79ヶ月め


今日は2011年3月11日から2,4006日め
6年7ヶ月
79回目の11日です。

ちょっと前、夏の終わりの頃の話です。
福島県の山都町の有機農家、大江ファームさんより野菜がひと箱とどきました。

福島市で美味しい野菜料理を提供している「食堂ヒトト」の大橋さんからの差し入れ。

お店でも使用している大江さんの野菜を「ぜひ食ってくれ」とのお心遣い。
端正込められ育てられた夏の名残の野菜を家族で食べたこと、
いつか2017年の夏を振り返った時、舌に心にと蘇るんじゃないかと、
そんな力強くも優しい味わいの「THE くいもの」でありました。


枝豆はペペロンチーノに。


モロヘイヤは山芋たっぷりのチジミに。


じゃがいもはごくシンプルにフレンチフライ。
このシンプルな美味さにわが家の小二男子くん
「どんなに食べても食べるのをやめられないよ〜」


だったらトマトはそのまま
やはり「食べるのをやめられない」とのこと。


2種類のじゃがいもを素揚げにし鶏肉のコンフィに添えたら、
皿の上でトリちゃんと主役を張り合っていました。


「生で美味しい」と書かれていた赤いオクラ、
すみません、加熱しちゃいました、、
が、やはりとても美味しかったです。

なんだか安っぽい食レポか「つながり自慢」になってるかもですが、
ボクはなんでこの野菜を食べているのか考えています。

大江さんはまだお会いしたことがありません。
この野菜を食ったら、うん、近々大江ファームに行ってみよう!
そう思っています。

大江さんの野菜を送って下さった「食堂ヒトト」の大橋さんは、
栃木県那須黒磯のSHOZO COFFEEのアパレル店「04 STORE」で働いているのに出会い、
その丁寧な仕事っぷりから感じる熱っぽさに惹かれた方。

震災以降のふるさと福島県でなにかできないかと思い、辿り着いたのが「ヒトト」であり、
ボクは「あの熱っぽい仕事をしていた人」のその後に興味を持ち続けているのです。

そんな出会いの現場SHOZOへは、
大阪の堀江で「ロカリテ」という喫茶店を営んでいたご夫婦さんと一緒に、
初めて足を運びました。

とてもとても美意識の高い、しかし敷居は高くない喫茶店だったロカリテ。

その店主ご夫婦と共にした時間、
ライブイベントだったりワークショップだったり、
いっそなんでもなく静かな語らいの時だったりは、
ボクのものづくりのクオリティーを見直すきっかけになり、
共に行った超有名店のSHOZOでも、自分ならではの発見ができました。

そんなロカリテに導いてくれたのは、
大阪の中津で中古レコード屋をやっていたHawaii record の店主。

好きなアーティストに対する思い入れの熱さがまさに「大阪」
その勢いで「今大阪で一番好きですわー!」とロカリテも紹介くださいました。

そんなハワイレコードは、
大阪の舟場で、ある意味日本のカフェカルチャーの西の先駆けとして牽引していた
コンテンツレーベルカフェの店主奥山さんから紹介を受けました。

コンテンツレーベルカフェ、今から10年ちょっと前にもらい火で消失してしまいました。
それでも、それまでの数年のお付き合いの濃厚さは、
現在店名を「ミリバール」として再開した今も継続しています。

それもこれも店主奥山さんの「人好き」のなせる技。
ミリバールとして再開後、米つくりから関わっているごはんのことや、
独自の野菜の仕入れについて熱っぽく語り合った夜が懐かしいです。

そんなコンテンツレーベルを紹介くださったのは、
福岡出身のユニット”small circle of friends“のサツキさん。

small circle of friendsとの出会いは1994年7月30日。
ものすごく暑い夏の「わすれもしない」福岡西中洲のクロッシングホールでのライブイベント。

