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111ヶ月め。そして100日の花

2020 年 6 月 11 日 木曜日

今日は2011年3月11日から3,380日
482週6日
9年3ヶ月
111回目の11日です。

息子の休校が始まって一昨日で100日。
学校は先週から再開していますが、
コロナウイルスの感染リスクを減らすため、
各クラスを2グループを分け1日置に学校に通う、
自宅待機グループはオンラインで授業に参加や自主学習。
諸々手探りではありますが、まずは with コロナの毎日へ一歩。
東京にも梅雨入り宣言の出された102日目の6月11日です。

9年3ヶ月前の6月11日は福島県いわき市の豊間へ。
震災復興のボランティアで訪れた地は、
「復興」なんて言葉を想像すら出来ぬ風景の中にあり、
これは時間をかけて見てゆかねばならない事だと思いました。

それから多くの人と出会い重ねてきたコミュニケーションから、
今起きていることに対しても、人との顔の見える関係を構築し、
コミュニケーションを重ねてゆくことで解決出来ることはあるなと。

震災という悲劇を通して学んできたこと、
今こそ自分の身の回りで活かしてゆかねばと考えています。

息子の学校が休校になった日から続けてきた花の絵、
毎週ごとにブログにまとめていましたが、
ここ数週間は忙しくしてしまい手付かず。

以下3週間分まとめてみます。



2020年5月18日(月)

休校78日め。
1週間ごとの学習課題受け取りに付き合い小学校まで。
途中、途中で風景が更新されている足もとの草花に目をやり、
カタバミの種を飛ばしたり、
何かの綿毛を拾っては土に生けてみたり、
ドクダミの花の大きさを確認したり。

学校に着くと、久々会う子どもたちがひと回り大きくなったような。

が!それ以上に大きくなっていたのは大根の花の茂み!!

花壇から溢れるようにして茎が絡まり自重で重なり合いしている上一面に白い花が咲き乱れている。

すごいな〜!なんて見てると、ベテラン先生がやって来て、今は手入れする人がいないから、こんなにまで育つの初めてですよ。などど、困ったような、しかし嬉しそうな口調で語る。

息子の同級生のお父さんも交わり、あ、距離は保ちつつ、しばらく大根の花談議。

そうして描いた花、スマホ撮影だけど、実際はワイルドに可憐な絵になった、はず。
ほんと、生命力だぜ!

午後に雑誌をの取材をzoomで受け、絵や音楽、映画のことを語る。
絵を描き始めたころのことを語ると、今も変わらぬ発想の源流を見た。
側で聞いてる息子には俺が語る声しか聞こえず、たまに笑っていやがる。
めんどくさいオヤジでゴメンよ、、

夕方、日課のリフティングをしていると、息子のサッカークラブのメンバーのお母様がマスクを持って来てくれた。
サッカークラブとして用意してくださったとのこと、ありがたいなあ。

持ちつ持たれつ、目指すべきは子どもたちが元気でいられること。
それはとてもシンプルなことだ。

2020年5月19日(火)

休校79日め。最初に花を描いた3月2日には一輪だけ咲いていベランダの鉢植えの小薔薇。その後一度散って、最近になって一気にまた花を咲かせ始めたのを描きました。

イラストレーターズ協会とPTAとで zoomによるミーティングのあった雨の1日。
生まれて初めて直面するコロナの状況で、考えるべきこと、判断しなければならないこと、すべてにエネルギーが必要です。
しかし、普段はベタベタした付き合いの無いイラストレーターの仲間の今を語る言葉は、人それぞれではあるけれど、全てがリアルで、今の自分を知るチャンスになるし、仕事を続けて行く上でのチカラにもなるなあ〜と。

普段の仕事は孤独でしかないけれど、こうした仲間を感じられることを心からありがたく思うとともに、こうしたものを必要とする人にもチャンスを作って行かねば!と思ったし、描くことに生かされてきた30数年を振り返りそう思いました。

そんなだから息子との時間も薄まったかといえばそうでもなく、限られた時間だからこその会話にハッとすることばかり。ためにし村上春樹の本を読ませたら、難なく一気読み。
で、久々チェコアニメをDVDで見始めた小五男子。
2歳くらいから何度も見たチェコアニメ「ぼくらとあそぼう!」を未だに大爆笑で見る、ある意味チカラがあるんだなあ〜。羨ましいなあ〜。。
っと、何やら今日描いたバラの花の絵の色、このアニメーションの色彩の影響下にあるんじゃないかと。

息子に見せ続けたチェコアニメの影響を受けたオヤジ。生きてるだけで丸儲けです。


2020年5月20日(水)

息子休校80日め。
ともかく仕事しなくちゃ日で、息子がネット授業の実験でタブレットに食いつく側でひたすら筆を動かす、が、タブレットでの先生対子どもたちとのスムースなコミュニケーションは構築途上、、
一々気になり、息子と改善策を話し合う。
なんてことですぐに昼メシ。

午後、近所のアルゼンチンガッツリソーセージサンドの店主を、ランニング専門誌に紹介した取材日とのこと、ご挨拶に息子と伺う。
いつも息子に良くしてくれる店だけど、今はソーシャルデイスタンシング。
そして、割ってしまったコーヒーサーバーを買い換えるためにジョグで駅の方まで。
途中、井の頭通り沿いのツツジの植え込みがヒルガオに制圧されているのを、ムスコと「おおーー!」なんて盛り上がって見る。
用事を済ませて帰り道。
雑草生茂る土手で、色んな葉っぱに絡まって咲くヒルガオが、可憐だが逞しく見えて、描きました。
の流れから日課のリフティングチャレンジ。
調子悪いな〜、なんて時に限って記録更新49回!
が、これまでの記録44回までは無言でやっていたが、それから先、息子への自己顕示欲が「45」「46」と俺に発語させるんだ、
で「49」その次、俺はもはや自己顕示の欲望に呑まれ切り、バランスを崩し、「ごぉー、わぁーー!」と叫びながら足を伸ばすも、ボールはそれにかすりもせずアスファルトの人となったのだ。
49回と50回で、見える風景は違いすぎる!



2020年5月21日(木)

息子休校81日め。
雨に濡れてたかわい子ちゃんのチェリーセージの花を描きました。
階段下で大家さんが育てていて、これまでは名前を覚えようともせず、金魚みたいな、しかし金魚草では無い花、くらいの認識でしたが、今年はバッチリ名前を調べました。

チェリーセージは種類が豊富で、中でもこのサルビア・ミクロフィラ、別名ホット・リップスは、赤と白のコントラストがセクシーな花。

そろそろ学校再開が見えてきた息子は、「新しい生活様式」的ワードに敏感になり、未来なんてものを想像して心配を口にするも、そんなん自分で作ってゆけばいいよ!みたく言うと、そうだね〜!だって。
そうそう、今は花とか草とか毎日見てるじゃん、そういうことから色んなこと学べばいいよと、無責任なこと言ってるバカ親は、俺です。

そんな小学5年男子、今日は「ケセランパサラン」というものの存在を知り大盛り上がり!
それは俺が小学校の頃、都市伝説的に盛り上がったヤツだぜ!と伝える間も無く、ネットで情報を確認、もはや1日でケセランパサラン博士になっていやがんの。

で、枇杷の木の周りで見つけやすいと、大家さんの庭に侵入、立派な枇杷の木を見上げたりゆすったり。
でも雨降ってるからね、ケセランパサランは萎んじゃってるんじゃないか?と、ともかくご気楽な親子の会話。
人生はケセラセラであります。



2020年5月22日(金)

息子休校82日め。一気に花を咲かせ始めたドクダミ。
その中で、いつもリフティングをやってる場所の植え込みに一輪だけ花を咲かせていたかわい子ちゃんを描きました。

こんな花一輪を見つけても「かわいいね〜」と語るようになった小五男子、この休校期間は悪いものじゃ無いはず。
で、今ならオンラインで友達同士”あつ森”が定番なんだが、うちの坊ちゃん、哀れゲーム機を持たず、、今日はオヤジに当てがわれた仮面ライダー図鑑で仮面ライダー1号、2号の秘密を探る。
そんなの45年前のものなのに、、
で、その後はDVDコレクションからチャーリーブラウンを選び鑑賞。
こちらは55年前の作品なのだが、、が、やっぱ音楽いいよな〜!会話が生かしてるんだよなー!やっぱ色がキレイ!!なんて語り合い、何度も見たが、見飽きることの無い世界観に、目指すはこれだよな、な!?息子。
などと心で繰り返す、ニンテンドーSwitchを買ってやれない不甲斐無き親は、
俺だ。


2020年5月23日(土)

