THKドローイング to MIYAKO

岩手県宮古へのドローイングによるオマージュ
「THKドローイング to MIYAKO」

音楽は京都在住のogurusu norihideさん2005年発表のアルバム
「good morning」から”classico”

2014年3月の青森県から東北太平洋沿岸部を下った旅。

その中、
岩手の久慈からは全線開通直前の三陸鉄道北リアス線で、
不通区間はバスを乗り継ぎながら宮古まで。

その道中で出会った風景と、
2012年1月と13年2月に足を運んだ宮古で出会った風景、
そのドローイングで構成。

震災後初めて足を運んだ宮古は、
震災の悲劇と隣り合せではあるけれど、
ただただ心を奪われる美しさを魅せてくれた土地でした。

そんな風景も4年の時の中で変化し続けています。

初めて出会った宮古の記憶など、
もはやノスタルジーの方に押し流され始めているような。

こう考える自分の身勝手さに戸惑いながらも、
4年という時を俯瞰し今の自分の今を確認する必然を感じている
2015年2月です。

三鉄019 のコピー
あらためて映像に添えた曲に関して。

福岡を中心としたマインドシェアのイベントcafe week で出会い、
この10年の旅先で、特に在来線に揺られて移動している時、
かなりの確率で心の中でループしていた”classico”と名付けられた曲。
震災から4年後の宮古を歩くイメージにカチっと噛み合いました。

週末に宮古を再訪することで、
また多くのことが心の中で更新されるかもしれないけれど、
その直前でどうしてもこれを作っておきたくて、
オグルスくんの了承を得て使用しています。

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