「渋谷系」の渦中にいたボクが、
福岡の人のあり方に感銘を受けたイベントの楽屋裏の風景。

人が「人が作りがちなボーダー」をいとも簡単に飛び越え交わってくる風景。
その中心で緩やかなグルーヴを叩き出していたsmall circle of friends

あ、ボクが必要なものはこんなグルーヴだなと直感し、
そんな人たちの作る風景を俯瞰しながら、
「東京でいきがってる場合じゃねえ」と思い、
「東京でこの風景を作らねば!」と思ったひと昔前の経験は、
巡り巡って那須黒磯のSHOZOへ、福島の「ヒトト」へと導いてくれたんだと、
野菜を食って確認した2017の夏でもあります。

ボクは「ひとり」と出会うことで新たな「ひとり」と出会うチャンスを得て、
今に至り、美味い野菜を食った。

ということです。

未だに「フクシマ」や「 FUKUSHIMA」として語られることの多い「福島県」

1人ひとりと丁寧に知り合ってゆけば、そりゃ良いも悪いも感じることが出来る。
でもそこには記号化した「FUKUSHIMA」は無く、
1人ひとりの立っている場所、足の下につけられた地名を知ることになる。

そんな1人の足元にたどりつくのは、ボクひとりでは不可能であり、
そう考えてボクは今在る場所で立ち止まってまわりを見回してみる。

そんなこと考えてたら、群馬のおじさんから野菜が届きました。

お礼の電話をいれると
「クズ野菜でわりやいね〜!」といつもの感じで。
「でも、ナスは近所の人が作ってるやつだから食ってみてくんねえかい」とかね。

もう30年ちかく前に脳梗塞で身体半分をうまく使えないでいるおじさんの野菜。
(「まさおおじさん」> http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=5930 )

美味い福島の野菜に出会った直後で食べたら、
ボクが生まれ育った群馬の土の味がグワッと口の中に広がってね。

なるほど野菜の味は土の味なんだとあらためて実感。
福島の美味しい土が群馬の土を際立たせてる感じさせてくれた、
「俺はこれを食って育ったんだ!」という喜び。

ボクが表現しなくちゃならないもの、
息子をはじめ下の世代に伝えたいことって、
こんなことなんだよな〜。

では、
野菜の味を絵にする?
土っぽい絵を描く?

う〜〜ん、、なんだろ。

答えはすぐには手にできないだろうけど、
ともかく手を動かしてゆかなくっちゃだ。

そんな思いのもと、
先日会津での仕事の打ち合わせの流れで福島市へ。
去年のオープンから2度目の「ヒトト」へ。

群馬、東京、福岡、大阪、那須黒磯、会津
そんな漂泊の先で、当たり前にこで食事をしている。

その当たり前がとびきり美味しい。

大橋さんはじめスタッフさんとお互いの息災を確かめ合う、
なんでもない会話がうれしい。

あとは福島の酒があればなあ〜〜〜〜〜〜〜、、

だが、
夕方には池袋で大切な用事があるんよ、、
と「またね」と店をあとにする。

美味い野菜を食った夏の終わり、
思い返したのは、これまで出会ってきた人のこと。

その1人ひとりを育んできた「土」のこと。

これからさらに日本の各地の人と関わる仕事が続きます。

今はそれが動きだす前の慌ただしさの中に身を置いていますが、
3月11日から6年7ヶ月めの日に、愛しき1人ひとりのことが浮かんできたこと、
次に足を運ぶ場所で生かしてゆこうと思いました。

新宿 ONE ASIA 文化祭2017


10/14「新宿ONE ASIA 文化祭」新宿中央公園 入場無料!
アジア中の音楽と食とアートの文化祭!