息子休校から83日め。
ベランダのカミさんが買ってきたプチトマトの苗に花が咲いたので描きました。小さな花だけど、その佇まいは、夏なんです。
今日は土曜日だけど、その辺の曜日は関係無く、俺は床にあぐらかいて児童文学の大量な挿絵を絵具で描く。
その隣で、PCとタブレット二台を駆使した息子は、プログラミングのリモート講座を受け、「スクリプトを変えますね〜」などと液晶画面の向こう側に伝えている。
なので、息子の寝たこの時間にスクリプトと意味を調べてたところなのだ。
人生は学びの連続だぜ。

そして、昨日に引き続きチャーリブラウン盛り上がりで、家にあるDVD3本を見比べ。
今日はペパーミント・パティとマーシーの歪んだ関係を掘り下げ、わちゃわちゃ質問をしてくる。
パワハラしてるオッサンは、一度チャーリーブラウンを見たらいいと思うな。

何やら世の中が動き出そうとしている気配の中、都内はまだ以前より空気が良く、夕日がとても綺麗だった。
そんなことを、ビールを買いに行ったコンビニ帰りに、息子の同級生のパパさんと出会ったので話した。

で!リフティングチャレンジ、俺は新記録の51回連続を達成!
息子は1週間ほど停滞、だが、ボールにアプローチするマインドが、明らかに83日前とは違ってポジティブだから、大丈夫。

そして、おお!息子よ、夕方のこの時間、いつも西日が眩しかったけど、太陽が北に移動してあまり眩しくなくなったなあ〜!
えーっと、お!あと1か月で夏至だねえ!などという親子の会話。

ほんと、夏はすぐそこまで来てるんです。


2020年5月24日(日)

息子休校84日め。
近所で咲き始めたアジサイを描きました。
新緑と呼べるみずみずしい緑の葉に囲まれて、控えめに咲き始めたアジサイに、
6月再開されるであろう学校に通う子どもたちのことを思う。

みんなー!誹謗中傷なんぞしない生き方をしてくれよー!

引き続き仕事の制作みっちりサンデー。

それでも日課のリフティングチャレンジ。

息子はこの頃俺と距離をとって練習するように。
こんな練習いいんじゃないかと投げかけるも、
それは違うみたいな態度をとりスルー。
が、俺の視線の及ばぬ場所でやりやがる。

思春期に片足突っ込んでる姿が、まあかわいいやいね。

で、俺は昨日の右足連続51回に続いて、両足連続46回を記録。
両足で連続出来るようになると、100回の壁を破りやすくなるのではないかと、
何のためにリフティングやっているのか分からず、そう思う。

2020年5月25日(月)

息子休校85日め。
大家さんの庭に咲いたユリオプスデージーの花を描きました。
今日の昼前は週に1度の登校日で、校庭で担任に課題を渡し、
次の課題を受け取り、元気?ハイ!みたいな言葉を交わすのにお付き合い。

先週よりさらに初夏が深まり、梅雨の気配なんてものも感じる季節になってきたねぇ〜と、道端に咲く花など見ながら語る帰り道。

午後は暇を持て余す息子にもしやと、DVDで持っていた映画「ニュー・シネマ・パラダイス」を見せてみたら、結構食いついてきた。

てか「ヒマだからゲーム」みたいな選択肢が無い家だからなあー、、
こういうのも我慢して見るしかないのだ、息子よ。

で、そうだった、ただハートウォーミングな映画じゃなかった、男と女のなんやかやも露骨に描かれている映画なのだ、、
「この人たち何をやってるの?」の質問には、人間の交尾だ。と無骨に答えるしかなかったダメなオヤジは、俺だ。

で、映画館取り壊しのシーンでは、これは来るなと思ったら案の定、号泣の10歳男子くん。

これはケアせねばと、
失われしものの意味、
いまこうして映画館を見ていることの真の喜びについて、
退屈だと思っても我慢して見ることで得られる人生の豊かさなどなど語り聞かせつつ、映画史上に散々と輝くキスシーンの連続を見ながら、泣き笑いの顔で見入るオッサンと息子との、きっと2度と繰り返すことのないであろう家族の風景。

なるほど、今日描いた花の絵がこんなんになるはずだ。

で、今は明日の作画のためにトリフォーの「アメリカの夜」を見終えたところ。

映画万歳!ではないか、2020年5月25日

2020年5月26日(火)

息子休校から86日め。
近所の坂の途中の家の脇の薄暗い路地でこじんまりと、
しかし踊るようにして咲いていた野芥子の花を描きました。

この辺では大きく育つ鬼野芥子を良く目にするけど、
野芥子も自分の居場所を見つけて健気に生きてますね。

緊急事態宣言解除の今日の昼前は、いいかげん画材が底をついてしまったので、今日から限定だけど営業再開の新宿世界堂まで、密を避けた往復8キロのランニングで行ったです。

世界堂のビニールで仕切られたレジで画材を受け取る際
「しばらく大変だけど、頑張ってゆきましょう」などとレジ子さんにエールを送ると、
レジ子さんの顔が、見えるの目だけだが、パッと明るく開いたように見え、ありがとうございますを返してくれた。

ボクの「新しい日常」は、これをベースに積み重ねて行けば良い。

午後、課題を一通り終えた息子がグダグダになってるのをよそ目に、軽く加速度を上げ始めた仕事の依頼や作画でてんてこ舞い。
電話で脳みそ断線しそうなラフ修正の相談をしていると、
ビンポーン。
生協パルシステムの納品だろうと、
息子!伝票持って受け取りしてくれい!とお願い、

あ、いやこちらのことでスミマセン、、と電話の向こうに平謝りしてると、息子さんは早くもベッドでグダグダの人に、、

あれ?と玄関に行ってみると、生協の兄さんひとりで玄関先で商品の搬入している。
ごめんなさい、、
そして電話の向こうに、ちょっ、ちょっとスミマセンと断り、生協の冷凍食品や野菜を受け取りつつ、
息子ーー!伝票渡したら商品受け取れやーっ!叫ぶ、どこにでもあるような家族の風景。
も、きっと6月に入ると失われるのだ。

2020年5月27日(水)

息子休校から87日め。校門の前の雑草の茂みにひとつだけ咲いていた露草の花を描きました。
そして、晩めし後のPTA zoom直後に寝倒れ、気がつけば朝の7時。


2020年5月28日(木)

息子休校から88日め。
夕方の雷雨でいつものリフティングの練習は出来ず。
しょうがねえ、ボクは大家さんの庭のプランターに咲く茄子の花を描き、
息子は課題の選挙ポスター本ちゃんを描きました。

ポスター制作。2週間前のアイデア出しのサムネイルから、色鉛筆を使ったラフの制作と重ね、本日根性のフリーハンドいっき描き!なのだが、隣で仕事の風景画やらラフやらを制作してるオヤジ、息子のやることに干渉するつもりは毛頭ないのだがなぁ〜〜、、
が、
描きたいことと伝えたいことの線引きだけはしとけ!とか、
自分の気持ち良さは大切に、人が感じる気持ち良さには想像力を働かせ続けろよ!とか、
勢いは大切に、細部は繊細になっ!とか、
細部に気を取られすぎず、一々引いて見てみるんだぞ!とか。

ゴシックと明朝をまだまだ混ぜたら気持ち悪いぞ!とか、
ならばちょっとこれを読んでみな!と、「あなたの一票」をタイプした文字列を、ゴシック、丸ゴシック、明朝、ボールドなどなど変換したのを音読させたり。(文字のデザインに併せてはつごのニュアンスが変わるあそび、これは楽しい!みんなお子さんとやってみたらいいね。)
ともかくうるせ〜オヤジになってしまったが、
それでもまあ最後の判断は自分でやって、
特に「修正って楽しいね〜!」などという、言葉先行で発想を進めるタイプとしては、意外なところでフィジカルな喜びを見つけられただけでも、まあいいや。

今は上手さなんかより身体で覚える楽しさが、いつか自分を救う日が来るだろう。
まだ茄子を食うことが出来ずとも。


2020年5月29日(金)

息子休校から89日め。
この期間に息子が何度も口にした「カタバミ」が小さく群生するのを描きました。

朝一でリモートミーティングのあった息子。クラスメイトが先生のクジ引きのランダムな順番で自己紹介して行く中、いつ自分の番になるのかソワソワ緊張しながら待つ姿が、リモートであろうと懐かしいなあ〜。

たかが自己紹介だが俺も緊張してたよな、、などと眺める。

リモート実験中なので、うまく行かない子もいるのだけど、そうしたことも含めて、やはり子どもたちはかわいいやいなあと、小さく群れて小さな花を探しているカタバミにも、なんだかグッと感じるコロナ休校の今年。

今日はブルーインパルスが東京の空を飛ぶとの情報に、息子と身構えていると、家の真上を通過してゆくではないか!

