旅の果て、CAYで卵かけゴハンを食った


1月9日 baobab LIVE in TOKYO @ 青山 CAY
そして
1月7日 沼津BLUE WATERと1月8日 山梨昌福寺でのLIVEに
足を運んで下さったみなさん
お力添え下さったみなさん
ありがとうございました!


沼津へ


THE BLUE WATER


BLUE WATER の勢いのあるスパゲティー


BLUE WATER スタッフが丹誠込めて造ってくれたステージ


BLUE WATER でのLIVEは
いつもサプライズに彩られています

ならば
サプライズを越えた表現で臨むbaobab
ボクも今回は自前の機材を持ち込み
ベストの音を目指しました


終始気持のよい現場創りに努めてくれたBLUE WATERのスタッフ
その日々をセレブレートするようなbaobabのLIVEになったと思います

そんな関係性の中で起こる熱が
お客様1人ヒトリに手渡されるのが
日本オリジナルの“カフェライブ”というジャンルだと思うのです

BLUE WATER ありがとう

そして深酒

明けて沼津の朝
元気を無くした商店街で絶品メンチカツサンドに出会い
その心意気を胃袋に放り込み


駿河湾と富士川と東海道とが交わる富士山の広大な裾野
そこにダイナミックに広がる工場群を抜け


北に進路を取り富士川沿いを遡り山梨へ


日本中で見慣れた街の景色の先に昌福寺


昨年秋に山梨に引っ越しをした
下高井戸のナイスタイムカフェのナカムラくんのコーディネート


日本のおいしいワインだけを扱う代々木八幡のワインバー ≡sun(サンサン)さんに
山梨のおいしいワインを提案して頂き


ナカムラくんには大鍋で山梨の郷土料理“ほうとう”をこさえてもらい


コドモ獅子舞もやってきて


ライブスタート


今年の4月を目指してこの地でカフェ開業を目指すナカムラくん
地域の文化の核を形成しようと奔走する昌福寺
そんな存在に期待を寄せるお客様
そこに絶妙のスパイスとしてのワインを提供して下さった≡sun
この日からストリング2名も加わり5人編成で臨んだbaobaba
なにより
小さなお子さん連れのとーちゃんかーちゃんのいい顔


それぞれのLIVEが交差した
明日を感じる時間が生まれました

そして深酒

明けて朝食

早起きしてメシをこさえてくれたナカムラくんや
昌福寺に関わるみなさん

おいしかったー
ごちそうさま

なにより
昌福寺
ありがとー!

そして東京青山へ


今回のLIVEツアーは
まずはbaobabの音楽表現のピュアな部分だけを濃縮して届けようと
その場所として青山のCAYをチョイスしたところから動き始めました


大分の山間の町で半農の生活でモノづくりを重ねるbaobab
それはボクのコドモの頃の記憶と重なるも心地よいものです

しかし3.11以降は
心が東北に引っぱられてしまうんだろね

その心地よさに含まれることに
心苦しさのようなものを感じてしまって

それでも
今回baobabがLIVEで目指すものが
音楽の純粋性だと聞いて

そんなバカ正直さが生む熱こそ
今の東京に(自分にも)必要なものだろうと

「一緒に頑張ろう」みたいな気持を確認出来たことで
この日を生むことが出来ました

それでも沼津から山梨、東京へと
手探りするような慎重さで

それは今絵を描くのと同じく
3.11で止まってしまった時間の中から
必要な美しさだけを削り出し解凍するような作業

CAYに入ってからも
今までに無い緊張感を感じていて

ただ
そこには信頼の置けるCAYのスタッフが居てくれ
ボクはボクのやるべきことに集中することが出来て
baobabもそんなボクを信じてくれて

そんな関係性が生むLIVEは
やはり他では得難いものになったと思います

そしてサプライズ

baobabとtricolorとのお客様を巻き込んだセッション

その幸せな風景は
ボクの心の中で凍り付いていた大切なものを解凍してくれ
これからナニを生んでゆけば良いのかを
グイッと指し示してくれたようにも思います

こんな楽しさも
なんともゴツゴツとした言葉でした語れないでいる
3.11以降のボクだけど

ただボクたちは2012年1月に
素晴らしく笑顔の現場を創り
次を想像する力を手に出来たはずです

「次」の前に軽く打ち上げ

baobabがお客様に提供した大分の食材からこさえた卵かけゴハン
それが身体と心に染みるな〜

卵かけゴハンが美味くて仕方ない
そんなLIVEを作れた幸せ

みなさんありがとう
特にクルマをカッ飛ばしてくれた2人

そしてbaobab
またね〜!

PEACE!!

コメント / トラックバック 2 件

  1. より:

    ここに貼ってある映像で聴きました、凄く良かったです!
    お疲れ様です。

  2. 小池アミイゴ より:

    >空さん。
    その「凄く良かった」の100億倍のなにかが
    生のLIVEには込められているはずで、
    いつかぜひ!
    もしくは、
    そう簡単に足を運べない場所にお住まいであれば、
    その場所でLIVEを創る
    そんなお手伝いが出来るかもです!

コメントをどうぞ