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105ヶ月め

2019 年 12 月 11 日 水曜日

今日は2011年3月11日から3,197日
456週と5日
8年9ヶ月
105回目の11日です。

10月31日未明に起きた首里城の火災は、
この場所を愛するボクにとって受け入れがたい出来事でした。

自分に出来ることは絵を描くことだろうと、
40号Mのボードに心象風景としての首里城を描きました。

こちらの絵はA2サイズくらいに印刷出来るデーターになっています。

今後チャリティーなどお考えの方でこの絵を使うアイデアのある方は、
無償で提供いたしますのでご連絡ください。

11月23日は、渋谷区代々木の”はるのおがわプレーパーク”で絵の具遊び。

9月30日に福島県福島市の清明小学校1年生と絵を描いたセッションの、
渋谷区へのおすそ分け企画。

福島からママさんに連れられやって来た3組の子どもたちと、
代々木の子どもたちとワイルドなセッションです。

代々木と福島の子どもたち、それぞれ経験も突破力ある子たちです。
その中でも特にコミュニケーション能力高い子がコアとなり、
オトナの思惑など蹴散らし破壊に破壊を重ねたクリエイティブな時間。

氷雨降りそぼる初冬の公園の水溜りに飛びこみ奇声を上げる子どもたちを見ながら、
母たちは代々木と福島の子どもたちの遊び場についてオープンに語り合う。

「フクシマ」というワードに言葉が出なくなってしまうオトナは今もいます。

ボクはそれを否定するつもりは無く、
ただ、子どもたちが元気に自分を発揮している姿に触れることで、
解凍さる言葉というものはあるなあと。

この日も福島県に対しての思い込みがいくつか解凍され、
「ではなにが必要なのか」という前向きな会話が交わされていましたよ〜

それにしても、
泥遊び用の着替えがゴソッとストックされている”はるのおがわプレーパーク”の底力!

代々木と福島とで経験のシェア。
このセッション、次はまた福島で開催されるかもね〜

そんなわけで、5メートルの壁画一気に完成!

福島チームは代々木八幡の銭湯にGO!!でありました。

ところでこの絵の具遊びは、
渋谷区が推進する”アロー プロジェクト”に紐つけしてありました。
http://shibuya-arrow.jp

渋谷駅周辺での発災時に、渋谷来訪者を一時退避場所である
青山学院大学と代々木公園にアートの矢印で導くプロジェクト。

リンク見てもらえたら分かるように、
イケてるアーティストが感性と筆を振り切るローカル最先端な発想。

が!こんなんこそ子どもたちとやったら楽しいだろうし、
前例をひとつ作っておけば、被災地なんて呼ばれているエリアに落としこむことも出来るだろうと、
区役所ご担当者に相談し、プロジェクトの名前をお借りし代々木にドロップ。

子どもたちが塗り込んだ絵には、
実は事前に矢印が描かれていて、

マスキングテープを剥がしてみると〜〜〜、

子どもたちのワイルドとのコントラストも眩しく一時避難所を指し示す矢印登場!
スタッフ一同「おおおーー!」な仕上がりと相成りました。

作画完成時、土砂降りの中わざわざ区長の長谷部さんも駆けつけてくれるも、
「矢印描いてないじゃん!!」などと、、
いやいや、まあ見ておいてくれと「USA」をダンスしながら代々木公園の方を指差しときましたが、
はい、やることやっていますよ〜!


福島と代々木の子どもたちとの「アロープロジェクトやってみた壁画」は、
来年1月いっぱいくらいまで”はるのおがわプレーパーク”物置小屋壁面にて、
西参道を行き交う人々に緊急時の避難所を指し示しつつ、
街にワイルド&セクシーに寄り添ってまいります。

本年度最重要案件、
宮城県の唐桑半島にある家族経営のお店”プランタン”様のロゴを制作。

この度無事に店舗に看板として設営したとの連絡を頂きました。

津波で流された店を、古民家再利用で店舗名も営業内容も改め再建したのが5年前。
ボクは友人の導きでこの店と出会い、ワークショップなど開催。

ご一家の地域に向けた愛ある眼差しとそれに伴う身の丈いっぱいに頑張る営業の姿に感激。
すぐにこの店のファンになりました。

「カラクワのプランタン」なんて聞いて、何かオシャレなものに出会うのか?なんて思うも、
行ってみれば人んちの居間。

「茶処」を謳う店内はどこまでも手作り。
が、トイレに美しく設けられたオムツ替えのスペースに、このご一家のなんたるかを見た。

なにより、提供される食いもんがうめーのよ。
カフェメシなんつー虚弱なものじゃねえ「ザ・食いもん」認定。

今回5年のタイミングで地域商工会などの助言と助成を受けてロゴの刷新や看板作りに着手。

あらためてご一家にとってこの店はどんなものなのか、
店名の再考なんてところから店を一軒立ち上げるくらいの会話や、
現状ご家族で行える接客のオペレーションの確認や、
未来のご一家のあり方も想像したコミュニケーションを重ねこんなロゴを制作。