南の窓で写真をパチリ。

北側のベランダに走りまたパチリ。

医療従事者者へのエールのため飛んだとあるけど、とりあえずはしゃいでしまった父子。
あらためてその意味を息子に伝えつつ、2周目はもっと決定的な写真を撮ってやる!という浅ましき男である、俺は。

ベランダでご近所さんと目配せしたり、息子と思いっきり歓声をあげたり。
それは良かったけど、これでコロナが消えたわけじゃない。
気を緩めず、しかし、生きるエネルギーは絶やさず、ともかく元気でやってこう。

リフティングは、最高記録タイの51回連続も、息子とのパス交換が本格的に楽しくなる技術がお互いに身に付いた2020の89日。

あとちょっとでこんな日々も終わるのだなあ。

2020年5月30日(土)

息子休校から90日め。
鉢植えのパンジーに絡む雑草のカタバミを描きました。
うん、色の関係がプリティ。

今日誕生日のカミさんは、施設長として務める保育園の6月1日再開に向けて、園で準備。
休園になって45日間ほどだったけど、なんやかんやで休めてないので、これからもお互いの仕事を尊重しながら、力合わせてやってゆかねばだ。

息子はマイペース。
俺が小一時間ほど絵を描いている間に平家物語の上巻を読んでしまったとのことで、人の世の無情についてなんやかや語りかけてくる。

で、そろそろこの休校も終わりが近いということで、昼メシは息子お気に入りのアルゼンチンサンド屋へ。注文後、三密を避け店外で待っていると、街を揺るがす息子の叫び声「うわーぉ!」なんだ!?と駆けつけると、植え込みのオリーブの木の葉っぱを触っていたら、グニャ、何かの幼虫を掴んでしまった!だって。

外で待つ何組かのお客様、皆さんマスク越しだけど笑顔になったから、まあ良し。

で、帰って色々しらべて、これはスズメ蛾の幼虫でしょうと。
夕方にカミさんの誕生日祝いの肉を買いに出たついでに、またオリーブの木を確認。今度はお店のねーさんも巻き込んで、オリーブの木の幼虫トライブ。

ああ、ほんとこんな時間はもう2度とは無いだろうな。
などと、ブルーインパルスの興奮で緩みに触れ過ぎた印象の街で、そう思った。

日課のリフティングチャレンジ、息子を差し置いて3日連続の最高記録51回、タイ、、
なんであと一回の集中力が発揮できない!
しかし、90日前は2回から始めたからなあ、、



2020年5月31日(日)

息子休校から91日め。
昨日息子と見た西洋金糸梅の花を描こうかと考えていたら、お向かいのおば様が茶花として育てている金糸梅や河原撫子、ホタル袋の花を持ってきてくださったので、金糸梅にフォーカスしながら描きました。
休校期間で育った地域の方との交流、これをさらに育てて行くことが、コロナに負けぬライフスタイル構築につながるといいな。

今日は昼間にzoomを使ったトークセッション。
絵と生き方を学んだセツモードセミナーのことや、この季節に毎年行っていた外房大原でのスケッチ旅行のことなど、主に四谷デッサン会に集う人たちに向けて2時間。

なんだか言いたいことを口にしづらくなってしまっている今に、ちょっとでも風穴空けられたらいいなと、かなり免疫力高めのぶっちゃけトークに終始してしまったが、参加者の皆さんは大丈夫だっただろうか、、

でも、ほんと、みんな、辛い気持ちや恐る思いを自分の中に溜め込んでしまわぬようにね〜!
みんなが気持ちよく語れるような、何か美しきものを作り続けてゆけたらいいなと願いつつ、脳みそ酸欠になるほど語ったのだ。

こうした語りは全て自分に返ってくるしね!アップした風景画は、Googleのストリートビューを使って描いた外房大原の風景。


四谷デッサン会のみんなが去年から復活させた”大原写生会”今年はコロナの影響で中止。こういう絵は、永遠に楽しい。明日から学校もカミさんが施設長を務める保育園も再開。

とは言っても息子はあと2日は家で授業再開の準備。この3ヶ月、ボクの感覚だとあっという間だったけど、あと2日の間でなにか美しき風景を息子と共有できたらいいなと願っています。

まあ、願うだけで特別なことはやれないのだがね。



2020年6月1日(月)

息子休校から92日め。
本日より登校を始める1年生を校門で迎え、「おはようございます」の声をかける係で向かう小学校までの道の途中、雨の中で花を咲かせた百合の花を描きました。
1年生と6年生のみの分散での登校開始日。
それも1学年を2つのグループに分けて登校日を1日ずらし、さらに1年生と6年生で時間を違えてのコロナ対策。
いつもより遅い登校時間ではあるけれど、お父さんお母さんと並んで学校に向かう子どもたちのかわいさ!
PTA活動にはどうしても「やらされる」というイメージが付いて回るのだけど、いやいや、こんな子どもたちが安全無事に学校や地域で過ごせるように働くことは、まずはヨロコビだなあ〜。
分散登校初日が明後日のウチの5年生男子くんは、まあマイペース。
「わあ!」なんて声をあげたので飛んでいってみると、日日草の花びらについた雨粒がキレイ!だって。
その他、ナメクジを指で押してみたら柔らかくて「わあ!」とか、俺が昼メシで食べてスパイシーカレーを「恐怖でしかないがひと口食べてみたい」とパク。やはり「わあ!」
が、スパイスの香りだけは最強とのこと。
興味の向くままケ・セラ・セラ
百合の花の絵は、今日の印象はこれで良いだろうけど、しばらく眺めた後、手直しするかも。

2020年6月2日(火)

息子休校から93日め。
朝の見守り、PTAとして校長先生とのミーティングなどで往復した息子小学校への道ばたで咲いているカンシロギクを描きました。
寒白菊と書きますが、ちょっ走っただけで汗の出るような寒くない陽気。
休校が始まって3ヶ月、
だなあ〜。
そして明日はついに息子登校日。
その準備も含めオンラインの学活があったのだが、「遊んでいたら忘れた〜」などと学校から戻った俺に半ベソの告白。
まあしょうがないじゃん!
その辺は仕事再開から2日目のカミさんも同じ。
隠さず告白するのも、まあ可愛いいもんだ。
ともかく明日から楽しく、しかし引き続き十分注意しながらやってきましょう!

なんやかんやで疲れの抜けぬまま、しかしルーティンのリフティングチャレンジ。

1回更新の連続52回達成!

息子と笑い話しながらでの達成。
リラックスも集中のバランス、大切だ。
息子は14回の記録のままだが、試合中ボールウォッチャーに終始していた男の子が、ちったぁーボールに食いついてくるようのなった。

顔つきも93日分更新。

このロンバケが彼の未来をちょっとでも豊かなものに変える経験のなるよう、
なんやかやこれからが重要なんだと思うぜ。


2020年6月3日(水)

息子休校から94日め。

新しい生活初日。

5年生初授業から帰った息子と昼メシ食べながら、世界で起きていることについて話していたら、たまらず黒い花の絵を描きたくなったので、描きました。

追記
息子とのリフティングチャレンジ連続60回の新記録。


2020年6月4日(木)

息子休校から95日め。
新しい生活2日めにして息子さんチームは自宅待機。

パツンパツンで仕事しなければ俺は、息子の相手をすることが出来ず。
しかし息子ももう慣れたもので、ひとりでグダッと、でもきっと一緒にいる俺に気を使いながら、今日はエジソンの伝記など読み始め、それなりにハマっている。

俺はNetflixのアメリカにおけるアフリカ系の人々が差別を受け続ける社会的システムを開設するプログラムを流したまま作画。
たまに息子から質問が飛んだりするので、それに答えていたら、思いが高まりベランダに咲くイチゴの花を描きました。

モノクロで描く絵は、見てくれる人の想像の余地をどこまで伸ばせるのか、描きながらも引き算してゆくような感じで筆を動かしています。

人の想像力を信じられなくなったら嫌だなあと、そこは日々闘うような気持ちで、しょうもない花の絵など描いています。

そういえば、今から31年前の今日は、昼めし時に絵の恩師である長澤節先生と外房大原の晴海食堂の座敷で一緒になり、テレビに映る中国の大きな広場で起きていることを見ていました。

その時長澤節先生が吐き捨てるように語ったひと言は、その後にボクが描く絵に光と影の濃淡を与え続けてくれています。



2020年6月5日(金)

息子休校から96日め。
新しい生活3日めは息子チーム登校日。

給食はまだ先なので、息子が帰る昼まで作画。
こっちの絵の具が乾くまでにあっちの絵を描き、
その合間にお気に入りのグラスにに生けられた花束、
カミさんが誕生日のプレゼントに勤務先の保育園でもらってきたのを描きました。

帰ってきた息子に昼メシ食わせると、
友だちと公園で水鉄砲バトルやるんだと出かけ、
しかししばらくすると帰ってきて「水鉄砲壊れた〜」だって。

で、アレ、水筒はどうした?と尋ねると、公園に忘れたと、、

早く取りに行ってこい!と言うと、

水鉄砲に代わる武器がぁ〜、と、、

だったらコレだ!とピコピコハンマー手渡したら、
ニヤッと笑って「いいね〜!」

小学5年男子ってこんなんだったっけ?

