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「聞くドローイング」9回め

2015 年 8 月 3 日 月曜日

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「聞くドローイング」9回め
2015年8月2日午後1時30分頃、
自宅から神宮前までのタクシー内で
タクシードライバー65歳男性に「聞く」
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わたしなんか孫がいますからね、
それが戦争いっちゃうことなんて考えられないじゃないですか、
だから、やっぱり戦争は嫌ですよ。

でも、それだけじゃやってゆけないって人の話をきくと、
そりゃもう、まったく言ってること正しいわけで、
なるほどなあと思うわけですけどね、
でも、じゃあそれだけでやっちゃったら、
やっぱりダメなわけですよ。
その辺は、やはりバランスっていうんですかね。

いや、こういう仕事やってますから、
いろんな考えの人の話を聞くんですがね、
その度に「なるほどなあ」と、
やっぱりみなさん言ってることは正しいんですよ。

でも、そのひとつの考えだけでやっちゃったら、
どーなっちゃうんですか?って思うわけですよ。

でも、ああやって「反対」とか言って若い人がデモするなんて、
ちょっと前じゃ考えられなかったですよ。
いや、あんなふうに言えるってすごいことだなと。

でもああいうのが行きすぎちゃってもダメでしょ。
そこはやはりバランスなんですよ。

(その後、言論が暴力に流れぬための大人の役割などについて考えを交換)

でも、そういうバランスみたいなの、
年寄りがみんなだらし無くなってしまって、
結局みんな自分のことしか言ってないんですよ。

(その後、前職で関係のあった会社を経営する民族派団体の話へ)

やっぱり、ああいう人達の言うことって筋が通ってるんですよね。
感心しちゃうくらい国のこと考えている。
ほんと、言ってること正しいと思うんですよ。

ただ、これだけの考えでいっちゃうのはどうなんだろうかって、
どうなんですかね〜?

最近は若い人も増えてますよね。
お客さんで「運転手さん、そんなんじゃこの国はダメになる」とか
言われちゃうんですよ。

確かに言ってることは正しいんですよ。
でも、10年前は無かったですよ、こんなこと。
だからびっくりしちゃいますよね。

(結局、タクシーの運転手さんが一番バランスいいんじゃないですか?)

いやー、これやってる人って、その前に色々ある人が多いわけですよ、
遊んできちゃったていうか、まあ、いい加減なんですよ、わたしなんか。

(いや、でも世の中どんどん「あそび」の部分がなくなっちゃってるじゃないですか、「あれ言っちゃダメ」とかね。)

はあ、そういった部分では、どうなんでしょうかね、
色々な考えがあっていいと思うんですけどね。

(運転手さん、おいくつなんすか?)

65です。

(ああ、じゃあこれからっすね。)

いやーー、もうないですよ、
どう終わりにするかって、
それだけです。

(うーん、ご出身は?)

北海道、函館ですね。
それこそ自衛隊の方がいてね、
こういう人達がどうなってゆくんだろうとか、

(あ、そこで止まってください)

あ、はい、この辺でいいですね。

(オレ、絵を描いてるんですよね、運転手さん描いていいっすかね?)

いやー、わたしなんかダメですよー

+++

以上。

この帰り道もタクシーだったんだけど、
神宮前から家までのわずかな距離がけっこうな渋滞。

原因は代々木体育館で開催のa-nationに来場の人の「痛車」と
機動隊のバスとの縦列駐車によるもの。

2015年夏の東京の風景、覚えておこう。

「聞くドローイング」6回め

2015 年 7 月 26 日 日曜日

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「聞くドローイング」6回め

2015年7月22日午後3時頃、
青山のコーヒースタンド運営の25歳女性に「聞く」

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(学生の頃から選挙とか行ってるの?)

わたしのまわりは、みんな行きますよ。

(みんなどんな基準で投票すんのかね?)