アジアの演奏家が一堂に会するフリーライブを中心としたフェス、
“新宿 ONE ASIA 文化祭2017″のために元気な絵を描きました。

ポストカードからB1のポスターまで、イベント当日まで都内各所で活躍します。

オフィシャルウェブサイト
http://www.oneasia-jc.net/jp/

facebook

instagram

今年はアジアにアクセスするような仕事に関わることが多く、
まさに「今」なテーマの仕事にめぐり合った今回、

ともかく元気な絵にしたいなと、A1の板にフリーハンドで、
自分でもなにが生まれるのかわからぬドキドキ感をもって描きあげました。

デザインは沖縄在住の平井晋くんを指名。
ボクの絵に新宿とアジアをリンクさせる力を与えてくれました。

当日はボクもワークショップを開催。

“小池アミイゴのだれでも絵が描けるワークショップ”
アジアンお面作りからのお神輿ねり歩き、
そしてプチプロジェクションマッピング的な。

・10:30~12:00
・13:00~14:00
・14:00~ ライブに合わせお面神輿ねり歩き
・15:00~1600

・参加費500円
オフィシャルHPでは「事前予約」とありますが、
随時参加でも楽しめるよう準備してみます。

画材等はこちらで用意しますので、
汚れて良いオシャレでご参加ください。

イラストレーター小池アミイゴが描く1人ひとりの似顔から、
ワイルドなアジアンお面を作るワークショップ。

出来たお面で飾ったお神輿担いでONE ASIAの会場を練り歩き。

そんなこんなを撮影し、
夕方のライブに合わせてプチプロジェクションマッピング!

ワークショップの合間にはファンキー紙芝居も上演予定っす。

みなさんぜひ秋の土曜日の新宿中央公園へ!

2017夏のワークショップ


この夏いくつか開催したワークショップ。
子どもたちの莫大なエネルギーを浴びつつ、
これから生きてゆく上で必要なことを確認出来たなあと。
ちょっと駆け足になりますが、記録しておきます。

7月28日は湘南T-siteのレストランLIFEsea恒例の夏祭り。
今年はファンキーお面作りワークショップからの”こどもディスコ”


飲食店のお客様サービスのための企画なので、
流しそうめんなどの鉄板コンテンツと共存しつつも、
さてどこまでアクセルを踏み込めるか。

こういうことに経験値の高い子どもも多く、
思いがけず出会えるオシャレなデザインが
ボクのモチベーションを押し上げてくれます。

あとは、どこまでも突っ走ってゆく子どもたちの元気をサポートしつつも、
その表現が「振り切れた表現」なのか「暴力」なのかを見極めること。

振り切れた表現だと判断できたら
安全を担保しながら「かっこいいね!」と

暴力を感じたら「それは面白く無い」「こっちのほうがかっこいい」

そんな言葉の投げかけと共に、
ともかく美しいものへ導いて、
いや、共に突き進んでゆくのがオトナの役割。

そんなコミュニケーションの輪にいかに子どもたちの親を巻き込んでゆくのか。
お客様サービスではあるけれど、子どもにとって一番大切なことなので、
ボクの頑張りどころってそんな部分だったりします。

8月19日は渋谷区代々木の”かぞくのアトリエ”で
午前は0,1,2歳向け、午後は3歳以上向けのワークショップでした。

年齢分けの開催になったのは、
午後1回の開催で定員25名の募集をしたところ、
140組の応募をいただいたので、開催を2回に増やしたためです。

0,1,2歳に限定したワークショップは初めて。

お兄ちゃんお姉ちゃんのいる現場では、
自然と小さな子たちも引っ張られて手をうごしてゆくのですが、
今回は一緒に絵を描くパパママさんと子どもとの絵を使った会話って感じ。

パパママさんたちには、答えを先回りすることなく、
子どもが起こしていることを辛抱強く見守ることをお願いしました。

目の前で生まれる色の世界に驚くのか、
筆を動かす体の気持ち良さを共有するのか、
手が絵の具で汚れたことを嫌がる、が、そのうち面白くなる、
そんなことを一緒に楽しむのか、

1人ひとり答えなんか決まっていない事態に慌てず、
やがて見えてくるこの日の子どものマックスな喜びの記憶を持ち帰ってくれたらなあと。

そうやってみて、
やはり年上の子どもたちが参加していたら、
もっとスムースに子どもたちの力に火がつくんだろうなと。

ただ、0,1,2歳だけで描いた世界は、
ものすごくワイルドだった!

