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息子の学校が休校になったので。3週め

2020 年 3 月 23 日 月曜日


2020年3月16日(月)

群馬のみどり市へ。カミさんの代休が今日だったので息子を任せることが出来たスケジュール。
家からの地下鉄が想像以上に混んでいて、表参道、乃木坂、赤坂、国会議事堂前、霞ヶ関と人を吐き出してゆく。

2020年3月17日(火)

息子学校休校15日めの昨日は群馬へ。
明けて今日は17日。2年前に父が亡くなった日、
なのだが、
昨日はほんとどうしようもなく群馬から日帰り。

おやじー!2年後にコロナが流行るなんて思いもよるまい。
遺された家も相変わらず手付かずで申し訳無え。
が!今は東京に戻り、いるべき所にいなければならんのじゃ!

せめてもの慰めに、
2年前の今日、群馬の伊勢崎の病院に向かう河原の土手で見た水仙の花の絵をアップしとくぜ!おやじ。

どんな時も美しいものを見る目を失わず生きてやるぜ!おやじ。


さらに2020年3月17日(火)

休校16日め、もろもろ手に負えぬことが吹き出すも、
やるべきことは自分より弱きもののケアだよなと、
昼メシに息子と焼きそばを食う。

なわけで、描きたい花は明日以降、
おやじ二回忌の今日は、河原撫子の絵をシェア。

2年前はナデシコとヤグルマソウの区別がつかなかったのだ、、


2020年3月18日(水)

息子休校17日め。
大家さんが植えてくれてるスズランを描きました。

息子はスズランが好きみたいで、毎年「スズラン咲いたね、かわいいね〜」と言ってる。
なので、スズランが咲いても自分からそれを語ることはせず、息子のアラートを待つのが恒例。

今年は先日の雨の日にスズランアラート。
雨に打たれたスズランはセクシーだね〜。

そんな息子さんは朝からグダグダ。
ならばと先日頂いたバラの花の植え替えをして、
鉢の底に敷く石ころ拾わせたり、土の入れ替えをやってもらったり。

ならばついでに日課のサッカーリフティングをやっちまおうぜ!
が、今日は忙しいからちょっとだけやろう!と言うも、
ちょっとで終わるはずも無くもはや昼メシ時。

こう見えてけっこう仕事立て込んでるのだがあ〜〜、、
まあいいか、2020弥生スプリーング。

追記

何件かの指摘を受け、
この子はスズランではなく、スノーフレークだということがわかりました〜
ああこんな絵を描いていて良かった、
知識が更新された!


2020年3月19日(木)

息子休校18日め。
先週に続き、そして今日の晴れ間を利用せねばと、
代々木八幡駅ガード下壁画 #とみがやモデル、子どもたちの描いた23メートルの花の壁、
今日は北側に額縁を与えるようの作業を決行。

お手伝いのお二人には、より音楽的な修正の作業をお願いしつつ、
通りがかりの子どもたちが我慢できず壁面にキラメキを足してくれたり、

この壁の目標「街に暮らす人たちのBGMのような壁」にグググと近づいた、
踏み切りを挟んだミュージックセッション。
疲れた〜〜!

が、美しきものに出会えた。

街のみなさーん!
なんなかや気をつけながら、美しくセクシーに、元気にやってゆきましょー!


この写真は、代々木八幡駅新築工事の傍ら壁画制作にもお力添えくださった皆さんの1人。
回を重ねるごとに1つにまとまっていった現場。本日ついに記念撮影パチリ。

大きな工事には利用者や地域との軋轢もあるだろう中、
アミイゴを名乗る謎の人物との作業なんて疑念しかないだろう。

が、理解出来ないことがあっても、ともかく辛抱強く聞く耳を持ってくださり、
溝があればお互いのハードワークをもってやってこれたこと、嬉しいです。


2020年3月20日(金)

学校休校19日め。
お隣さんの庭から枝を伸ばしてる雪柳の花、
息子が見つけて「かわいい」なんて言ってたので描いときました。

5年生を前にお兄ちゃんっぽい顔つきに変わっていた息子の表情が、
モラトリアムな19日間で子どもっぽい顔へと逆戻りしてる?

街ですれ違う子どもたちもそんな印象なんだけど、
実際はどうだろうか?