正直よくわからなくて、
ポスターを見た雰囲気で、この人でいいかな、みたいな。

(ふ〜ん。でも、これから仕事を通してとか、結婚したり子供ができたりで、
判断の基準って生まれてくるよね。)

あ、はい、そう思います。
で、やっぱり色々知ってゆかなくちゃと思って、
うちでも(コーヒースタンドでも)新聞とることにしたんです。

テレビでニュース見てても、なんだか流れていっちゃうだけだけど、
新聞を読むとちゃんと入ってきますからね。

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8月に1週間の休みをとり、サンフランシスコで遊学してくるっていう彼女。

いつも素晴らしい笑顔を街に注いでいる人にとって、
今の世界はどんなふうに見えるのか、あらためて聞いてみたいと思いました。

「聞くドローイング」1回め

2015 年 7 月 18 日 土曜日

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「聞くドローイング」1回め

2015年7月17日午前10時頃、
代々木公園のコーヒースタンドで
グラフィックデザイン等を生業にする38歳男性に「聞く」

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僕は今回の安保改定には反対。
強行採決のやり方にも憤る。

しかし、中国が封鎖しようとしているシーレーン、南シナ海の基地建設、
宮古島周辺をうろついているミサイル駆逐艦、
もしくは、中東のホルムズ海峡の問題などに
日本がどうやって関わっていけば良いかを考えねば、完全な反対に至らない。
その辺のことが、国会の審議で伝わってこなかったことも残念。

憲法9条がある。
戦争は反対だ。
それでも自衛隊の存在は受け入れている。

その上で、全く関わらないって事はできるのか?
今までの通りにお金だけを出してればいいのか?
僕らは石油をどこからどうやって買っているのか?
クリーンな買い方はあるのか?
アメリカの金融資本はどこから出ているの?
日本はどうやって関わっている?

そういう事を抜きにして、簡単には語れないと思う。

もちろん戦争は反対だ。

+

以上、ボクの意見は語らず聞いた記録。
ボクの記憶と、その後ご本人がFBにポストした文章から引用。

その後のディスカッションで、
「憲法を今の内容のまま、解釈の入らぬ箇条書きにしたらどうか」
などというアイデアも飛び出て、話せて楽しかったとのこと。

こんなアクションは継続可能なのか?

そうした場合、聞いた言葉の精度をあげるべきか、
機動力を優先するべきか、

まあ、答えを先回りすることなく、
無理なく、焦ることもなくやってみますか。

つくるまちプロジェクト

2014 年 10 月 9 日 木曜日

西調布OKビジュアル585
西調布1番街を魅力ある街へと再生させてゆくための
つくるまちプロジェクト
そのサイト用ビジュアルを担当しています。

tumblr:http://tsukurumachi.tumblr.com/
facebook:https://www.facebook.com/tsukurumachi

駅前の大規模な再開発に対して、取り残された感じが否めない西調布1番街。
その古くなり使われなくなった店舗の建物をリノベーション。
若いアーティストなど一緒に町つくりを進めてくれる人に
空間シェアとして安い賃料で貸し出されます。

ボクのここ10年ちょっとは、ローカルコミュニティー創りに視点を置き、
日本各地を巡ってきたこともあり、
今回の仕事にイラストレーションを提供出来たこと、ウレシイです。

実際にこの町を歩き、取材し、クライアントさんの意向を伺い、
自分の作風としては思いがけない仕上がりの絵になりましたが、
これがまた違う現場ではどんなものになるのか?

人が形作る町だからこそ、出会いのヨロコビが大きい仕事。

西調布1番街がこれからどうなってゆくのか、
引き続き追い続けながらも、
さらにローカルに対する思いを深めてゆけたらと考えています。

ソニアパークの東京マニュアル2013

2013 年 5 月 18 日 土曜日


casa BLUTUS 6月号のブック イン ブック
ソニアパークさんのTOKYO MANUAL 2013 のアートワーク
http://magazineworld.jp/casabrutus/159/
1冊マルっと担当しました


特に海外からのお客様に向けて
ほんとにcoolな東京に出会ってもらいたいと願う企画
そこにソニアさんから指名して頂いての仕事

「今までに無いカッコいいものにしたい!」という掛け声のもと
ソニアさんの絶対にブレ無い美意識をトレースしていった作業となりました
(さらに…)