5/27ポートオブノーツとのコラボ


5月27日(日)笹塚ボウルで行われるイベントでポートオブノーツと共演します。

畠山美由紀さんの故郷気仙沼を想う詩と
ボクが歩き見つけた気仙沼のモノクロームな美しさ
去年の7月に青山CAYで好評を得たコラボをさらに深化させてみます。

先日まで1週間滞在した福岡と大分では、
ボクから話さない限り東日本大震災に関する話題が出ることは一切ありませんでした。
しかし、それはそれで健全なことで、
九州は日本にその大らかな風を送り続けてくれたら良いのだと思います。

ただボクたちは
東日本が美しいものであることだけは伝え続けてゆきたいです。

みなさんぜひボクらの気仙沼に出会いに来てくださいね!

・イベント詳細(特に主宰の梅田さんの言葉を読んでください!)



・5/27(日)18:00-24:00 @笹塚ボウル 3F
SASABO RHYTHM extra 「わたしたちが今、出来る事 vol.6 ~気仙沼のいま~」

LIVE ACT: Port of Notes(畠山美由紀&小島大介)
DJs:ヴィーナス・カワムラユキ/TAICHI-MASTER/金子英史(☆)
Drawing Vision:小池アミイゴ
FOODS&LIQUERS:気仙沼の「すがとよ酒店」の女将さんによる気仙沼の地酒。
フードコーディネーターのwatoさんと笹塚のcafe tojoさんによる
気仙沼郷土料理コラボレーションフード。

チケット:升本屋と笹塚ボウル3Fにて発売。
升本屋のオンラインショップでもご購入いただけます。
↓↓↓
http://masumotoya.shop5.makeshop.jp/shopdetail/008000000001/order/
*こちらは送料&手数料として、一枚につき+100円となっておりますのでご了承ください。

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開催にあたって。(text by 梅田知行@升本屋)

2011年3月11日の約一週間後の3月19日、「わたしたちが今、出来る事」と題して、
SASABORHYTHM(ササボリズム)を開催しました。
その開催にあたっては人それぞれ見解の相違による賛否両論が飛び交いました。

おそらく誰もが平静ではいられなかったあの時、
正しいか正しくないかも判断が出来ないあの時に僕らはそれでもやろうと思い、開催しました。

DJの須永辰緒さんのご助力をはじめ、松浦俊夫さん、kotaroさん、松崎早人さん、TAICHI-MASTERさん他、
賛同してくださり、足を運び、寄付をしてくださった皆様が沢山いらして、胸が熱くなったことを
今もリアルに思いだします。

その後、5回に渡って「わたしたちが今、出来る事」と題しての
シンポジウムを組み込んだ形でササボリズムを開催してきました。

震災から一年が経つ2012年の3月。あらためて「わたしたちが今、出来る事」は何かを問い、
「SASABORHYTHM extra」という形での企画を思い立ちました。

その目的は、まず第一に風化への警鐘、被災地の方々及び我々が前に向かっている姿勢の確認、
そしてお酒や音楽やコミュニケーションが創りだせる力についての共有です。

震災後、思いがけず気仙沼に縁のある方々と多く繋がりあうことがありましたので、
今回は気仙沼にフォーカスした形で開催します。。

まずは、升本屋の仲間の酒屋さんで、升本屋のかりんとうを販売していただいてる「すがとよ酒店」の菅原さん。
震災時、菅原さんとは一週間以上もご連絡がとれぬままに大変心配していたのですが、
ビール会社の営業さん経由でようやく連絡が取れた時に、
「瓦礫の中から泥だらけのかりんとうの袋が出て来て、それをみんなで食べた時に、絶対また店を再開してこのかりんとうを販売しようね、と家族で話したんですよ」とお話くださいました。

震災後、『負げねぇぞ、気仙沼』と力強く手書きされたラベルのお酒を発売し、話題になりました。
そして、女将さんの文子さんはご主人に向けた手紙が昨年、京都の出版社主催の「恋文大賞」に選ばれました。
夏、仮店舗で元気に働く、すがとよ酒店さんの皆様に会いに行き、気仙沼の被災地を見てきました。

笹塚ボウル・財津が、ササボリズムなどで集まった義援金を持って、ご縁のある気仙沼のボウリング場へ。
炊き出しのボランティアに行った際、偶然に地元の小学校でLIVE を開催していた「Port of Notes」。
(ボーカルの畠山美由紀さんが気仙沼出身)
Port of Notesは、ササボリズムをスタートした時に、いずれLIVEに呼びたいと最初に思ったバンドです。

