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3/18~26 岩手県宮古で展覧会開催

2017 年 3 月 16 日 木曜日


3月18日(土)~26日(日)の会期で
岩手県宮古市で「東日本」の展覧会開催です。

会場:東屋駐車場内蔵のギャラリー
〒027-0089 岩手県宮古市本町 2-2
地図: https://goo.gl/maps/GjDmaMprJFS2

主催は「シネマ・デ・アエル」
https://www.facebook.com/cinema.de.aeru/

そして「みやほっこり映画祭」
https://www.facebook.com/hokkori385/?fref=ts

宮古に、
というか、岩手県太平洋沿岸部で唯一だった映画館が閉館してしまった宮古で、
映画のあるコミュニケーションの場を育んでゆこうとするグループの企画。

築100年以上になる蔵をリノベーションして映画館に、
その2階のスペースをギャラリーに。

その全てを関わるみんなで、ワークショップ的に造るといプロジェクト。

その映えある第一回目の展覧会にご指名いただきました。

18日13時からはワークショップも開催。
みんなでデカイ布に絵を描き、蔵の壁に打ち付け隙間風を防ぎます。イエイ!!
https://www.facebook.com/events/496222774098724/

展覧会の時間がアップされていないので、
後ほどわかったら追記させてもらいますが、
みなさん早春の宮古へ、ちょっと無理してでも足を運ばれてください。

「東日本」初めての東北での本格的な展覧会。
かなりプレッシャーを感じておりますが、
まずは明日17日の設営、現場のみんなのベストを目指しますよ!

*今年1月に東京青山で開催した「東日本」
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=12782

72ヶ月め

2017 年 3 月 11 日 土曜日


今日は2011年3月11日から2,192日め
6年
72回目の11日です。

今日のボクは東京の代々木公園の脇にある”はるのおがわプレーパーク”で
この街に暮らす子どもたちと大きな絵を描いています。
http://harupure.blogspot.jp/2017/03/311.html?spref=fb

時を同じくして気仙沼では6年続けられてきた「3月11日からのヒカリ」という鎮魂のイベントで、
イラストレーションを活用していただける光栄をいただいています。
http://311hikari.jp/livecommentary/

3月18日からは岩手県の宮古で26日までの展覧会が始まり、
初日18日はやはり街のみなさんと大きな絵を描くワークショップを開催します。
https://www.hokkori385.com

2011年春、未曾有と言われた震災の被害を目の前にし、
少なからずの人が困難な立場に置かれた人のために立ち上がり、
しかし、ほとんどの人が無力感の谷に突き落とされたようではなかったかと。

ボクは「義援」という『困っている人に対し当たり前に行う名も無き行為』を自分の出来る範囲で行ったら、
あとは自分の目で足で「被災」を知ること、
さらに、被災の向こう側、被災地と呼ばれぬ場所で生きる無力の1人ひとりに向き合い、
凍りついてしまったようにしている心を温め、お互いの元気をわずかでもいいから確認し、
そんな無力や微力を結集させることでしか得られ復興のあり方を模索してきたはずです。

誰かに頼ってしまうとパーソナルな視点がズレてしまう。

ひとりだからこそ出会えるひとり

それはとても大きなことなんじゃないかなと、
目的地も持たずひとりで薄暗がりの中を走っていた感じです。

それが「あの日」から時を重ねる中、
わりとすぐそばを誰か走っている気配を感じるようになり、
さらに時を重ねその姿を目の端に捉えるようになり、
あれから6年めの春は、ついに並走者と声を掛け合えるようになった。

そんな感じです。

毎回のようにここで語ることですが、
絵に出来ることはほんとこれから。

「被災地」と呼ばれる場所、
宮古で自分の描いたものを持ってゆくのは大変勇気のいることで、
少なからず怖さも感じていますが、
そこに共に走っている人の姿を捉えられるようになった今、

