池袋木曜セッション・シーズン8


池袋コミュニティ・カレッジでの絵のセッション。
昨晩がシーズン7の最終日。
秋の味覚を色にして、手でちぎって、
秋の一皿を演出しました。

美味しい記憶の色。
手を動かすことのフィジカルな快感。
目の前に広がる思いがけない秋色の風景の喜び。

参加者が、それこそ黙々と手を動かしている姿が美しくて、
もしくは、子どもの頃に入った蚕室の生ぬるさと共に聞こえた、
蚕たちが一途にムシャムシャと桑の葉を食む音を思い出しました。

蚕はたくさん食べて繭になって、
そこから生糸が作られて。
織られ、染められ、仕立てられ、
着物や帯になってゆく。

着物や帯がイラストレーションと呼ばれるものであったらいいなと、
池袋の生ぬるい現場、大切にしてゆけたらと思った夜です。

昨晩のボクは、新蕎麦と秋茄子とキノコの色彩と戯れ、
気がつけばなにか秋色の生物が歩き出しました。

かすみ草の絵は前回。

“手のひら生物”は前々回生まれたもの。

参加者みんなの手の中で生まれるものも、
やはりかわい子ちゃんばかりであります。

10月11日からは池袋木曜セッションシーズン8スタート。
参加ご希望の方は以下のリンクをご参照くださいませ。
https://cul.7cn.co.jp/programs/program_701881.html

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