絵本「かぜ ひいた‥」

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10月16日教育画劇より自作の絵本が刊行されました。

かぜ ひいた・・・
小池アミイゴ・作/絵
教育画劇刊
220mm ×220mm 28ページ
ISBN:978-4-7746-2027-5
Cコード:8793
定価:1,188円(税込)

・教育画劇サイト
http://www.kyouikugageki.co.jp/bookap/detail/1557/
・Amazon
http://amzn.to/1OwPBHe

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オリジナルストーリーの絵本としては、
22年ぶり!?

一昨年刊行の福音館のこどものとも年少版「ちいさいトラック」
それをご覧いただいた教育画劇の編集者さんからお声掛けいただき、
当初は「ちいさなじどうしゃ」を主役にしたストーリーで進めていたのですが、
打ち合わせの途中の雑談で交わした「息子の風邪話し」

「息子さん、その後風邪いかがですか?」

「いや、まあ、なんとか回復してきて、心配ないっすよ」
「でも、子どもって風邪ひいたの気がつかないじゃないですか」
「熱あるくせして、変にハイになって暴れてたりで、しかし夜にはグタッとするみたいな」

「ははははは、ありますね〜」

「で、でかいくしゃみして、ブジャーと鼻水たらすんですが、
何をどうしたらいいか分からず呆然としている姿が、
かわいそうなんだけど、可愛かったりもしてですね、、」

「はははは、」

「で、それは風邪だぞ!みたいに教えてやるんすが、」
「そういや自分が子供の頃って、いつから風邪ひいたって自覚したかな?なんてね」

「あ、風邪の絵本も面白くないですか?」

「風邪っすか、、」「う〜〜ん、ありっすね!」

まあそんな感じです。

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そんなわけで、
「ちいさいトラック」は0歳から3歳までの息子と共に成長した絵本でしたが、
「かぜ ひいた‥」は3歳から5歳に至る息子を観察することで生まれました。

30歳でオリジナルストーリーの絵本を1冊出した後、
何度も絵本のお話をいただくも、形にならずに来て今回。

まあ、これがどうしようもなくボクらしいペースだし、
ボクらしい絵本になったんじゃないかと思っています。

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教育画劇の編集Mさんは、
このボクでさえ「だいじょうぶかぁ?」と思うほど、
リミッターを外した編集を与えてくださり、
ボクから可笑しさを引き出していただきました。

デザインは中島香織さん。
何度か仕事を共にしている彼女もまた、
制作意図をさらに掘り下げ、表現のアクセルを踏み込んだ
フィジカルに効くデザインを与えてくれました。

そんな心強いみなさんに支えられ、
気負うことなく、しかし、思いっきり暴れることの出来ました。

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原画は仕上がりの倍以上の紙に、
太めのマジックペンで左手によるフリーハンドの描線を描き、
水彩で着彩しました。

今夏の記録的猛暑の中で、
個展の準備と並行させた記憶の飛んだような作業でしたが、
なんとか無事に、破壊力のある絵本として刊行できたこと、
やっぱうれしいです。

ちいさなお子さんとその親御さんの
かぜ予防はもちろん、
これ見て心の免疫力を高めていただけたら幸いです!

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で、この怪しいお医者さんの正体はっ??
ぜひお子さんとページをめくって確認されてくださいね〜〜

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