でもまあ久々の友だちとの時間、もろもろ気を付けて行ってきやがれ!だね〜。

で、俺は保護者会。
体育館でソーシャルディスタンシングな集い。

相変わらずPTAの委員決めがスムースな、開けた関係の子どもたちの親。良い街、良い学校なのだ。

子どもたちの安全、みんなで守って行きましょう!

からの仕事の取材夜まで。

久々の本格的な外での仕事。
もちろんあらゆることに気をつけながらだけど、コロナの3ヶ月を経験した今、思いのある人たちの語る言葉の確かさ!

その言葉に見合った絵がどう言うものなのか、
ゼロから考え、よりベストな絵を導き出さねばだ。


2020年6月6日(土)

息子休校から97日め。
新しい生活は4日めだが、土曜日。
ベランダで実をつけ始めたプチトマトの花を描きました。
息子は蚊に喰われたと早起き。
俺は仕事が気になり早起き。
保育園の始まったカミさんはゆっくり寝てればいいやと思うも、いつもの休みの日より早く起き出してきて、なんだか新しい生活なんだろう、俺たちは。

ともかく1日パッツンパッツンで仕事をやって、夕方は息子の矯正歯科。

相変わらず交通機関は使わず渋谷まで走ったり歩いたり。
前回が4週間前だから、さすがにちょいと人の増えた街を、デカい声で何か叫んでやってきた友人とハグするマスク無しの女性など横目に抜けてゆく。

息子を矯正歯科に預けたら、画材のウエマツ、明日の朝食のクロワッサン、プリンターのインク購入でビックカメラと、ダッシュ20秒圏内で一気に買い物。
息子をピックアップしてから久々のコーヒー屋へ、コーヒー豆を購入しつつ、これまでの期間の営業やみんなの健康状態など確認。
まだまだ大変は続くけど、お互い助け合ってやってゆきたいね〜。

で、帰りは久々の地下鉄。
息子の足元に放置されているストローの刺さったプラカップを見て、親子でゲンナリ、、

想像力、失ったらあかんよ〜、、

そんなわけで、今日描いた絵は、いつものボードを切らしてしまっていたので、片手で握れちゃうサイズのキャンバスにペイント。

小さくてなに描いているのか分からなくなってしまったが、なんだが免疫力高そうなモノは生まれた。



2020年6月7日(日)

息子休校から98日め。
新しい生活5日めだが日曜日。

息子は明日月曜日も自宅待機日なので、
3月からあまり変わらぬ生活が続いてゆくイメージ。

朝からカラスが盛り上がっていた日曜日。

緑の濃くなる街で、控えめな、
しかし目に鮮やかな薄紫色を見せる額紫陽花を描きました。

1ヶ月くらい前に描いた時は白かったのだが、今は薄紫。
その色が緑色色をより引き立てているような関係。
そんな自分の感じた魅力を絵にするのは、難しいねえ〜、、

息子さんは参加するサッカークラブ初のオンラインレクリエーション。
インストラクターの方の指導の元、実際にサッカーをふプレーする際のケガをしないようにと、体幹をキープしながらの脱力ダンス。

zoomに並ぶ顔がみんな元気でうれしくなるね!

ところで、ダンスの指導は普段息子にアドバイスしていることと一緒なのだが、なぜ俺が言うと嫌な顔する??

PCの画面に向かって思いっきり素直な表情を飛ばす息子、、
まあしょうがねえか。

2020年6月8日(月)

息子休校から99日め。
公園まで息子を迎えにゆく途中で、西日を背に受け鮮やかに輝いていたタチアオイの花を描きました。

息子チームは自宅でオンライン授業。
先生方がなんだかんだと準備を進めてこられ、
1時間めからのオンラインは初。

なわけで俺も寝ている場合じゃ無く、
ちょっと昔なら寝る時間から仕事スタート。

午前中4時間のオンライン授業、
隣で音声だけ聞こえてくるが、中々の内容。

つい息子に「それはこうだろう」なんて声をかけてしまったり、
授業が終えた瞬間からから、疑問に感じたことを一緒に調べたり。
これはこれで楽しくないか!?

が!!この日は渋谷区と世田谷区の学校に爆弾仕掛けたメールが届けられたとのこと、、
授業を一旦中止にして、学校に行ってるチームは校庭に退避で安全確認。

まあ愉快犯みたいなものなのだろう、大事には至らぬも、
今日は大阪の池田の小学校で痛ましい事件が起きてから19年の日。
ほんとシャレにならんし、これからも顔の見える関係のみんなで力を合わせ、子どもたちを守ってゆかねばだ!!

そんなわけで、午後に公園に遊びに出た息子のことが気になり、迎えに行ってみたあれから19年めの6月8日。

アリを捕まえるんだと、ガラス容器に砂糖を入れて持って出た息子だが、仕掛けていたガラス容器、誰が間違えて蹴ってしまったと。

まあアリさんを慣れぬ環境に連れてゆくのも何だしね、
これでよかったんじゃないのかな。

2020年6月9日(火)

息子休校から100日め。
近所で栽培されているキュウリの花を描きました。
幼稚園みたいな色だと思いながら描いていたけど、
そうだ、俺が幼稚園の時の園児服と帽子の色だ。

今日は登校日で、なんと給食まで食べて帰ってきた息子と学校のことなど話しながら、100日間で掘り下げていった自分ってものに気がついた真夏日。

流石にご近所に迷惑かかるようになったリフティングチャレンジを、近所の公園まで行って再開。

すると、息子と保育園から一緒のイケメン君がやってきて、ひとことふたこと言葉を交わす。
息子と彼はどちらもマイペースで、あまり言葉を交わさず。

しかし、出会って7年の仲間、これからも大切にしてゆきなよ〜!

そんな気持ちもキャウリに託したか。

で、軽く100日を振り返ると、
「コロナ禍」という言葉は「コロナ苦」と言い換え、
「自粛」は「自主予防」という言葉に置き換えている俺。
ワザワイだから仕方ねえとは言い切れないものがあるし、ワザワイはシェア出来ないが苦労なら分かち合えるだろう。そして、自粛などするヒマも無くやるべきことやっり続けけているし、微力でしかないが、これからも感染拡大を防ぐ一翼でありたいぜ。

などとイキってみるも、
明日はまた息子は自宅での学習。

101日めもこれまでと変わらず新たな日常の模索なのだ。

2020年6月10日(水)

息子休校から101日め。

代々木上原までヘアカットしてる息子を迎えにいった帰り、
花屋で見たブーゲンビリアの花を描きました。

100日続けてきて、街で見かける花の色もすっかり夏を迎える鮮やかなものに。
なかなか自分の手に負えぬ花ばかりになってきたが、新しい生活の中で目に止まったものがあれば、これからも描いてゆくつもり。
が、夏の前に梅雨だ、、

が、その前にずっと描き続けている絵本を仕上げなければだ。

去年の今頃、イラストレーターの大先輩である山口はるみさんと話をしていて、
「あなたは人も花のようにして描けばいいのよ」なんて言っていただき、
この100日間は特に、花を描きながら人を描き、人を描きながら花を描くことを続け、
そこに息子との時間が掛け合わされて、
さて、なにか生まれるのだろうか。

コロナ苦はこれからも続くのだが、
この経験は絶対なにか美しきものに昇華しなければならない。





息子の学校が休校になったので。11週め。

2020 年 5 月 19 日 火曜日

2020年5月11日

休校71日め。
家庭学習用の教材を受け取りに息子と一緒に久々学校へ。
その途中、コンクリートの壁に沿って揺らめいていたユウゲショウの花を描きました。
何気なく「ユウゲショウの花」なんて語っていますが、その名前を知ったのは今日。
ユウゲショウはそのまま「夕化粧」と書く色っぽい名前。
そんな花を見るのに足を止め、かわいいね〜なんて言っているオッサンとその息子。
ボクらのTOKYO2020はこんな姿であります。

帰って昼メシを食べた後、昨日に続き強烈な文章作成やメールが重なり、
(毎月11日のブログも書きました> http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=14474 )
ヒマを持て余す10歳はベッドの上でのたうちまわっている。
これはマズイ、なにか映画でも見せるかとDVDコレクションを漁る。
(PCは仕事で使い中でストリーミング使えず、、)

あった!これだとブルースブラザースを再生。

ダメだ、面白すぎて俺が仕事にならん!