許されるのであれば、
自分の描いた絵が思いっきり働いてくれたらいいなと願っています。

先日は宮城県で養殖漁を営む共栄丸さんと、
直売所のある市場の看板を制作する話を進めていました。

しかし、現地で関係している人の多い現場、
いくつかの条件を満たさず計画は頓挫。

でもこういうことは東京の価値観を押し付けてはならぬことで、
あらためてコミュニケーションを深め、
さらに現地の方々の必要とするものを探って、
さらに良いものを作ってやろうじゃねーか!と、
気合だけは十分に、されど焦らずやってゆくつもりです。

そんな共栄丸さんから、悲しい報せ。

市場の前にあった海が無くなったとのこと。

計画されていた防潮堤が完成し、
海が見えなくなった。

それは事前に分かっていたことだけど、
なんだろ、この喪失感。

ただただ悲しい。

もちろん人命が優先されることなんだけど、
しかし、春に海を失うことはただただ悲しい。

ボクは海に関係のない場所で生まれ育ち、
大学に入るために東京に出てきてみたら、
やはり海に育った人は海をまとっていて、
それがどうにも魅力に感じたんだよね。

海の無い場所で生まれ育ったボクは、
その魅力の意味がわからず、
それがどういうことか追いかけているうちに、
たとえば西表島の誰もいないようなビーチに腰掛けていたり、
やはり誰もいない早春の葉山のビーチで石ころを拾ったり、
長崎の稲佐山から遠くに軍艦島をみつけため息ついたり、
瀬戸内をあてもなく漂泊したり、
諫早の干拓地で海を探しにどこまでも歩いていってみたり、
宮城県の塩釜で出会った人からカモメを見た思い出を聞いたり、
福島の美しいビーチで灯台の灯りを追いかけたりして、

ずいぶん時間がかかったけれど、
その魅力は海だったんだと思うようになりました。

海に育った人は、
空と海とのわずかの隙間で生きてることを知っている。

地べたの上でしか生きることの出来ない人間が、
空と海と地べたのキワを見極め生きること。

それは日々生と死のキワを確認して生きることなんだろう。

猛々しく見える漁師のおっちゃんでさえ、
海の無い場所で生まれ育ったボクが持ち合わせていない、
慎ましやかではあるけれど仕立てが良く
気持ちよく風を通すシャツを一枚羽織っているように思えてならない。

目の前にあったはずの海を失うことはなにをもたらすのだろうか?

重厚な防潮堤は社会に死角を生み、
その陰で船上荒らしなどの犯罪が多発しているそうです。

悪しき心は弱き心を引き寄せます。

「壁」とは悪しきものを遮るけれど、
白か黒かの分断の向こうとこちらで、
それを大切に扱う限り人の魅力になりうる「弱さ」もただ否定され殺され、
悪しきもの餌にされ、結果悪しきものを増幅させてしまうのではないかな。

あらためて、
これは単に防潮堤を否定する話ではなく、
命を守るために必要なものは、
その必要を精査し造られるべきで、

ただ、春に海を失うことで人の心はどうなってゆくのか?

絵なんてものに生かされているボクは考え続けなければならず、
そこに必要があれば、出来ることをやらねば。
ということです。

まずは宮古の春の海と再会し、
考えを深めてきてみます。

3月11日は

2017 年 3 月 7 日 火曜日


あの日から6年めの3月11日は
渋谷区代々木エリアでは”はるのおがわプレーパーク”で
子どもたちとデカイ絵を描く作戦です!

『はるプレアートセッション』体を使って大きな絵を描こう!語らおう3.11

・日時:2017年3月11日(土)13:30~16:00
・対象:はるプレに遊びにきたコドモとオトナ
・汚れてもいいおしゃれでご参加ください
・画材等の準備の関係がありますので、ご参加希望の方は
 はるプレスタッフへご一報ください。
(Tel:03-3481-9661  mail: harupure@bb.knet.ne.jp)
*参加人数が多い場合はコドモの参加を優先させていただきます。

