39ヶ月め
今日は2011年3月11日から3年3ヶ月
1188日
39回目の11日です
「東日本」と題したボクの展覧会は
大阪の池田市にあるギャラリーLargoで展開中
昨年に続き今年も開催させてもらった「東日本」
それに先立ち
Largoのご家族それぞれが東北の土地を巡ってくださったり
同じく「東日本」でご縁のある山梨県の昌福寺まで足を運んで下さったり
みなさんがボクの描いた絵をアクションに変え
コミュニケーションにまで昇華してくださっていること
とても有り難く感じるとともに
これからボクがなにをやって行けば良いのか
個人的な学びの現場になっているように感じています
また
Largoさんは今回の展覧会に合わせて
これまでの2階のギャラリーに加えて
3階にもギャラリースペースを造ってくださっていました
これはもう並大抵の労力ではなく
ではそこをどう利用するのか
とても責任のあることだなあ〜と
ボクは今まで重ねてきた経験をもって
全力でお答えするとともに
Largoさんのお考えや人生経験などとも
しっかり向き合いコミュニケートして
現場創りをしました
そうやって創った現場は
もはやボクの手を離れ
Largoさんのお考えの反映した現場として
Largoさんと池田の街の方々との
豊かなコミュニケーションの現場になってくれます
ボクはLargoや池田の街で手にすることの出来た
「情」とか「思いやり」とかを
次の現場のコミュニケーションの潤滑油に変えてゆくと共に
そのマインドも手渡ししてゆかねばと考えています
たとえば
Largoの設営から帰った直後の
東京のボクの住む街のみんなと創った音楽イベント
そこにLargoのお母さんのような世代の方が
足を運ぶ事は無いのですが
しかし
ボクの中で生きているLargoの母さんマインドは
東京代々木の現場でも生きているなあ〜と
それは間違い無く街の人の笑顔に変わること
そうか、
そういうマインドを3月11日以降の「東日本」に循環させればいいんだ
そんな確信と共に
そういうマインドを巡回させるための装置として
さらに良い絵を描いてゆかねばなんだよね
昨年の展覧会から1年後の大阪は
さらに華やかに
さらにアッケラカンとボクを受け入れてくれました
そこではもはや「被災」の39ヶ月を想像するのが
難しかったりもするし
東北大平洋沿岸部で感じた儚くも美しい愛しさも
霞んでしまったりもします
ただ
自分の力で至らない多くのことは
目の前の1人ひとりとの会話の中に生きていて
そんな1コ1コを丁寧にすくい続け
次の現場に運んでゆかねばだな〜