サイコーのあいつとロックレボリューション

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サイコーにイキのいい青春小説の装丁画を描きました!
牧野節子さんがペンでROCKした「サイコーのあいつとロックレボリューション」
本日発刊です!

サイコーのあいつとロックレボリューション
国土社刊:牧野節子 作/小池アミイゴ 装画・イラスト
四六判160ページ:定価1,404円 (本体1,300円+税)
小学校高学年~中学生
978-4-337-18758-0
http://www.kokudosha.co.jp/search/info.php?isbn=9784337187580

ロックバンドでメジャーデビューをねらうビートルズを愛する暁くん。
ある日、最上のボーカリストで楽器のテクも抜群の光くんと出会い、
しかし、それによってバンド内がゴタゴタしたり、家族の問題に悩まされたり、
そもそも光くんにも秘密があってなんやかんや、、それでもボクは!

マジでキュンキュンきてしまうストーリが、
ビートルズの名曲と並走して進んでゆきます。

牧野節子さんはボクより先輩世代の方。
ビートルズのデビューから来日の興奮を肌で感じた人ならではの筆致で、
青春のうずきも輝きもツイスト&シャウトさせてしまっています。

もちろんティーンズのみんなに読んでもらいたけれど、
ROCKがまだロックンロールであった時代を知る「アナタ」にも読んでもらいたい一冊です。

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去年の4月にオファーいただいたこの仕事のきっかけは、
国土社の編集Iさんがボクの絵を「東日本」の展覧会で知ってくれたこと。

震災後の東北を歩き美しい風景を採集して描いた絵。

それを10代の子たちに向けた小説の表紙に採用するという意味を
真摯な言葉でお伝えくださった上で、
この小説をどんなものにしてゆくのか、考えの交換を繰り返しました。

実は「サイコーのあいつとロックレボリューション」というタイトルの
言葉の響きや文字の並びの見え方は、ボクのアイデアだったりします。

そうした先で、ストーリーの舞台と想定されている5月の横浜を取材。
山下公園付近で出会った男の子の後ろ姿など、装丁画に反映させました。

そして夏に出版!

のはずが、
ちょっと紆余曲折あって発刊延期。

去年の夏のものすごい暑い日、
Iさんがわざわざ近所まで足を運んでくださり、
お詫びの言葉を届けてくれました。

そのどうにも残念そうな姿が切なくてね、、
無事の刊行を心待ちにしていた1冊であります。

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で、半年以上を待ち、やっと発刊!!

それに合わせて先日牧野さんとIさんにお会いする機会を得ましたが、
ほんとみなさん晴れ晴れしくROCKなお顔だったなあ〜。

そんな先輩おふたりの姿が、
まるまるこの小説の主人公の姿に重なった仕事。

うん、
みなさん、これ読んで元気のROCKし続けていってくださいね〜!
PEACE!!

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