子どもたちが毎日遊ぶ渋谷はるのおがわプレーパーク。
3月11日という日を悲しむわけではなく、様々な事に思いを馳せ、再生や希望の日とする。
そのため『はるプレらしいやり方』で、私たちの中にある生きるための「元気」を確認し、
美しい「未来」を描く。
小池アミイゴさんと共に、1つの大きな絵を共同で描く事で、人との繋がりを感じ、
壊れかけた土壁倉庫の壁を覆う事で“アートでの再生”のシンボルを作ります!
描いた絵は当日はるプレ内に展示した後は、土壁倉庫の壁面に展示予定です。

とのこと。
詳細はこちら↓をチェック!
http://harupure.blogspot.jp/2017/03/311.html?spref=fb

そして気仙沼では。

震災後毎年3月11日に開催される鎮魂のアートアクション「3月11日からのヒカリ」

そのテキスト中継のページの扉のアートワークの指名を、
主催の斉藤道有さんより受けました。
クリック!> http://311hikari.jp/livecommentary/

友人より紹介を受けて2年ちょっと。

絵で気仙沼のみなさんの力になれること、
とても光栄に感じております。

「3月11日からのヒカリ」は集客イベントではなく、
気仙沼周辺の人が空を見上げたら3本の光を見る、
そしてあの日を、あの日からのことを静かに思う。

そんな企画のために
想像力を働かせる余白を大きくとった絵を描きました。

3本の光の見えぬ場所で暮らすボクらも、
静かに想像力を働かせる1日であれば良いなと願っております。

ボクは子どもたちと元気に絵の具まみれになってるのですがね、、

大阪池田のLargoでの展覧会はじまりました。

2017 年 2 月 20 日 月曜日


大阪池田のアートスペースLargoでの展覧会「東日本」と「とうだい」の原画展
2月18日より始まりました。

水曜日が休廊日で3月5日までの会期になりますが、
2階と3階のギャラリー空間をとても美しく仕上げられた自負しておりますので、
みなさまぜひ足を運ばれてくださいませ。


ラルゴさんでの展覧会開催はこれで3度め。

2013年の1度目の「東日本」の巡回
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=9168
2014年の2度目の「東日本」の巡回と「ちいさいトラック」原画展
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=10452
2015年3度目の「東日本」は巡回させず今回。

前回から2年8ヶ月。
「あれ、そんなに時間が経っていたっけかな? 」などと思うほど
毎回とても印象深い経験と人との出会いを与えてくれる場所。

今回もオーナーの遠田さんご一家、
とりわけお母様から絶大なるご厚遇をいただいての開催。

単に青山や横浜の巡回ではなく、
2017年2月の大阪池田にふさわしい展覧会にしなければと、
2015年の作品を交えた51点の作品で空間を創りました。


初日にはオープニングパーティーの代わりに「とうだい」の朗読。
これは遠田さんごご懇意にされている女優さんが勤めてくださり、
ボクはの「とうだい」の作画にまつわるトークの時間を設けていただきました。

が、
描いた絵を説明するのもヤボだなと、
集まった子供たちがゲラゲラ笑えることをやったり、
オトナに向けては絵を描くWS的な形で楽しんでもらいました。

設営からワークショップまでかなるヘトヘトになりましたが、
池田の人情商店街のギャラリーからクリエイティブななにかが生まれることこそ、
「東日本」なんて絵を展示する意味があるはずです。

で、展覧会の風景からちょっと。

2011年3月11日からそろそろ6年。

大阪池田の「東日本」と名付けた展覧会に足を運んでくださる方との会話の中で
「震災」と言えば「阪神淡路」であることが多かったです。

何人もの方とかなり真摯な言葉の交換をさせてもらいましたが、
今「阪神淡路」を語ることの健全さを痛感させられることばかり。

そこにはリアルな命の問題が含まれていたりしますが、
22年前の1月17日は未だに「昨日」であり、
しかし、いくつかのことは言葉に出来るようになってきた。

そこに「東日本」と名付けた絵があるからこそ出来た会話の意味は、
微力でしかないけれど、今度は東北に、熊本にとボクが持ってゆかねばです。


展覧会初日でわさわさとした中でも、
なんとか1人ひとりを見失わず、1人ひとりを肯定し接することが出来たのは、
やはり大阪であり、池田という文化の街であり、ラルゴという心意気のおかげでしょう。