午後の3歳以上の回では、
絵を描くことで自然と生まれる子ども同士のコミュニケーションを信じた上で、
「ママ見て!」という親子の間のコミュニケーションを大切にする、
そんなことを心がけてみました。

今回特にパパさんの参加が多かったのだけど、
なるほど、ママさん以上に「それやっちゃダメでしょ」みたいな声が聞こえてきて、
その度に「いや、もっとやっちゃっていいよ」と。

珍しく全体でパタッと手が止まってしまった瞬間もあったけど、
「家でも保育園や学校でもやっちゃダメって言われることやろう!」
「よーし、ドラえもんタイム!」
みたいな感じでクリエイティブの”どこでもドア”こじ開け。

そうしたボクの振る舞いがパパさんたちのプライドを傷つけないか心配しながらなんだけどね、
でも、子どもたちの手元で生まれるエネルギーに満ちた現象を目の当たりに、
徐々に心のリミッターを外していってくれたパパさんたちです。

2歳以上の子どものやることであれば、
安全である限りともかく見守り、
子どもたち「ママ見て」「パパ見て」にきちんと答える。
そうして生まれたものに美しさなり楽しさなりを見つけ、
その喜びなり驚きなりを自分の言葉で返してあげる。

そこで「オトナの納得する立派なもの」が生まれる必要はなく、
そこでどんなコミュニケーションが生まれたかが大切なんだよな〜

子どもたちみんなが画家になるわけじゃない。

でも、子どものころのこんな記憶は、将来なにかの壁にぶつかった時、
心折れずに乗り越えるしなやかな力に変わるはず。

ワークショップ終了後”かぞくのアトリエ”のみなさんから、
「ドラえもんを描こうって言ったのに驚きました」
「今まで私たち的にアニメとかNGだったので、これもありなんだなと」
こんな確認のお話。

で、ボク。
「そうですね、こういうワークショップで子どもたちに『自由に描いて』って言う割に、ドラえもん描いちゃダメはおかしいですよね」
「もしくは『こどもらしく』を求めるのならドラえもん描くこと否定出来ないです」
「そもそもオトナが『自由』も『こどもらしさ』もどういうものか考えぬまま、ただそれを子どもに押し付けるのは無理がある」
「ドラえもんも他のアニメもゲームも、今の子どもの風景の一部であれば、それを風景として描けばよくて、それが出来る子どもたちは、ある意味ボクなんかより先を走っているのかもしれないです」
「ただそれだけじゃなくて、想像の余白のあるすぐれた表現に触れるチャンスも与えてゆかなくちゃです」

いや、ドラえもんは素晴らしい文化です。
そんなものをなにも見ずにサラリと描ける力、すごいんだよね〜!

ただ、オトナも負けちゃいいられない!!

です。

“かぞくのアトリエ”のみなさん、
繊細にして大胆な現場のご提供とご協力、ありがとうございました!
ここでしか得られない発見、沢山でした。

で、新幹線飛び乗りで飛騨高山へ。
8月20日は情熱の絵本屋さん”ピースランド”で友人のバロンくん主催の
昼は子どもワークショップ、夜はオトナワークショップ。

代々木で得た熱そのままで飛騨高山の子どもたちと向き合ってみると、
代々木には代々木の豊かさがあって、
高山には高山の豊さんがあるんだなあ〜としみじみ実感。

古い家屋の立ち並ぶ街、高山。
その色彩は黒だったり濃い灰色だったり。

それを「良きもの」として触れ続けてきた子どもたちの色彩感覚。

オトナたちが勝手に思う「子どもたちの好きな色、あか、あお、きいろ、ピンク」に対して、
「黒とって!」「こっちにも黒ちょうだい!!」って声が飛ぶ飛ぶ!