明日がんばろう。


2020年5月12日

息子の学校が休校になって72日め。
お向かいさんから頂いた昼咲き月見草を描きました。

今日はさらにお茶に呼ばれ、三密を非常に気にされながらも、
お抹茶を丁寧に点てていただきました。

小五男子、茶器に興味を持ち、茶を点てる音に耳をすませ、菓子の食べ方に気を使って、抹茶を綺麗に呑んで、「けっこうなおてまえでした」などとさらり言えちゃうだ。
誰だ?キミ。

お向かいさんから頂いた「音もご馳走よね。」これから生きるための宝にします!

そうした直後でサッカーのリフティング。
やはり端正な姿でボール蹴れててなあ。
いいなあ、お茶の時間。

が、
日中やることが無いと、やはり布団の上でのたうちまわるは小五の必然。
仕方ねえと、今日はサウンドオブミーュージックをDVDで鑑賞。
名曲の数々に鼻歌で答え、マリアや子どもたちのしでかすことに爆笑する。
そうか、こんな映画の楽しみ方があったんだ〜!
と、10歳から学んでばかりなのだ。

そのせいか、昼咲き月見草の絵も、なんだかおおらかなものになった。


2020年5月13日

休校73日め。
母の日に買ってきた日々草を描きました。
昨日、大分県の山の方に住んでる友人と電話で話して、
そういえば、その土地に初めて行った12年前も日々草の花を見たなあ。
その土地で生きる人たちから、色んな生きるアイデアもらったなあ。
なんて思って筆を走らせたら、自分としては割と晴々しい青に出会えたかも。

息子は担任からの電話の「何か困ってることないか?」の問いに
「別にありません」だって。

で、午後一まで学校から出された時間割で学習して、
その後今日はピングーのビデオ。

これは俺が2000年に3枚組のDVD BOXで買っておいたもので、
息子は物心ついてから今まで、何度もこれを見ている。
ウチは特にSwitchとか買って無いから、
ともかくあるもの繰り返し見てる。

そしてその顔がとてもいいんだよ。
ほんとこのDVD買っておいてよかった!

ピングーが日本で放送されてた1993年、
ちょうど実家が火事になった時で、なんやかやストレスあったはずだけど、
ピングーにめちゃくちゃ癒されてたんだぞー!と息子に伝えてみると、
わかる、だって。

ピングーの動きなど一通り真似した後のいつものリフティング、
息子、とてもバランス良し!

ピングーに育てられた10歳。将来は何になるんだろう?

2020年5月14日


休校から74日め。
カラッと晴れた1日。柑橘類の花の季節もそろそろ終わるかなと、大家さんの庭の柚子の花を描きました。

「柚子」は昨年の台湾取材で1番耳にした言葉だったかも。
日本の柚子と台湾の柚子の違いは、そのまま日本と台湾の文化の違いってくらい面白かった。

で、今日。
台湾で知り合った方がFBで、勤める学校の子どもたちと大きな絵を描いているところをポストしていたので、「いつか一緒に描こうと!」とコメントしたら、子どもが描いた灯台の絵で返事してくれ、嬉しいなあと。

台湾では何人もの子どもが、学校に籍を置くも通わず家で勉強するホームスクールを実践しているのに出会って、その1人ひとりがとても魅力的な子どもたちで、その子たちの作る未来を想像しては、ハッピーな気持ちになって。

今家にいる息子に対しても、コミュニケーションから生まれる積極的な学びのチャンスがあればなんとかなるんじゃないかと、大らかな気持ちでいられています。

で実際、ステイホーム2ヶ月半の時の中で、今日なんか息子さんの顔つきが思いっきり大人っぽくなったなあと。
この時間の中でも発見したり掴んだことが、明らかに顔に現れているだろうと。

これは親バカもあるかもだけど、それ以上にイラストレーターとしての目が教えてくれてるはず。

そんな息子くん、本日のリフティングチャレンジ一気に3回更新の連続14回!
そりゃ得意な顔になるか。
ボクは朝からこの時間までメールしなきゃならんことがあって、フラフラ。
が!実写版映像研を見逃し配信で息子とみて、一気に気合入る。
将来ステイホームを思い返すと、映像研の3人のシャカリキを思い出すはず。

そして、
あれだけ綺麗だった東京の空気も、ここ数日はちょっと以前に戻りつつあるみたい。

2020年5月15日


休校75日め。
息子がコロコロコミックを買いにゆくのに付き合い、久々の代々木上原。
途中、街の良心と呼びたいくらい綺麗にしているレース編み工房の前に咲く西洋ヒルガオの花を描きました。

ホントはもっとオフな緑と白で、息子とかわいいね〜なんて言って名前を調べていたのだが、
描く時にたまたまディアンジェロが流れていて、
いや、普段絵を描く時はルビンシュタインのピアノを流すくらいしかしていないだが、
今日はなぜかD様で、そうするとどうしても筆がスケベなことを考えてしまうのだろう。

そんなやましさに溢れた絵になったです。

そんなやましい今日、息子は学校の課題で選挙ポスター制作。

思考が先行して身体がついてゆかないタイプの小五男子、
紙の前でおじ蔵さん化してしまっている。
で、しょうがねえ、目に見えるもの作るのだから、まずはなんでもいいから目に見えるものを書いて吐き出して、その中から選んでゆきゃーいいぜ!それを俺らの世界じゃサムネイルって言ってなあ、などと職人言葉のアドバイス。

そうして落書きを始めた息子さんの世界が、選挙とはかけ離れるも、いいんだよね〜。

無欲の間、とでも言えばいいのかな。

副産物好きの俺はそれでもう充分なのだが、一応、今度はそこから選んだモンをこう四角く書いた枠の中に気持ちよ〜く感じるように置いてってみねえ。
それを俺らの世界じゃラフって言うんだがな、まあそんなこたーどーでもいい、ともかく目が楽しくて、テメエが伝えたいことが秒でわかるようにすりゃーいいんだぜ!などと伝えるも、
そこから先はどうにも学校や世間てえもんに巻かれてやらにゃ〜ならんことなんだな。

仕方ねえ、今日の落書きは宝もんとしてとっておいてやらーな。

などと語る俺は、息子とのリフティングの最中にかかってきたラフの戻しに、路上で界面活性剤のなんたるかを三十分も語ったのだった。
ふう、、

2020年5月16日

休校76日め。
先日一輪だけ咲いているのを描いた、ベランダのダールベルグデージーがここ数日で一気に咲いて、茎が耐えられず横倒しになったところに雨。
これは描いておがなきゃだ。
そんなそこそこ雨の1日、家に家族と閉じこもり、YouTubeで はしだしょうこさんが配信する唄など聴いていたら、「にじ」なんていう雨にまつわる家族の思い出曲も歌っていたのも、描いたきっかけかもね。

息子は学校の課題、日本の地形を白地図に描いて行くのに四苦八苦。
ボクは昨日に引き続き界面活性剤のなんとるかを調べて、イラストレイデッドする作業に四苦八苦。

なぜ洗剤で衣類の汚れが落ちるのか、今後はボクに尋ねてみてください。とてもわかりやすくお教え出来るはずですよー。

ちなみに、汚れは力ずくで落とすのでは無く、水と油双方の言い分を聞き、お互い納得の上で落ちてもらう。なんてことです。
人間社会ではそんな聞く耳は機能しているかな?
とても心配。

その他大切な連絡を何人もの人と交わしたり、昨晩のPTAのzoom会議のまとめの連絡だったり。今は何かをジャッジする間も無く、やはり聞く耳のコミュニケーションが優先される俺、てかこれからもそうだろう。

2020年5月17日


休校77日め。
大量描き込みを前に資料作成のため大量コピーで、よく晴れた日曜のお昼前、わびしくコンビニへ。

途中、ご近所の奥さま方が丹精込めて育てているパブリックガーデンで、可憐に美しく咲き誇る花をしばらく眺め、ああ今日はこれを描くのだろうと思い、コンビニコピーを始めようとすると、女の子が慌てた目でコピー機に向かって来たので、順番を譲る。

しばらくコンビニの外です待っていたら、工事現場に広々と敷かれた雑草予防のシートから1株だけ顔を出しているゴギョウと目が合う。

ああ、やっぱり俺はこっちだと、
根性ゴギョウの花を描きました。
いつもは描かぬ影なんかもつけちゃってさ。

ほんと、こんなんばかりに目がゆくから、どうにも金の巡りは悪いのだが、しかし、自粛の春から初夏にかけて広がった足元の視野は、きっとこれからの人生をうずらぼんやり明るく照らしてくれるのだろう。