が、なにか足りないなあなんて悩んでいたところ、海老茶色のご指定を頂きPC上で色変換。

ふわっと浮かぶご家族の顔!
お互いいい仕事したなあ〜!です。

今回のデザインには地域の「cafe縛り」なんてレギュレーションもあったのですが、
逆に『唐桑が今後必要とするデザインをこの店から発信』なんてことも込めています。

送って頂いた看板の写真を見て思うのは、ボクの考える「復興」という言葉の意味。

被災があり悲しいことも辛いこともあったけれど、どうにか生きる最低限の状況が整った後、
そこから未来を生きるためのアイデンティティを手に出来たパーソナルな心情。

国や県、大企業の描く復興からしたら些末なものでしかないだろうけど、
そこには人ひとりが生きてゆく意味が込められているし、
これは必要とする人にたやすくシェア出来ることでもある。

あの日から9年を前に掲げられた看板が、
地域再生の灯台の灯りのように見えたらいいな。

プランタンは春を意味するフランス語。
ここからまた新たなスタートだね〜
これからもよろしくねー!

プランタン
〒988-0534 宮城県気仙沼市唐桑町宿浦409-2
0226-25-8077
FBページ> https://www.facebook.com/prin.non/

「あれから5年♪」リクルマイ「きたぐにのはる」

2016 年 2 月 28 日 日曜日


昨年作った岩手県宮古のスケッチムービー。
リクルマイさんが「あれから3年」を「あれから5年」と歌い直し、
公式のPVにしてくれました。

「あれから5年」を前に、2年分のテンダネスが醸された唄。
正直、去年描いた絵が負け始めてる印象だけど、
しょうがねえ、
ボクもさらなるテンダネスを風景から感じ取ってゆくしかない。

こうやって表現者同士で質を高めてゆくことも、
2011年3月11日以降意識してカタチにしようとしていること。

ともかく!
東日本大震災以降もっともリアルなフォークソング
リクルマイの「きたぐにのはる」
みんなの人生の伴走者にしてください。

花の絵展「小池花店」

2015 年 12 月 5 日 土曜日

小池花店DM
2015年の終わりに数点の花の絵の展覧会を開催します。

小池アミイゴ花の絵展「小池花店」
ブックカフェ槐太

12月18日(金),19日(土) 14:00-23:00
12月23日(水),24日(木) 11:20-18:30
12月25日(金),26日(土) 14:00-23:00
12月30日(水),31日(木) 11:20-18:30

ブックカフェ槐太(かいた)
〒156-0043東京都世田谷区松原2-43-11
キッド・アイラック・アート・ホール地下一階
(京王線 明大前駅より徒歩2分)
tel : 03-3322-5546
http://www.kidailack.co.jp

*ご覧の際はワンオーダーお願いします。

企画は詩人で「詩とファンタジー」の編集者でもある
平岡淳子さん。

「小池くん、展覧会のタイトルだけど『こいけはなてん』でどう?」

「こ い け 花ぁ・・・」
「え〜っと、『てん』は『展』ですか?」
「それとも〜ぉ、『店』、ですかねぇ?」

「『店』よ、小池くん」

「う〜〜〜ん、、」「いいですね」

そんなわけで、
現在鋭意制作中です。

18日か19日は、夕方くらいからBGMの選曲しながら滞在しようかなと。
まあ、年末なので、あらゆる部分が未定です。

ボクの日々に忘年しちゃって良いものは無く、
ただ失われしもへの情はつまらぬ花の絵に変え、
心の隅っこに咲かせ続けて行こうと思うのです。

「聞くドローイング」10回め

2015 年 8 月 10 日 月曜日

聞く010_72

「聞くドローイング」10回め
2015年8月10日午後2時30分頃 渋谷区西原のカフェで
アメリカに定住権を持ち、アメリカと日本を往復する生活の中、
今は大阪の商業施設のディレクションを手がける
デッドヘッドな52歳男性に「聞く」
+++