色々問題ありな休校だけど、
子どもたちにとって良かった〜!と言えるような時間に出来たらいいな。

どうやったらいいのかは手探りなんだが、
一日中ペラペラ話しかけてくることに対しては、その話の中身についてゆけずとも、
ともかく相槌だけは打つようにしている。

地下鉄サリン事件から25年。
オウムってなんだと訊いてくる10歳には、
人の弱さは愛しいものであることを地道に伝えてゆけたらだなあ〜


2020年3月21日(土)

息子学校休校20日め。
連休中日でカミさんも仕事休みで、
息子の学校からの自習課題を見直してみると、
実は大量に出されていたことが発覚。

小4男子くん、連休を通してドリルやレポートに取り組まねばだ!と、
半ベソで机に向かう。

この状況を見過ごし、ノホホンとした19日間を過ごさせてしまったオレは共犯者であろうと、
所在無くアトリエに引きこもる。

いや、俺こそ仕上げねばならぬ大量の絵があるも、
クリエイティブな壁が大小立ち塞がり前に進めぬ毎日なのだーー!と半ベソ。

っと、以前描いた大豆の花と目が合う。
大豆の花が息苦しそうに何かを訴えている。
ああ、そうか、ここでもオレは自分を偽っていたのか、、

加筆というカッコつけな自分を消し去る作業をしてみたら、
そうだ、これだ、俺が見たのはこんな情けなく可愛らしいものだった。

花は俺にとって嘘発見期なのか?

などと呟いてる場合では無し。
父子問答無用でやらねば!
ふう、、


2020年3月22日(日)

休校21日め。
家のエントランスに咲くハナニラを描きました。

以前仕事で描いた花。その時は咲いてる季節が違くて、
画像検索で作った資料で描いたので、
今日「この花はなんだろう?」なんて調べてみたら「ああ、これかあ〜!」なんてね、
snsで知り合った女の子に会うのってこんな感じ??

ともかく意識を持って見ることは、大切だなあ〜!
ということと、良い絵が描けるということに完全な整合性は無く、
アップした絵もこれで良いはずが無く、
やっぱ見たフリ、分かったフリ、描けたフリには気をつけねば。

などとグジグジ考えつつ、取材に出た帰り、
原宿駅の新しい駅舎のグロテスクさ、
代々木公園に大挙押しかけてた花見客に慄くサンデー。

久々の休みが息子と重なったカミさんも、
息子の運動不足解消に代々木公園に行ったそうだが、
子どもが遊べるスペースを見つけられず帰ってきてしまった。

学校は休校。
カミさんの勤める保育園はフル稼働。
公園は花見客でごった返す。
フリーランスは生活の危機、、

人として試される休校3週間。
顔の見える関係の人との情報共有とオープンな会話に救われている。

105ヶ月め

2019 年 12 月 11 日 水曜日

今日は2011年3月11日から3,197日
456週と5日
8年9ヶ月
105回目の11日です。

10月31日未明に起きた首里城の火災は、
この場所を愛するボクにとって受け入れがたい出来事でした。

自分に出来ることは絵を描くことだろうと、
40号Mのボードに心象風景としての首里城を描きました。

こちらの絵はA2サイズくらいに印刷出来るデーターになっています。

今後チャリティーなどお考えの方でこの絵を使うアイデアのある方は、
無償で提供いたしますのでご連絡ください。

11月23日は、渋谷区代々木の”はるのおがわプレーパーク”で絵の具遊び。

9月30日に福島県福島市の清明小学校1年生と絵を描いたセッションの、
渋谷区へのおすそ分け企画。

福島からママさんに連れられやって来た3組の子どもたちと、
代々木の子どもたちとワイルドなセッションです。

代々木と福島の子どもたち、それぞれ経験も突破力ある子たちです。
その中でも特にコミュニケーション能力高い子がコアとなり、
オトナの思惑など蹴散らし破壊に破壊を重ねたクリエイティブな時間。

氷雨降りそぼる初冬の公園の水溜りに飛びこみ奇声を上げる子どもたちを見ながら、
母たちは代々木と福島の子どもたちの遊び場についてオープンに語り合う。

「フクシマ」というワードに言葉が出なくなってしまうオトナは今もいます。

ボクはそれを否定するつもりは無く、
ただ、子どもたちが元気に自分を発揮している姿に触れることで、
解凍さる言葉というものはあるなあと。

この日も福島県に対しての思い込みがいくつか解凍され、
「ではなにが必要なのか」という前向きな会話が交わされていましたよ〜

それにしても、
泥遊び用の着替えがゴソッとストックされている”はるのおがわプレーパーク”の底力!

代々木と福島とで経験のシェア。
このセッション、次はまた福島で開催されるかもね〜

そんなわけで、5メートルの壁画一気に完成!