あとは終始あくせく作画の準備と大量のメール連絡。
の合間に息子とリフティングチャレンジ。

んぬぉあっ、、新記録まであと1回の44連続、、
なぜあと1回が粘れぬ、、

しかし体を動かした分、晩めしは美味かった。
が、その後もなんやか、、


110週め。そして、息子の学校が休校になったので。10週め。

2020 年 5 月 11 日 月曜日

今日は2011年3月11日から3,349日
478週3日
9年2ヶ月
110回目の11日です。

先日宮城県気仙沼の唐桑からと長崎県諫早からお手紙頂きました。
震災後知り合いになった人と、震災後の義援の心を支え合った人。
コロナ禍にあって、ボクや家族のことを気遣ってくれ、
それぞれ直面する厳しい現実の中でのやりくりについてなど、
丁寧に綴ってくれた手紙です。

思いやりのある丁寧な言葉の交換でしか解決出来ないこと、
創造出来ない未来があること、震災からの年月で身を以て知り、
今は東北の多くの友人から頂く気遣いの言葉に生かされているボクです。

こうして得た良きマインドは、それを必要とする人に手渡しして行かねばです。

そんなこと考えていたら、Stay Home アイコン、47都道府県分作ってしまいました。
これらはグーグルドライブよりダウンロード出来ますので、
必要とされる方は自由に発想されお使いくださいませ。
https://drive.google.com/open?id=1mRKqvLmTqmOqJX2n……j3_koS4n-p

ちなみに、今回アップしているのは唐桑と諫早のアイコン。
どちらも美しい土地。そして愛しい人との思い出。
みなさん、ほんと元気でまた会いましょう!

そして、息子の学校の休校は10週め。

2020年5月4日

休校64日め。
お向かいのおば様が庭で育てている茶花を摘んできて、息子に見せてくれたのを頂いたので、花瓶に生けて描きました。

しらん
白花しらん
さんずあやめ
ふたりしずか
なるこゆり

控えめな色の花ばかり、
とても清々しい風景です。

その他、

なつえびね
ほうちゃくそう

聞いたことの無い名前の花ばかり。
このまましぼんでしまわなければ、明日も描いてみようかね。

物心ついた頃からご近所さんに挨拶をさせている息子のおかげで、
地域がとても近しいものになってます。

お向かいさんは息子の学校の先輩。
空襲で焼けた校舎の前の青空教室で学んだのは小学一年生の時。
いつも目にしている庭木は、空襲の焼失から逃れたものだって。

そんな方が息子に温かな心遣いを下さるありがたさ。

東北で、沖縄で、台湾で、お年寄りのありがたさに触れてきて、
しかし、東京だってちゃんと付き合い言葉を交わせば、
そこには貴重な経験をされてこられた豊かな人生に触れることができる。

今は厳し時だけど、そんな中でも新たな価値観は掘り出して行けるねっ!
てか、行かなくちゃ。

昼前の雨が上がると、かみさんが外の空気が気持ちいいから出ておいでと息子を呼ぶ。

ボクはなんだか疲れがドドドと押し寄せてきて、
ちょっと横になっていたのだけど、ガマン出来ず外に出て、
日課の息子とのリフティングチャレンジ。
身体ヘロヘロのはずが記録更新44回!
両足交互でも22回を記録。

なるほど、少し体の力が抜けてるくらいが良いのか。

息子はアリや毛虫を追いかけたり、
植え込みで見つけて小さな巻貝の正体を調べたり、
そうそう、録画しておいた学校未来少年コナン」は家族みんなで盛り上がって見たり。
学習以上に学び多き日々なのだ。
・インスタ> https://www.instagram.com/p/B_xMuJsFYbW/

2020年5月5日

休校65日め。
日課のリフティングチャレンジの際に見つけたご近所さんの庭に咲くシャリンバイの花を描きました。

シャリンバイ、別名モッコクモドキ。
沖縄でテカチ、奄美でテーチ木と呼ぶそうで、バラ科の植物。
奄美では大島紬の染料をこの木の葉から作るそうな。
しかも、葉っぱは湿布のようにして使われ、硬い幹は槌などに用いられるって、とても有難い木なんだ。
などということを、小学5年と調べて覚えている。

今日の午後はしばらく会えていない息子の同級生たちとzoomミーティング。
子どもの日だね〜。

しかし、PCの画面に最大21名の五年生の顔が並ぶと、可愛くもあるが、
ともかくみんな勝手にわちゃわちゃ話して、、

で、オレが隣で何か言うと「とーちゃんは関わるな」バリア張り巡らされ、、
この学年、思春期の兆候がなかなか見られない珍しい世代らしく、しかし、そろそろそんな芽生えもありや、無しや。

ともかく子どもっぽいけど素晴らしいヤツら。大好きだぜ!

と併せて、zoomに参加しない人の、出来ない人などにも思いっきり想像力を働かせててゆかなくちゃぁね!

今日は1日の間で三度、NHKの筋肉体操に出会ってしまい、
それぞれフルセットやってみたら、
今はかなり足腰ワナワナしちゃってます。

が、これから一気にやってゆかねばならぬ仕事ばかり。
頑張らねば。

2020年5月6日

休校66日め。
いつもサイコーの現場を共にしている編集者から、ポピーの花が咲いている写真が送られてきてので、ポピーの花が唄われている曲「アマポーラ」の詩を、10年ちょっと前に僕が身勝手に訳したものを返信。

PCのあっちとこっちでフフフなんて笑い、
ならばと、そんな気持ちのまま描いてみました。

訳詞は後半を手直し、
10年ちょっと前よりさらにいい加減な人間になれていることに、イエイ!

・インスタ> https://www.instagram.com/p/B_2YxbLF5Ph/

午後は雷雨の東京渋谷区。
いつものリフティングはお休みにして、昨日に続き筋肉体操。

そして息子家庭学習の隣で、大量のラフ制作。
のつもりが「キングダム」にハマる親子。
でもまあ仕事はなんとかはかどったかな。

夕方に上海から電話をもらい、
COVID-19に関連してたイラストレーションの展覧会など提携してゆこうと
アイデア交換。

今必要とされること、
アフターコロナで必要とされるであろうこと、
必要としている人に確かに届けられるよう脳みそハードワークさせなきゃね!

1枚の絵やイラストレーションの力、
馬鹿みたく信じています。

あらためてアマポーラ。
息子も楽しんで描いてくれたみたいだけど、
朗読は晩めし直前で早口。

腹が減ってはしかたねえ。
これも生活だ。

2020年5月7日

休校67日め。
家の階段下の物置の隅っこの暗がりで咲いているオニタビラコの花を描きました。
5月に入り草木が一気に育ち始め、物置前もシダやツタやドクダミなどがワサワサし始め、そろそろ草刈りしとかなきゃと。息子にも手伝わせようとしたら、この花かわいいね〜!と。
こんな薄暗がりで、小さくも鮮やかな花咲かせちゃってさ。しかし名前は鬼田平子。

ちなみに小鬼田平子は春の七草のホトケノザ。

で、鬼子さんは残してゴミ袋いっぱいに草を刈って、その後大家さんの庭木を一通り見て、柚の花を発見したり、そろそろディジーが開花しそうなことに気がついたり。
そんな時間が息子の鼻歌の「イエローサブマリン」や「明日があるさ」で彩られている楽しさ。

ほんと、日陰のオニタビラコのような一家であるぜ。

などと呑気にしてるも、日本各地の友人の窮状も聞こえてきて、今できることしたり、アフターコロナには花の絵を送って展覧会でもしてもらい、三密を避けながらもドカンと集客してもらえるよう、とりあえずしみったれた花の絵を描いたり。

大声でいい事叫ぶような表現もあるだろうけど、その辺の日陰に静かに咲くも、確かな根を伸ばし1人ひとりと繋がってゆくような表現は、持続可能な関係構築の力になることを、震災以降の経験から身に染みて知っている。

事前に目的めいたことは言いたかないが、小さな声が聞こえなくなるのは嫌だから、自戒の念を込めて言葉にしておく。

ちなみに、いつもはインスタとの連動だけど、インスタはこの絵のヘナチョコな魅力が伝わらないので、こちらはフル画角でポスト。

2020年5月8日


休校68日め。
ベランダで咲いたダールベルグデイジー、去年に続き開花、しかしとりあえず一輪だけ。その一輪が日陰から日の当たる場所に茎を伸ばしている姿がカッコ良くて描きました。
明日以降もっと咲くかな?

