前で起こる子どものやること。

それは普段些細なこととして見過ごしてしまうようなことかもしれませんが、
子どもの個性はそんな些細なところに生きているんだなあ〜と実感出来た時間。

このことは後ほど、
この企画運営に携わってくださった福島県立博物館のチームとボクとで、
きちんとしたレポートとして書籍化しますので、
ボクが得た実感は、それがまとまった際にあらためてお伝えしますね。

今回うれしかったこと、とりあえずふたつ。

ひとつは、
ある瞬間に子どもが自分から考え、工夫し、
アイデアを肉体化し表現を始めたこと。

ちょっと言い方が硬くて伝わらないかもだけど、
ともかく、人間としてワイルドでセクシーなことが起きたってことです。

もうひとつは、
11月から今回までサポートくださった学童保育のスタッフの方から
「やさしい」と言っていただけたこと。

ボクと子どもたちのセッションはめちゃくちゃです。
サポートくださる大人のみなさんには迷惑かけっぱなし。

なので「やさしい」と言っていただけた際、
はじめは誰のことだろうかと考えてしまったほどです。

「やさしい」はとてもテレくさいことで、
成人してから今まで、上手く表現できないできてしまいました。

ただ、2011年3月11日から先、
テレていて良いことでは無くなったなと。

ではどうすれば良いのか?
今だに分からぬままなのですが、
それでも今、そんな言葉を贈っていただけた。

ただその「やさしい」という言葉には、
「もっとがんばれ!」みたいな意味が含まれているのだとも思っています。

ボクが出来るほとんどのことは今からスタート

「ドーン!」という掛け声の代わりに
「やさしい」という言葉が投げかけられた。

そんな実感を手にした柳津での子どもセッション。
ありがとう。

生まれたものは柳津町立斎藤清美術館で、
2月23日から展示します。

ボクも設営にゆきますが、
詳細は後ほど〜

柳津セッションの前日、
1月19日は福島市のオーガニックベースの食堂
「ヒトト」主催の「オトナワークショップ」を開催しました。

これはヒトトの提案で今年の春にボクと開催予定の、
ヒトトで使用している有機野菜畑「大江ファーム」での子どもワークショップ、
それをやる前に、ボクとヒトトのお客様が出会い、
ボクがなぜこんなことやっているのか知っておいてもらえたらと願い行いました。

当日はお子さん連れの方も多く、
結果オトナ&子どもワークショップなものになりましたが、
それはまずはヒトトが開店から1年ちょっとだけど、
確かな仕事をされてきたことのお客様との信頼関係の風景だなと。

この街ではボクは「だれ?この人」という立場であることを認識し、
ともかく全力でコミュニケートしなくちゃと考えました。

そうして生まれた作品、
その色彩がみなさんとても美しくね〜!

ボクなんかとわざわざなにかやらなくても、
みなさんちゃんと素晴らしい世界観を持ってるじゃん。
そんな印象。

福島、悲しい出来事があり、
その悲しみのほとんどは現在も進行中だと考えています。

それと同時に、
困難があったからこそ磨かれた完成というものが確実にあるなと。

福島の方と触れた時感じる高度なクリエイティビティの気配。

それはすべて発揮されているわけではないのだけれど、
その気配がどこの土地よりも強く感じられるのです。

大きな悲しみは今もそこにあるけれど、
同時にボクたちが今こそシェアするべきものが、
目に見えるものとして現れはじめているあれから7年めの春。

ボクがやっていることは、
お金が回ることでは無いし、
誰かを直接助けるようなことでは無いのですが、

しかし、誰でも出来き、長く続けてゆけること、
そのことで日々がちょっとでも豊かななってゆくイメージを持てること。

そんなことをさらにきちんと言葉にしてゆけるよう、
その確かなパートナーとして、福島にじわり友人が生まれてくれてる、
「あれから7年」を1ヶ月後に控えた11日。

多くの方が夜の暗闇の中で「これは10年、20年てかかることだ」と直感したはずの日から、
あと1ヶ月で7年。

あらためて、みんながやれること、やるべきことって、
ほとんどすべてが今からがスタートできるようなことばかりのはずです。

そんなボクたちは、
自分の優しさや弱さなんてものを確認し合いながらも、
しなやかに強く、確かな1歩を重ねて歩んでゆけたらいいなと思っています。

LOVE TAIWAN

2018 年 2 月 10 日 土曜日


去年から急激に近しい存在となってくれた愛しき台湾。

個人的には「加油」ではなく「一起」でありたいです。

画像は使い道ある人ご自由にお使いください。

ライブサイト2018

2018 年 2 月 9 日 金曜日


平昌オリンピック始まりました!

その後のパラリンピック終了までハードワークさせるイラストレーション描きました。

平昌2018からTOKYO2020をつなげる
パブリックビューイングイベント「ライブサイト2018」

大きな力で動くオリンピックに対して、
日本のみなさんが当事者として楽しんでもらえるような願いを込め、
関係各位の絶大なるディレクションの助けの元、
ボクもオリンピックに参加するつもりでグイグイ描きました。

東京、福島、宮城、岩手、熊本とPVの会場が準備されております。


詳細は以下のリンクでチェックのほど。
https://tokyo2020.org/jp/special/pyeongchang-to-tokyo/livesites/

各会場を本当に楽しく素晴らしい場所にするのは、
足を運んでいただく1人ひとりの吹っ切れた情熱!!

みんなの元気を確認し、TOKYO2020をより良い大会に変え、
2020以降の社会を生きる力も手にしてもらえたらいいなっ!
そんな切なる思いも込めております。

イラストレーションは
B1とB2のポスター、A4のフライヤー、ウエッブ用のバナーなどなどで踊っております。
(アップしたのはA4フライヤーのもの)

先日は東京都の広報の表紙で踊っていたようですし、
学校単位で配布されることもあるみたいですので、
見かけたり手にされたら、ぜひ一緒になって踊ってみてください
ね〜〜〜〜〜〜!!!!