福島チームは代々木八幡の銭湯にGO!!でありました。

ところでこの絵の具遊びは、
渋谷区が推進する”アロー プロジェクト”に紐つけしてありました。
http://shibuya-arrow.jp

渋谷駅周辺での発災時に、渋谷来訪者を一時退避場所である
青山学院大学と代々木公園にアートの矢印で導くプロジェクト。

リンク見てもらえたら分かるように、
イケてるアーティストが感性と筆を振り切るローカル最先端な発想。

が!こんなんこそ子どもたちとやったら楽しいだろうし、
前例をひとつ作っておけば、被災地なんて呼ばれているエリアに落としこむことも出来るだろうと、
区役所ご担当者に相談し、プロジェクトの名前をお借りし代々木にドロップ。

子どもたちが塗り込んだ絵には、
実は事前に矢印が描かれていて、

マスキングテープを剥がしてみると〜〜〜、

子どもたちのワイルドとのコントラストも眩しく一時避難所を指し示す矢印登場!
スタッフ一同「おおおーー!」な仕上がりと相成りました。

作画完成時、土砂降りの中わざわざ区長の長谷部さんも駆けつけてくれるも、
「矢印描いてないじゃん!!」などと、、
いやいや、まあ見ておいてくれと「USA」をダンスしながら代々木公園の方を指差しときましたが、
はい、やることやっていますよ〜!


福島と代々木の子どもたちとの「アロープロジェクトやってみた壁画」は、
来年1月いっぱいくらいまで”はるのおがわプレーパーク”物置小屋壁面にて、
西参道を行き交う人々に緊急時の避難所を指し示しつつ、
街にワイルド&セクシーに寄り添ってまいります。

本年度最重要案件、
宮城県の唐桑半島にある家族経営のお店”プランタン”様のロゴを制作。

この度無事に店舗に看板として設営したとの連絡を頂きました。

津波で流された店を、古民家再利用で店舗名も営業内容も改め再建したのが5年前。
ボクは友人の導きでこの店と出会い、ワークショップなど開催。

ご一家の地域に向けた愛ある眼差しとそれに伴う身の丈いっぱいに頑張る営業の姿に感激。
すぐにこの店のファンになりました。

「カラクワのプランタン」なんて聞いて、何かオシャレなものに出会うのか?なんて思うも、
行ってみれば人んちの居間。

「茶処」を謳う店内はどこまでも手作り。
が、トイレに美しく設けられたオムツ替えのスペースに、このご一家のなんたるかを見た。

なにより、提供される食いもんがうめーのよ。
カフェメシなんつー虚弱なものじゃねえ「ザ・食いもん」認定。

今回5年のタイミングで地域商工会などの助言と助成を受けてロゴの刷新や看板作りに着手。

あらためてご一家にとってこの店はどんなものなのか、
店名の再考なんてところから店を一軒立ち上げるくらいの会話や、
現状ご家族で行える接客のオペレーションの確認や、
未来のご一家のあり方も想像したコミュニケーションを重ねこんなロゴを制作。

が、なにか足りないなあなんて悩んでいたところ、海老茶色のご指定を頂きPC上で色変換。

ふわっと浮かぶご家族の顔!
お互いいい仕事したなあ〜!です。

今回のデザインには地域の「cafe縛り」なんてレギュレーションもあったのですが、
逆に『唐桑が今後必要とするデザインをこの店から発信』なんてことも込めています。

送って頂いた看板の写真を見て思うのは、ボクの考える「復興」という言葉の意味。

被災があり悲しいことも辛いこともあったけれど、どうにか生きる最低限の状況が整った後、
そこから未来を生きるためのアイデンティティを手に出来たパーソナルな心情。

国や県、大企業の描く復興からしたら些末なものでしかないだろうけど、
そこには人ひとりが生きてゆく意味が込められているし、
これは必要とする人にたやすくシェア出来ることでもある。

あの日から9年を前に掲げられた看板が、
地域再生の灯台の灯りのように見えたらいいな。

プランタンは春を意味するフランス語。
ここからまた新たなスタートだね〜
これからもよろしくねー!

プランタン
〒988-0534 宮城県気仙沼市唐桑町宿浦409-2
0226-25-8077
FBページ> https://www.facebook.com/prin.non/

「あれから5年♪」リクルマイ「きたぐにのはる」

2016 年 2 月 28 日 日曜日


昨年作った岩手県宮古のスケッチムービー。
リクルマイさんが「あれから3年」を「あれから5年」と歌い直し、
公式のPVにしてくれました。

「あれから5年」を前に、2年分のテンダネスが醸された唄。
正直、去年描いた絵が負け始めてる印象だけど、
しょうがねえ、
ボクもさらなるテンダネスを風景から感じ取ってゆくしかない。