今日は息子の矯正歯科日で、3週間前と同様に家と渋谷の先の往復を2人で走ったり、立ち止まって草木を見たりでした。

名前を知らない花に出会うと、いちいち調べて、
ツタバウンラン
トキワツユクサ
マメグンバイナズナ
コマツヨイグサ
ムラサキゴケ
なんて言葉を知り、

何故か穂を実らせていた大麦にとりついているてんとう虫とその餌になる小さな虫を観察したり、
シロツメクサとムラサキツメクサの違いを確認したり、
毎年見ているツバメの巣がどうなっているか気にしたり、
アスファルトから生えているノゲシがどうなっているのか心配したり、
人との接触を避けた道は飽きることなく、そして東京の空気は相変わらず綺麗で、
夕日を浴びた風景の美しさは、ほんと生まれて初めて見る東京の姿であるなあーと感激。

そしてあらためて、コロナで鬱っとしてる世界で代々木八幡の壁画のブラッシュアップしておいて良かったと実感。

が、この日の1番の出来事は、家のドアにへばりついていたカメムシ。
この大きさのものをここで見るのは初めてなので、息子と大いに盛り上がる。

と、良い詩が閃いた!

一気に書き上げ息子に渡すと、あまり気が乗ら
ない、
「屁」の描写が嫌なんだって。

俺にとってはサイコー傑作だったのだがーーー!

ちなみに、zoom会議のこと書いてるけど、これはそれをけなしたりしてるのでは無く、あくまでもカメムシとの関係を語るツールとしてでありますよ〜。

・インスタ> https://www.instagram.com/p/B_7h61XlE5K/

2020年5月9日


休校69日め。
昨日の息子の矯正歯科の帰りに見たシロツメクサを描きました。
白い花を見ることは、鏡を覗くのに似た感じがします。
その日どんな心持ちであるのか、
それによって白い花は表情を変えてくる。

その辺はあらためて、息子との詩の朗読に反映できたらいいな。

そしてシロツメクサ。

これは特に特別な心持ちで臨まなければなりません。
東日本大震災発生直後からの興奮状態の荒熱を冷ませてくれ、
自分のサイズで続けてるゆけることを、
風に煽られながらもフワリ指し示してくれた大切な花と人との記憶。

あれから年月を重ねた今思うのは、
もっと優しく穏やかなものが描かなきゃと、
もっと強く逞しく根を張らねばということ。

そうして、偉ぶること無くペラペラと、さらに軽やかに生きる。
絵も生き方も、まだまだだなあ〜。

が!
毎日のリフティングチャレンジ、
今日は右足記録更新手前の43回。両足交互で記録25回!
息子は綺麗に11回で記録更新。

2020年5月10日

休校70日め。
母の日、本来は赤いカーネーションを描くべきですが、想像力が枯れぬようにと白いの描きました。

今日は1日机にかじり付いていなくちゃならないようなことばかり。
やるべきことが出来てるのかどうか心配だけど、と
もかくやるべきことやらねば。

夕方に息子と近所の花屋さんへ。帰りに息子同級生の家族と久々の再会。
え?えーと、もしかして、
「はい、〇〇です。」とマスク越しだけどしっかり自己紹介する小学5年生女子。
久々会ったけど、大きくなったね〜!
奥さんかと思ってしまったよ、、

息子の身長133センチ。
彼女は147センチ。

『よその子とゴーヤは育つのが早い』とは
博多華丸・大吉の名言だが、
うん、実感。

しかし嬉しいなあ、子どもたちの確かな成長。
休校はまだ続くけど、ほんと元気でまた会おう!

・インスタ> https://www.instagram.com/p/CAAt7GylJQx/

息子の学校が休校になったので。9週め

2020 年 5 月 5 日 火曜日

2020年4月27日


息子休校57日め。
近所の花屋さんの店頭で風に揺れていたネモフィラの花を描きました。
うーん、見た印象と違うかも。
そもそもいつもなら描かないタイプの横文字ちゃんの話。
しかし、この花屋さんはどんな時も変わらず街に向かって端正な姿を示してくれている。
そんなんが嬉しくて、有り難くて、リスペクトを込めて描いてみました。
この花屋のある三叉路には、やはり街の誇りであるパン屋があって、街の人間交差点であるコーヒー屋があって。
そんなみんなの頑張りは、街で生きる人たちにとっての灯台のようなものなんだと思っている。
今日はそんなお店のスペースをお借りして動画撮影。
家に籠らなきゃならないオトナにも子どもにも、家で絵を描く楽しさを伝えられたらいいな。
イラストレーションってものがこの世にあることを知ってもらい、もっと楽しんでもらえたらいいな。
なんて願ってやってみたけど、語ろうとしていたこと全ては語れず、、
至らぬところは編集の力に頼るしか無いぜ、、
こうしたことは本来人と向き合いやることを原則としてやってきたこと。
そもそも異常に照れ屋なオレがなんで人と向き合ってきたのか。。
諸々自己矛盾を抱えながらも、ひとつ言えるのは「カッコつけてる場合じゃない!」
もちろんギスギス言葉の投げ合いなどしてる場合でも無く、自分の手元で出来ることはなんでもやってゆかねばと、その後も何人かの人と言葉を交わした1日。
息子は学校から出された時間割で家勉に明け暮れ、ガクッと寝落ち後、いつもより大きな寝息を立てて寝ている。
この世代にも大きな負債がのしかかってくる未来。
自分の生きる道は自分で切り開いてゆける人になってもらわねばならないし、それでも困難に行手を阻まれたら、例えば、たった1本でも紙に思いっきり線を描いた喜びの記憶が有れば、それは困難なを乗り越える力になるんだろうと、自分の拙い経験からでしかないが、確信的に思っているのです。

などと熱く語ってしまったが、明日花を描くためのボードが無い。
通販で購入済みだが、現場の手が回らぬそうで届かない。
しょうがねえ、過去作を潰すして描くのだ。


2020年4月28日


休校58日め。
近所の薔薇を描き、しかし、夕日が綺麗だったのでコレではダメだと思い、
潰して、描いて、潰して描いて、わけわからなくなったところで晩メシでした。

いつも描いている木のボードのストックがなくなり、仕方ねえ、
過去にオレンジページの肩こり解消特集の際、ミレーの落穂拾いのパロディで曲がった腰をストレッチしている農夫を描いた絵を潰しました。

その辺のスタートからして熱量高すぎたかなあ、、

そして改めて、薔薇のような花より、その辺に咲いているペンペン草みたいなのが性に合っているのだと気づき、夕日以前の絵でも良かったのではと気づき、覆水は盆に帰らぬことも、今日の夕日は今日だけのものなのだととも気がついた、有り難き1日だつたと、自分に言い聞かせています。

息子は学校から示された時間割りで勉強しているので、今日も詩の時間は作らず。
これもまた仕方ない。その分夕日が綺麗だったのだ。

2020年4月29日


休校から59日め。
1日バタバタとしてしまったので、3年前の5月に初めて行った会津若松で見たムラサキツメクサの絵をアップ。

この季節の会津の色彩の、てか、光の美しさに対して、俺の絵は全く追いつけていない、、何が足りないのだろうなあーと考えていたら3年経っている。

ただ、この3年で深まった福島とのご縁、出会った多くの皆さんから得たもので、今生かされているいる自分てものもある。

だからやはり美しいものを作ってお返ししてゆきたいのだが〜〜、、
そんなこんなは全て日々の積み重ねの先にしか無いのだ。

息子は日々色んな情報を手にし、理解できぬものはなんでも聞いてくる。
たとえば、トランスジェンダーは男性と女性以外の性別なのか?
もしくは、北方領土はどうしてこうなってしまったのか?
それに対して必死こいて答えます。
わからぬことがあれば一緒に調べます。
それでもわからなければ、考え続けようと話します。
今日は界面活性剤について調べ倒しました。
そんなわけで日々あっという間に過ぎてゆきます。

そんな中、小山薫堂さんのスタッフと必死こいて構築したプロジェクトが動き出しました。
会いたい人に会えない今、手紙を書いて送ったらどうだろうかって企画  
#手紙にしよう
https://andpost.jp/project/tegami.html
くわしいことは後ほど。
リンク先に飛べる人は、まずは掲載された絵を楽しんでみてくださいね〜