すべての色に黒が混じり込んで、
結果、色彩がとても落ち着いた鮮やかさに。

そんな色彩に出会えてボクは幸せです。

いなかの子どもはのびのびと育っている。

いや、今回集まってくれた親御さんがのびのび育てているのが本当でしょう。

代々木の子どもの密度からしたら4分の1くらいだったけど、
クリエイティブな熱の総量は同じくらいだったんじゃないかな。

ところでひとり、
今回絵を描いたことで、今まで言葉に出来なかったことを口にした男のがいたんだけど、
その後どうしてるかな?
必要だったらまた一緒に絵を描こう。

代々木と高山での子どもワークショップでは、
大きな画面にみんなで一気に描いた絵の中から、
パパママさんたちが心動かされた美しさを見つけ写真に撮影。
ワークショップの最後にスライドショーにしてみんなで見ました。

そこに正解は無いけれど、
心と体の振り切れた美しさはあって、

さらに注意して見ると、
とても豊かななにかを見つけることも出来ました。

こんなワークショップの最大の目的は、
オトナの目を鍛えることなのかもしれませんね。

そして、
高山の夜は大人の部。

思いっきり割愛して語ってしまいますが、
ごくシンプルな表現の中にその人らしさを発見する。

喜びをテーマに手を動かしてもらったら、
みなさんの内側にある色彩が美しい!

特に緑色だな〜。

難しいだよね、ミドリ。

そのまま塗るとどうにもケミカルになってしまうのを、
みなさんそれぞれの記憶を紐解き、掘り起こした心の色と混色すると、
実に深い緑色が生まれたってイメージ。

これは林業の盛んな山間の土地、飛騨高山だからこそなんだろうか?

去年富山でワークショップした時も、大人の表現する緑色が綺麗で、
それぞれの土地にクラス人の心を丁寧に探ってゆくと、
みなさんそれぞれ掛け替えのない「美」を宿しているんだなあ〜と。

もちろん、過去になにか美しいものに出会ったなんて体験が、
アミイゴとか誰だか分からぬ者の絵のワークショップに参加する
モチベーションになっているはずだしね。

もっと多くを語り合いたかったけど、
この夜にお集まりの愛しき緑色を宿すみなさん、
美しきものを見せてくれてありがとう!

企画者で唄もうたってくれたバロンくん、
この場所への導き、ありがとう。

カメラ忘れて、写真ほとんどなくてゴメン、、

そんな高山の経験を経て、
あらためて東京のみんなの宿す色彩に触れてみようと、
池袋コミュニティカレッジで開催の絵のセッション。

ピアノで鳴らす和音を聞いて、
手数を3つくらい限定したシンプルなドローイングにして、
さらに着彩。

音ってすごいな。
みんなの中にあるものが、一気に、しかし品良く吹き出てきた感じ。

みんな美しさに関して自信を持ってくれたらいいなあ。

で、これはいけると、
うちの小学2年ボウズともセッション。

わ!これはすごい。
音の波形を見るオシロスコープみたいだ!!

ちなみに、
鳴らした和音はアリシア・キーズの「if i ain’t got you」で使われている
GM7-Em-Am7-D
あとイントロからの CM7-Bm7

音楽も絵も言葉にならぬなにかが心の扉を開けてくれるんだなあ〜

そんなこんなの夏の経験から、
あらためて絵を描きダンスすることやってみたいなと、
9月3日渋谷の街のそこかしこが音楽でみたされるイベント「渋谷ズンチャカ!」で、
コンテンツのひとつとして「ファンキーお面作りからのこどもディスコ」

これ楽しかったんじゃない!?