ごく個人的な会話なのでその詳しい内容には触れませんが、
ボクはお一人お一人と交わした会話は「阪神淡路」に限らず、
お子様の思い病気のこと、ご自身の重い病気のこと、
イマイチ上手くゆかない日々のことや深い心の痛みのことなどなど、

「はじめまして」の方も多かったですが、
ボクの描いた絵や絵本をきっかけに語ってくれることで、
ボクが創ったものはさらに輝いてくれてるように感じました。

そういう1人ひとりのことに対してボクが何かをしてあげられるはずはなく、
(それこそご利益商売になっちまうぜ、、)
しかし、さらにこんな会話を重ねてゆけるための
人の想像の余地のあるものを創るモチベーションを高められました。

2月18日の池田に足を運んでくださったみなさん、
ありがとう。

Largoは3月5日まで灯台のようにして在ってくれます。

ボクは不在ではありますが、
みなさまはどうぞLargoに足を運ばれ、絵の前で言葉を交わすことで、
次に進むべき場所を確かめてくれたら幸いに存じます。

しかし、わずか2日の滞在だったけど、
青山と横浜の展覧会の20日分の人の情を浴びて
20日分ヘトヘトになったのは
やはり大阪という土地のなせる技。

東男はともかく働いて見せてナンボだなあ〜〜

で!
遠田さんのお姉さんが切り盛りする1階のカフェ
ミナツキでいただいた茶粥のセットが滋味深くておいしくて、、
ほんと、こんなん毎日食いたい!

うかがえばお姉さん、かなりお茶の研鑽をされたらしくて、
そんな心意気が味わいにちゃんと反映されていて、
そんなお店の軒先をかりて展覧会できていることに胸襟を正しつつも幸せを感じ、
東京に帰る新幹線に飛び乗ったのでした〜。

絵本「とうだい」原画展/「東日本」小池アミイゴ個展
2017.2.18(土)-3.5(日)

11時〜18時(最終日は17時まで)水曜休廊
http://ameblo.jp/artspace-largo/entry-12239019447.html

Art space Largo
〒563-0058大阪府池田市栄本町4-23 EINビル2F 3F
*池田駅より徒歩5分、1Fのカフェミナツキよりご入場ください。
Tel.Fax.072-737-5837
MAP : https://goo.gl/maps/jnB75ETbcXw

絵本「とうだい」や「かぜ ひいた…」、
「Peaceてぬぐい」の販売もしております。

2/18~ 大阪池田で展覧会開催

2017 年 2 月 13 日 月曜日


2月18日より大阪池田のアートスペースLargoで
とうだい」と「東日本」の展覧会始まります。

絵本「とうだい」原画展/「東日本」小池アミイゴ個展
2017.2.18(土)-3.5(日)

11時〜18時(最終日は17時まで)水曜休廊
http://ameblo.jp/artspace-largo/entry-12239019447.html

Art space Largo
〒563-0058大阪府池田市栄本町4-23 EINビル2F 3F
*池田駅より徒歩5分、1Fのカフェミナツキよりご入場ください。
Tel.Fax.072-737-5837
MAP : https://goo.gl/maps/jnB75ETbcXw

会場では絵本「とうだい」と「かぜ ひいた…」
「Peaceてぬぐいの」販売も行っております。

=イベント =
絵本「とうだい」を読みます
18日(土) 14時と15時、それぞれ5分ほど。

ボクのお話しタイム
絵本「とうだい」ができるまで
18日(土) 15時10分から30分程度

※両イベントとも参加費・申込み不要です。

会期中ボクが在廊できるのは2月18日だけになりそうで、
お時間ある方はぜひ足を運ばれてみてくださいませ。

*「東日本」
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=12782

*絵本「とうだい」
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=12572