こうやって表現者同士で質を高めてゆくことも、
2011年3月11日以降意識してカタチにしようとしていること。

ともかく!
東日本大震災以降もっともリアルなフォークソング
リクルマイの「きたぐにのはる」
みんなの人生の伴走者にしてください。

花の絵展「小池花店」

2015 年 12 月 5 日 土曜日

小池花店DM
2015年の終わりに数点の花の絵の展覧会を開催します。

小池アミイゴ花の絵展「小池花店」
ブックカフェ槐太

12月18日(金),19日(土) 14:00-23:00
12月23日(水),24日(木) 11:20-18:30
12月25日(金),26日(土) 14:00-23:00
12月30日(水),31日(木) 11:20-18:30

ブックカフェ槐太(かいた)
〒156-0043東京都世田谷区松原2-43-11
キッド・アイラック・アート・ホール地下一階
(京王線 明大前駅より徒歩2分)
tel : 03-3322-5546
http://www.kidailack.co.jp

*ご覧の際はワンオーダーお願いします。

企画は詩人で「詩とファンタジー」の編集者でもある
平岡淳子さん。

「小池くん、展覧会のタイトルだけど『こいけはなてん』でどう?」

「こ い け 花ぁ・・・」
「え〜っと、『てん』は『展』ですか?」
「それとも〜ぉ、『店』、ですかねぇ?」

「『店』よ、小池くん」

「う〜〜〜ん、、」「いいですね」

そんなわけで、
現在鋭意制作中です。

18日か19日は、夕方くらいからBGMの選曲しながら滞在しようかなと。
まあ、年末なので、あらゆる部分が未定です。

ボクの日々に忘年しちゃって良いものは無く、
ただ失われしもへの情はつまらぬ花の絵に変え、
心の隅っこに咲かせ続けて行こうと思うのです。

「聞くドローイング」10回め

2015 年 8 月 10 日 月曜日

聞く010_72

「聞くドローイング」10回め
2015年8月10日午後2時30分頃 渋谷区西原のカフェで
アメリカに定住権を持ち、アメリカと日本を往復する生活の中、
今は大阪の商業施設のディレクションを手がける
デッドヘッドな52歳男性に「聞く」
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「be kind」

この前行ったグレートフルデッドのライブは、
この言葉で終わったんだよね。

アメリカでも優しさを求める人たちが生まれていて、
で、日本に帰ってくると東京でも大阪でもみんな優しいし、
みんな「優しくなろう」としているのが感じられるのが今じゃん。

それはやっぱ日本のいいとこだから、
たとえば戦争に「反対」を言ってく中で
あらたな争いを生んじゃったらダメだなわけじゃん。

こういうことって、
60年代に生まれたカルチャーが継承されてきた中で、
今それが当たり前になっただけのことで、
そういう文化の流れを切ってしまってはいけないよね。

アメリカで「be kind」を求める人たちも、結局は一部の人で、
格差の問題とか人種間の問題とか報道され続けてるってことは、
それだけ社会に問題あるってこと。

大統領候補に共和党からトランプみたいな人が出てきて、
それなりに支持されちゃうとか、危ないなあと思っちゃうよ。

(でも、アメリカの大統領選挙は、個人のオピニオンが分かりやすく、
大統領選挙ごとに国のアイデンティティーを考えられていいよね)

そうだね、日本は選挙の方法が良くないから、
政治家をちゃんと選ぶのが難しいよね。

でも、東京はいいよね。
東京のコミュニティーはしっかり小さくまとまってるじゃん。
こういうのは大切にしてゆかなくちゃだよね。

あと、
海外から日本を見てる人がみんな言う問題は「少子化」だよね。
そこをどうにかしなければ、

税収とか社会保障の部分で国として成り立ってゆかないから、
移民を受け入れるしかなくなるわけだけど、
そうしたら今なら排斥の動きが出てきちゃうでしょ、
その辺、日本は外国人慣れしてないからね。

(アメリカは州によって日本の消費税にあたる売上税の税率が違うことに)

日本もそうしちゃったらいいのにね。
東京が消費税10パーセントで、埼玉が3パーセントとか、
災害があったからその年だけ消費税上げて対応するとか、
いろんな必然で変えてゆけばいいのにと思うよ。

+++

ほとんど音楽の話ばかりの中で、
ポロポロこぼれてきた話を拾い集めた感じ。

とても早口でしゃべる人で (ボクがそう言うのだから、かなりのもの!)
語ったことを正確に記憶できてない部分もあるけれど、
「be kind」という言葉に出会えたのが嬉しかったなあ〜。

「優しく」と言うと、
日本ではゼロ年代を代表するキーワードのだったはずだけど、
「癒し」なんかとともに
かなり利己的な臭いの強いものに変質してしまった印象。

10年代でこの言葉を使う場合、
「寛容」とか「シェア」とか「聞く耳」なんてことも
コミュニケーションの質を表す言葉を内包しているように思います。

be kind

この言葉、しなやかにたくましく育ててゆけたらいいね〜