LE GUMBO





12月4日のNAHAマラソンを走った後
マラソン完走と同じレベルで目標としていた
小さなビストロLE GUMBOで食事

沖縄の気候に身体が慣れるにつれ
身体が欲しがる食べ物がなぜか揃っている店

店主の「これを食ってくれ!」という
勢いのあるメシが旨くて

ワインのセレクトが良くて
しかし面倒くさくなくて

走った後のタンパク質を欲しがる身体に
染みる食い物ども!

タラのペーストから始まって
子羊のソーセージや豚の赤ワイン煮込みを
白、ロゼ、赤のワインでスルスルっと

それは沖縄在住の友人Hとの会食でもあり
2人の会話は震災、原発、基地、都知事、音楽、デザインなどなど
人の世の森羅万象についてとめどもなく交わされるものなのだけど
(好いた惚れたの色気は足りないが、、)

そんな会話の合間合間で
「うめえ!」「うめえ」「ちくしょー!うめえ」と
沖縄のヤギ以上に「めえめえ」鳴きまくりの晩餐

もちろん次の日の夜も
当たり前に LE GUMBO


当たり前にHも同席
マラソン初完走の女子2人も交え
その名を「LE GUMBO のクスクス」と呼ばせて頂きいたい
滋味深く美味しいクスクスを
理性という名のブレーキ踏むこと無く食い
身体全身に染み渡したという話

みなさんが沖縄に足を運んたら、
沖縄そば食って、ゴーヤチャンプルーも食って、海ブドウも食って、
あれもこれもと沖縄ならではのものを食った後でケッコウ、
ひと晩はLE GUMBOでメシを食ってワインを飲んだら、
沖縄をもっと好きになるはず。

こんな店があるからボクは那覇に行く。
そう言い切れることのヨロコビ。

そんな店を営むご夫婦からのお誘いを受け、
東京に帰る日の昼に沖縄そば

旨いメシををこさえる人が惚れただけのことはある
ふわふわ〜っと沸き上がる出汁の旨さ、優しさ。

わずか30分ほどの時に集約さkれた
旅のヨロコビ

ありがとうオキナワ
ありがとう、LE GUMBO

実は
こんなオキナワの気候と食の豊かさと人の情に触れることで
「被災」に対する想像力が薄れてしまう自分にも出会ったのだけど、

状況を反転させたら
オキナワの基地問題、経済的地盤沈下、などなど、
沖縄社会の構造的な問題を東日本から想像出来ているのか?

そんなんことを
3.11があらためて「確認してみろー」と言い続けていたような
今年の沖縄滞在

世界は殺伐とした矛盾にあふれているけれど
そんな中に在って
勢いのあるメシを作り続けることの素晴らしさ!

沖縄県外から移り住みメシを作るLE GUMBOのお2人に
沖縄社会が学ぶものは

LE GUMBOのお2人が沖縄の智恵に学ぶことと
同じ質量であればいいなあ〜と思えた
2011沖縄滞在の日々

ごちそうさまでした!
またいつかー

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