そうそう、同じ頃にサッカーの神様ジーコが来日していて、
子どもたちの電話相談に答えるってのがあったんだけど、
子どもたちの「上手くなりたい」「早くなりたい」に対して、
ことごとく「今は思いっきり遊びなさい」「サッカーを好きでいないさい」みたく答えていたけど、

うん、絵もそれでいいと思う。

絵を描いて楽しかった。
その勢いでダンスしたら、楽しさがもっとデカくなった。

うん、それでいいと思うよ。

みんなが表現することを恐れぬオトナになってくれたらなあと。

ただ、それが表現なのか暴力なのか、
オトナはちゃんと見てるよ。

そんなのがいいな。

そんなこと、これから先に秋の新宿の中央公園のフェスで、
福島県の会津の奥の方の町の子どもたちと、
台湾の台北の若い人たちと、
そして第二第四木曜日の池袋でセッションを重ねてゆきます。

明快な答えの無いセッションだけど、
共に未来の方に進んでゆく力は確認できるはず。

池袋セッションは10月12日からはシーズン6が始まります。
心を柔らかにしたい人、真っ白なキャンバスを自分色に染めたい人は、
気軽に参加されてみてくださいね〜
https://cul.7cn.co.jp/programs/program_701881.html

最近のみんなの突き抜け感、素晴らしいんだから!!

78ヶ月め


今日は2011年3月11日から2,376日め
6年半
78回目の11日です。

8月11日からあっという間に1ヶ月が過ぎてしまった印象の今年の夏。

8月13日、毎年この時期に足を運んでいる、福島県いわき市の豊間に行ってきました。

防潮堤とビーチの整備が済んだ薄磯は、多くの海水浴客がいて、
『あの日から6年5ヶ月後の夏』という確かな時の流れを感じました。

もっとも、海から顔を転じた津波被害に遭った場所は、
かさ上げ工事などは進んでいますが、人の生活が戻ってくるのはこれから。

これからこの土地で必要とされるもの、例えば絵だったらどんな仕事ができるのか?
想像力を働かせてみました。


今回は福島の地元新聞「福島民友」の記者さんと待ち合わせて、
絵本「とうだい」の作画の話をしたり、震災から後の活動について話をしたりもしました。

震災前のこの土地を知る記者さん。

震災後にこの土地を知り、復興の経緯を見てきたボク。

お互いの記憶のすり合わせをして、
お互いの違いも共通するものも交換出来たことに、
6年5ヶ月の時の意味を感じることができました。

防潮堤が完成に向かうにつれ、海の見えなくなってしまった豊間。

震災前を知る記者さんはそのことを「仕方ないことだけど寂しい」と語ります。

ただ、なだらかに土の盛られ、植林の行われる防潮堤の景観は、
宮城や岩手の沿岸部で見た垂直で巨大なコンクリートの景観と比べたら、
柔らかな未来の風景を想像出来るもので、

引き続きこの土地を訪れ、どのような人の風景が育って行くのか、
確認し続けてゆこうと思いました。

今回はいわき駅のひとつ手前、湯本駅で降りて海を目指して走ってみましたが、
相変わらずいわきは陽の光が力強く、目にする花が美しい。

ささいなことかもしれませんが、ボクがいわきに「また行きたい」と思うのは、
そんなこの土地の方々の花を愛でる気持ちに触れたいと思うからかもしれません。

花に人を見るボクです。

いわきに行った直前で、熊本の天草を取材していた今年の夏。

天草の沿岸部に残される昔ながらの美しい景観。

東北の太平洋沿岸部でその多くが失われてしまったことを考えると、
どうにも愛しいものだと、
取材には天草市の職員さんがアテンドくださるのですが、
彼らの「見てもらいたい」天草とは違った視点で、
天草の魅力に取り憑かれていったボクです。