震災から丁度4ヶ月後の7/11。青山CAYで小池アミイゴさんがPort of Notesのライブを企画開催。
アミイゴさんが震災後の気仙沼に行って描いたイラストをバックに、
畠山さんが自筆の散文詩「わが美しき故郷」を朗読。
僕はそれを見て、「なんとしてもこれ再現したい」と思い、この企画を思い立ちました。

アミイゴさんをご紹介してくださった笹塚cafe tojo(カフェ・トホ)の東條モニカさんは、
幼少期~思春期に何度も気仙沼・唐桑へ行っていたそうです。

そして、幼少期に仙台で過ごしたというヴィーナス・カワムラユキさん。
これまで何度もササボリズムにご参加くださってます。
「わたしたちが今、出来る事」でトークゲストとしてもご出演いただきました。
ご自身も親類を津波で失い、現在に至るまで様々な形で支援活動をされています。

さらに、ヴィーナスさんの旧友であり、
震災直後のササボリズムでのシンポジウムにも参加してくださった
(株)ph-oneの松崎早人さん。同じマンションに住む方のご縁から、
現在、すがとよ酒店さんと同様に津波で店を失った気仙沼・味屋酒店さんの販売支援を
様々な形で展開しています。

まだまだ細々あるのですが、このように複雑にご縁が絡まりあって、今に至ります。

人それぞれに支援の形があるとは思いますが、
僕らは「忘れないようにするきっかけ」を創りたいと思っています。
気仙沼のお酒と共に、ライブやDJ、イラストレーションをお楽しみいただき、思いを描いてください。

SASABORHYTHM主催  梅田知行&財津宜史

【LIVE】
Port of Notes(ポート・オブ・ノーツ)
畠山美由紀(Vocal)
小島”DSK”大介(Guitar)

’96年、ヴォーカリスト・畠山美由紀とギタリスト・小島”DSK”大介によりポート・オブ・ノーツを結成。
’97年、EP『Port of Notes』でCDデビュー。現在までに4枚のオリジナル・アルバムを発表。
’01年、POLA化粧品のTV CMソングとして「With This Affection」が、’02年「Sailing To Your Love」、’03年に「Those My Old Days」が使用される。同年12月、松任谷由実30周年カバー・アルバム『Queen’s Fellows』に参加、翌年1月、日本武道館で行われたYuming Tribute Concert “Queen’s Fellows”に出演。’04年に発売された、3rdアルバム『Evening Glow』では、松任谷由実の参加も話題となった。
’08年デビュー10周年を記念して、自身の選曲に新曲を加えたベスト盤『Blue Arpeggio~Own Best Selection~“青いアルペジオの歌”』をリリース。
’09年全曲NY録音、Jesse Harrisプロデュースによる5年振りのオリジナル・アルバム『Luminous Halo~燦然と輝く光彩~』をリリースし、8年振りの全国ツアー “Luminous Halo” Tour 2009″を開催。
2010年、全国26カ所でメンバ-2人による歌とギターだけのアコースティックツアー “まちのおと” を開催した。

【DJs】
ヴィーナス・カワムラユキ
アッパーなハウスからメロウなチルアウトまで、クラブからファッションシーンまで
様々な景色を繋ぎ続けているIBIZA的バレアリック・スタイルDJ。
渋谷道玄坂にて、近代日本的飲食音空館「しぶや花魁」のコンセプト・プロデュースを担当。
SASAPANDA(ササパンダ) 現る。

Taichi-Master
中学校の同級生だったMCU、DJ TATSUTA
と3人でヒップホップ・ユニットRADICAL FREAKS
を結成。21歳のときにCMJKのユニットCONFU
SIONにサポートメンバーとして参加。’05年、
ケツメイシRyojiやライムスター宇多丸、ハナ
レグミ、MEG、LITTLE、G.RINAなど多彩なゲスト
・ボーカルを迎えた自身初のオリジナル・アル
バム「DISCO-NNECTION」を東芝EMIよりリリース。
SASAPANDA(ササパンダ) 現る。

カネコヒデシ(☆)
MEDIA DIRECTOR / Editor&Writer / DJ
編集プロ『BonVoyage』主宰。WEBマガジン『TYOmagazine』編集長。『Japanese Soul!!』主催。
フクシマ ブンカハッシン プロジェクト『フクミライ』発起人。”無駄”が好き。
SASAPANDA(ササパンダ) 現る。

【Drawing Visions】
小池アミイゴ
長沢節主催のセツモードセミナーで絵と生き方を学ぶ。イラスト レーターとしての活動と並行して、
唄のためのイベントOurSongs を主催、日本各地でその土地の人々と共にライブやワークショップを開催。

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