春の展覧会に参加

宮古のチューリップ700
青山ブックセンターで開催の展覧会「春いっぱい」に参加します。
http://www.aoyamabc.jp/fair/tis-2015/

3月24日(火) ~ 4月6日(月)
10:00 ~ 22:00 (最終日~19:00)
入場無料

青山ブックセンター本店内ギャラリーウォール
渋谷区神宮前5-53-67コスモス青山ガーデンフロアB2F
03-5485-5511
http://www.aoyamabc.jp/store/honten/

主催:東京イラストレーターズ・ソサエティ
協力:青山ブックセンター 本店

「春いっぱい」のテーマに向けて色々描いてみた中、
先日歩いた岩手の宮古の街の花屋のウィンドウに咲いていた
チューリップを描いた絵をチョイスしました。

大きさはA4くらい。
板に直接アクリル絵の具で描いて、
額無しで45000円の値段をつけました。

イラストレーターの集まりでの展覧会ですが、
「ひとり」に購入して頂くことを考え描き下ろす場合、
その方の生活の邪魔にならず
末長く付き合える絵であろうと考えます。

それは表現についてまわる「毒」などを消してしまうということではなく、
人間が本来持ち合わせているであろう数多の感情を否定することなく、
「ひとり」の日々の心情の合わせ鏡であるような絵であること。

もしかしたら毒を消すどころではなく、
なにも描かないなんてことを目指しているのかもしれませんが、
まあ、まだまだの力不足を感じる作業であります。

今回描いたチューリップくんたちは、
ねずみ色のステージで地味に開花を待っているような感じですが、
本当に咲くべきは、この絵を見るお1人おひとりであればなあ〜
です。

今回平行して描いた花の絵。

ひとつは去年長崎の諫早の河原で見たレンゲの花。
諫早のレンゲ700

そして同じく諫早のアザミとハナダイコンの花。
アザミとハナダイコン700

東北の地を歩いて出会う花と、
長崎で出会う花とでは、
出会った瞬間に心をノックする「ハッ」の質感が違っているようで、

「春いっぱい」と題された展覧会に参加するにあたり、
いまひとつ「春いっぱい」な気分に追いつかないボクは、
三陸の港町の路地で身を寄せ合うようにして
本格的な開花に備える白い花たちを
東京の青山の春に添えたいと思いました。

コメント / トラックバック 2 件

  1. yasuko sakamoto より:

    はじめまして。
    突然のコメントです。破棄していただいても結構です。
    私は2年前に群馬より長崎の五島列島に移住したものです。
    主人と2人の子供と農業をしながら暮らしています。(移住したばかりでまだまだ農業では食べていってませんけれど)
    実は群馬のpeace treeさんでbaobabuさんのライブに行ったことがあります。去年は主人が知人に大分のバオバブさんのお宅に訪問させていただきました。(押しかけなのにもかかわらず親切な対応をいていただいたようです。)
    そして、私は諫早出身でオレンジスパイスの近くが実家なので帰省した際はちょっと見に行ったりします。
    そこでアミイゴさんのpeaceてぬぐいをfacebookで知りました。
    私たちは震災がきっかけで移住しました。
    日本のどこにいても自分が今できることをコツコツやっていこうと思いながら日々過ごしています。
    この手ぬぐいを見たときに、群馬、諫早、勝手に自分の中で何か、、、こう、、、つながってしまって(本当に自分勝手にですので)。
    私は五島で小さなお店を水曜日にだけ開けているのですが、本当に少量ずつこの手ぬぐいを置かせていただけないだろうか、と思ったのです。
    とても長いコメントになってしまいました。コンタクトのとりかたがわからなかったもので。
    ど素人の私ですのでとても失礼なコメントをお許しください。
    私のお店は「ぷらっと農園 ねこたまショップ」のfacebookでみることができます。
    言葉下手なもので伝わったかどうかわかりませんが送らせていただきます。
    お返事がなくても大丈夫です。

  2. 小池アミイゴ より:

    >yasuko sakamotoさん。
    ご丁寧なメッセージをいただき感激しております。
    そしてPeaceてぬぐいのお取り扱いのお申し出、
    ありがとうございます。

    このてぬぐいは、震災に対するチャリティーという意味と同等に、
    ローカルで暮らす方々の発想や現実をシェアするものになるんじゃないかと考えております。

    なので、小ロットでのお取り扱いも歓迎であります。

    頂いたメッセージの通知に「ぷらっと農園 ねこたまショップ」さまのメールアドレスがありましたので、
    今からそちらにメッセージさせてもらいますね。

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