「それ、そんなに魅力ありますかね?」なんていう市の職員さんたちに対して、
いちいち泣き出したい気持ちになりながら「素晴らしいです!」ってね。

東日本を知るからこそ見える天草。

その魅力が未来に生きるものであってくれたらなあと心から願い、
今取り組んでいる仕事の絵を描いています。

そんなボクの考えを裏付けてくれたのが、
8月20日21日とお邪魔させてもらった飛騨高山の街。


展覧会とワークショップ開催のためにうかがったのですが、
電車を降りて空気を吸って、すぐにこの土地が特別な場所なのだと分かるような感覚。

富山と尾張や三河を結ぶ交通の要所で、
林業や養蚕など盛んに行われ、それなりに豊かな土地であったはずですが、
戦後の高度成長期にある意味取り残されるも、
70年代に入るあたりで観光で生きる道を明快にして、
今はミシュランのガイドに載るほど「日本の行くべき場所」と認識され、
多くの観光客を集めるに至っています。

ここ数年津波で失われた東北太平洋沿岸部を巡る共に、
津波で失われなかった会津若松なんていう街にも出会うようになりました。

さらには広島の尾道や大分の日田のように古い町並みを残す街。
そして天草、飛騨高山。

そんな場所の魅力は、古いものが残っているから素晴らしいのではなく、
良いものを残してゆこうという人の気持ちこそが美しいのだろうと思えた今年の夏です。

上に掲げた土地の一部は江戸時代に天領であったことで共通しますが、
それ以上に
太平洋戦争の際に無差別爆撃のような空襲を遭わなかった土地であることで共通します。
(天草も尾道も一部で空襲があったのですが、、)

日本が喪失の中にあるなか、街は残った場所。

ボクのつたない想像でしかないのですが、
こんな街で生まれ育った方は、戦後から高度経済成長期、バルブル世と、
日本が激動を繰り返す中、それでも心に優しさのようなものを内包させ、
人の作ってきた良き風景を残して行くことに使命感も抱き、
今の時代に、人に癒しを与えられる場所を守ってきてくれたんだと思っています。

東北の沿岸部で進む復興の中に、
こんな街の過去から今へと育まれてきた優しさのようなマインドが反映されたらいいなと。

高山も天草も尾道も日田も会津若松も
ある意味日本の最先端の場所として再認識されると共に、
各街通しで交流を深め、その魅力を東京(中央)とは別の価値観で深めてゆく。
そんな輪の中に被災し復興を目指す土地の方が自然と混じってくれてたらいいなと。

個人的に、それぞれの土地の方と仕事をしてゆくことがあるはずなので、
ボクは絵をもって人と人の架け橋となってゆけたらいいな。
です。

9/3渋谷ズンチャカ!でワークショップ


渋谷ズンチャカ!
小池アミイゴの原宿こどもディスコ 〜ワークショップからの仮面舞踏会〜

9月3日(日)13:00~14:30
参加費無料

原宿のガレージをいろんな画材や素材を使って装飾、
ファンキー&ファニーなディスコ空間に仕上げます。
あわせて、ファンキー仮面づくりワークショップ!
最後はできた仮面をつけて、ファンキーダンスコンテスト開催。
1番元気に踊ったディスコクイーンorキングにはアミイゴ謹製トロフィーを授与!

12:45より受付開始します。
会場「オリンピアアネックスビル駐車場」にお越しください。

*渋谷区神宮前6-31-21 <原宿交差点徒歩10秒、古着屋のシカゴの入っているビルです。 ・地図> https://goo.gl/maps/BYXR9XppKg92

定員:25名
※先着順ですが、たくさんいらした場合は譲りあってご参加いただけるとうれしいです。
※年齢未就学児は保護者同伴でご参加ください。
※画材等はすべて用意してあります。
※汚れてもよい踊りやすいオシャレでどうぞ。

マイケルジャクソンのBADのPVみたいな現場です。
1時間半はあっという間ですが、
ともかく手足心を振り切って楽しい時間にしましょう!

渋谷の街に音楽が溢れる1日「渋谷ズンチャカ!
http://shibuya-zunchaka.com

音楽解放区な渋谷の1日、
みなさん街ごと楽しんでくれたらうれしいです!!