「be kind」

この前行ったグレートフルデッドのライブは、
この言葉で終わったんだよね。

アメリカでも優しさを求める人たちが生まれていて、
で、日本に帰ってくると東京でも大阪でもみんな優しいし、
みんな「優しくなろう」としているのが感じられるのが今じゃん。

それはやっぱ日本のいいとこだから、
たとえば戦争に「反対」を言ってく中で
あらたな争いを生んじゃったらダメだなわけじゃん。

こういうことって、
60年代に生まれたカルチャーが継承されてきた中で、
今それが当たり前になっただけのことで、
そういう文化の流れを切ってしまってはいけないよね。

アメリカで「be kind」を求める人たちも、結局は一部の人で、
格差の問題とか人種間の問題とか報道され続けてるってことは、
それだけ社会に問題あるってこと。

大統領候補に共和党からトランプみたいな人が出てきて、
それなりに支持されちゃうとか、危ないなあと思っちゃうよ。

(でも、アメリカの大統領選挙は、個人のオピニオンが分かりやすく、
大統領選挙ごとに国のアイデンティティーを考えられていいよね)

そうだね、日本は選挙の方法が良くないから、
政治家をちゃんと選ぶのが難しいよね。

でも、東京はいいよね。
東京のコミュニティーはしっかり小さくまとまってるじゃん。
こういうのは大切にしてゆかなくちゃだよね。

あと、
海外から日本を見てる人がみんな言う問題は「少子化」だよね。
そこをどうにかしなければ、

税収とか社会保障の部分で国として成り立ってゆかないから、
移民を受け入れるしかなくなるわけだけど、
そうしたら今なら排斥の動きが出てきちゃうでしょ、
その辺、日本は外国人慣れしてないからね。

(アメリカは州によって日本の消費税にあたる売上税の税率が違うことに)

日本もそうしちゃったらいいのにね。
東京が消費税10パーセントで、埼玉が3パーセントとか、
災害があったからその年だけ消費税上げて対応するとか、
いろんな必然で変えてゆけばいいのにと思うよ。

+++

ほとんど音楽の話ばかりの中で、
ポロポロこぼれてきた話を拾い集めた感じ。

とても早口でしゃべる人で (ボクがそう言うのだから、かなりのもの!)
語ったことを正確に記憶できてない部分もあるけれど、
「be kind」という言葉に出会えたのが嬉しかったなあ〜。

「優しく」と言うと、
日本ではゼロ年代を代表するキーワードのだったはずだけど、
「癒し」なんかとともに
かなり利己的な臭いの強いものに変質してしまった印象。

10年代でこの言葉を使う場合、
「寛容」とか「シェア」とか「聞く耳」なんてことも
コミュニケーションの質を表す言葉を内包しているように思います。

be kind

この言葉、しなやかにたくましく育ててゆけたらいいね〜

THKドローイング to MIYAKO

2015 年 2 月 25 日 水曜日

岩手県宮古へのドローイングによるオマージュ
「THKドローイング to MIYAKO」
https://www.youtube.com/watch?v=xSsMjWFyZUQ&feature=youtu.be

音楽は京都在住のogurusu norihideさん2005年発表のアルバム
「good morning」から”classico”

2014年3月の青森県から東北太平洋沿岸部を下った旅。

その中、
岩手の久慈からは全線開通直前の三陸鉄道北リアス線で、
不通区間はバスを乗り継ぎながら宮古まで。

その道中で出会った風景と、
2012年1月と13年2月に足を運んだ宮古で出会った風景、
そのドローイングで構成。

震災後初めて足を運んだ宮古は、
震災の悲劇と隣り合せではあるけれど、
ただただ心を奪われる美しさを魅せてくれた土地でした。

そんな風景も4年の時の中で変化し続けています。

初めて出会った宮古の記憶など、
もはやノスタルジーの方に押し流され始めているような。

こう考える自分の身勝手さに戸惑いながらも、
4年という時を俯瞰し今の自分の今を確認する必然を感じている
2015年2月です。

三鉄019 のコピー
あらためて映像に添えた曲に関して。

福岡を中心としたマインドシェアのイベントcafe week で出会い、
この10年の旅先で、特に在来線に揺られて移動している時、
かなりの確率で心の中でループしていた”classico”と名付けられた曲。
震災から4年後の宮古を歩くイメージにカチっと噛み合いました。

週末に宮古を再訪することで、
また多くのことが心の中で更新されるかもしれないけれど、
その直前でどうしてもこれを作っておきたくて、
オグルスくんの了承を得て使用しています。