2020年4月30日


息子休校60日め。
4月30日、ベランダの復活咲き菜の花がこの4月の希望だったなあと、さらに成長した姿を描いておきました。
(インスタだと全体を見てもらえず残念、、)
色んな花の名前を覚えた息子、今日はカタバミがかわいいね〜と。オヤジとの会話をそのまま詩にしてみました。
朗読では「ばみ」の部分をしっかり発音した方が伝わるぜ、なんてアドバイスするも、そんなのわかってるって顔するばかり。
もはや師匠だね。
リフティング練習中に通りがかった同級生のお母さんに「大人っぽくなったね〜!」なんて言われるが、そりゃそうだろう、家ではカーチャンに続く地位。
学校に通っていたらまだ子どもでいられるのだかなあ〜。
もしくは、俺が聞いていたコリーヌ・ベイリー・レイに興味を持ち、ならば彼女の前夫が亡くなった直後のアルバムも聞かせると、なんか切ないねえだって。
もしくは、台湾の客家の若者たちの音楽に興味を持ち、そのリズムが気持ち良いとかね。
学校の「学習」は心配かもしれないけれど、2020春ならではの学びが将来どんなふうに生きて来るか楽しみ!
iPadに入っていた昆虫冒険ゲーム、バクダム2のストーリー展開に涙している10才くん。

インスタ> https://www.instagram.com/p/B_m9sRBFYEv/


2020年5月1日


休校61日め。
そして5月。夏蜜柑の花が咲きました!
2週間ほど前に白い蕾を見つけてから、息子に変化してゆく香りをかがせたりしつつ、今か、今かと待ちわびて今日。
開花したのは三輪ほどだったけど、ともかく開花の喜びに取り乱した一気描き。
これからさらに花が開くのを追って描いて行くつもり。
今日は休校がさらに5月31日まで延長となり、気持ちをリセットしなければと思っていたら、息子がロボットを作るって。
10歳だと今まで以上に技術的なアドバイスが出来る。
カッターの上手い使い方とか、ボンドの適宜な貼り付け時間とか、水張りテープの活用とか、絵の具の塗りやすい水分量とか、どうしてもベランメイな職人口調で語ってしまうも、本人は映像研の浅草氏に心酔しているので、なんだかとてもコミュニケーションがスムース。
で、そんなやりとりを超越した、10歳のデザイナー資質を感じさせる引き算のクリエイティビティに、初夏の笑みがこぼれちまうわいねえ。
ロボくん、いい顔だあ〜。


はじめアトリエに息子を招き入れ、それぞれの仕事をしていると、俺にも良いインスピレーションが湧いてきて、3ヶ月ほど触っていた絵が一気に「絵だ、」と俺に呟かせるフェーズに駆け上がった。
そんな輝かしき気持ちのまま黄金のロボットくん、夕陽に晒して見たら、なんだか切なく美しかった。
ところで、経済活動が極端に抑えられているからだろう、東京の空気がとても綺麗なことを肌で感じた2020年5月1日。
そんなもん感じてる場合では無い人ばかりの今だが、しかし、この空気の気持ちよさは、こここら未来を生きるための何かの基準として記憶しておけたらいいなと思った。

インスタ> https://www.instagram.com/p/B_pf0oslomX/

2020年5月2日


休校62日め。
息子と昼メシを買いに近似のアルゼンチンサンド屋へ。
昨日気がついた「今の東京は空気が綺麗で、目に入る草木が美しく見える!」ことから、家からわずかの距離だけど、道端で目に入る草花の名前を呼びながら歩いてゆくと、アゲハを発見。
これくらいのことを思いっきり喜んでくれる息子。
その視線を追いかけることで、俺が見過ごしてきた美しき構図を多数発見。
そして、アゲハが蜜を吸うこの花の名前を知らぬことを知る。
今日はRCサクセッションというバンドをやっていた忌野清志郎さんという人の命日であることを教える。
そうそう、清志郎さんはこの街の坂の途中にも住んでいたんだ。
その人がどんな人だったかの問いには、
人が無関心でいることを許せなかった人。
そう伝えてみた。

朗読は、今日ばかりは親のエゴだ。
ごめん、息子。
インスタ> https://www.instagram.com/p/B_sWK4-FoEf/

2020年5月3日


休校63日め。
風の強い日曜日。ベランダでポチポチ咲いている野イチゴの花が吹き飛ばされそうだったので、これは描いておかねばと、狭いベランダで強風に争い筆を走らせませた。

この花、なんだか息子っぽいなって、放って置いても次の年また鼻を咲かせてくれて、毎年ささやかな喜びを届けてくれる花のありがたさ。
この後花がひとつ散ってしまったのだが、、

今日は寝起きから出来る限りメール連絡。
いろんな人の今に触れておくことで、いろんな人とのコミュニケーションを豊かにつないでゆく力に変えられたらいいなと。
そうしたことで1日の半分は過ぎてしまうも、焦ったってしょうがない。

窓の外からグルグログラグロみたいな鳴き声が聞こえてきて、これはカラスなのか、それともなにか他の生き物なのか、そんな家族となんちゃーない会話で、ほぼ呼吸できる。
が、季節が晴美から初夏に変わ流タイミングで、鳥たちのの鳴き声が変わること語る俺の顔は、ちょっと偉そうではなかっただろうか。。

でも、この季節の明け方に「好きだ!好きだ!」連呼する小鳥がいること、「ギリギリギリギリギー」とネジを巻くような音を立てる小鳥がいること、みんな知ってるだろうか?

オレは知っている。


息子の学校が休校になったので。8週め

2020 年 4 月 28 日 火曜日

2020年4月20日

休校50日め。
カミさんが宮城県塩釜の千賀ノ浦産のワカメでスープを作ってくれたので、
生産者さんである共栄丸水産さんのSNS見たら、塩竈神社の塩竈桜開花のポストに出会い、
2013年春に共栄丸さんと描くことを約束した塩竈桜を描くことに。

しかし、描くの難しい!!

「描いて」て言われたから、塩竈まで見に行ったんだけど、
あまりの豪華さに圧倒された7年前のGW。

いつも描いているのが、その辺に勝手に生えているような花ばかりで、
こんな豪華な花を描くマインドが揃っていない、、

そもそもこんな「この世のものとも思えぬ美しいもの」を
誰にでも「しおがまざくらだ!」と思わせる術を持ち合わせていないのだ、、

だから、どう描いたら良いのかの答えが分からない。

ただ、描かないでいれば失うものばかりだろう。

今までの価値観じゃ語れぬことばかりの今、ともかく描いてみた。

そんなだから、息子が学校で教科書をもらってくる日だってこと、忘れていたよ〜〜、、


2020年4月21日

学校休校から51日め。
昨日1日雨に濡れてた釣鐘水仙を描きました。
別名シラー・ヒスパニニカ、もしくはシラー・カンパニュラータなんて名前もあるみたい。
元々は自生種として、ヨーロッパやアフリカの温帯地域に分布していたとのこと、見た目以上にタフな植物のなのだろうかね。

ともかく、雨に打たれている姿がセクシー。

カミさんの務める保育園も休園になり、息子ケアは1人でやっていた時より分散されるが、もはや1人でやっていた1ヶ月ちょいの感覚が、日々変わってゆくコロナの状況で上書きされて、遠い昔のことのよう。

ともかく必要な人とのコミュケーションを重ねていると、1日はあっという間。

みんな初めての経験の中で不安も恐れも戸惑いもあるだろうから、
ともかくひと言ひと言を大切にしたい。
のだが、このスピード感に振り切られぬようしがみついてゆかねばでもある。

そんな中、息子とのテレビ体操だったり、リフティングの練習の時間はめちゃくちゃ気分転換になり、救われる〜。

今日も通りすがりの方とたくさん挨拶を交わしたし、
リフティングも新記録の37回。
よしっ。

2020年4月22日

学校休校から52日め。
息子と学校に教科書を取りに行く道端に咲いてたノゲシの花を描きました。
花も描いたけれど、その逞しい茎や葉も描かねばと思わせるノゲシ。
田舎に暮らしていた時は「その他大勢」の雑草のひとつとして、
まったく意識を注がずにいたのだけれど、東京で出会うと「よくぞここで逞しく生きているなあ!」と。

外来種とは言え、かなり古くから日本に入って来たみたいだし、
タンポポと同じく食えるらしいし、
だからといって、スゲー豪華でも、スゲー可憐というわけでもなく、
ここに居て当たり前みたいな顔をしているのが、
ミッド・コロナな今、何故か頼もしく思えるのだ。

新型と言われるものも、いつか当たり前になる時が来るのだろう。
そう言えるよう、やることやっておかねばだね。

そんな今日は、上海からの電話で中国でのコロナの今を知り、
夜は息子の親御さんたちとzoom呑みで子どもたちのことを情報共有。
信頼おける人たちとの会話で共通していたのは『大切なのはコミュケーション』そのためにやれることはやってみる。
システム構築を待ってでは手遅れになることばかり。
うん。

2020年4月23日

学校休校から53日め。
近所の石段の途中に咲いているハナダイコンの花を描きました。
子どもの頃はほとんど見なかったはずだけど、
27年前の3月に群馬の実家が焼け、
東京から駆けつけた時、駅の土手に咲いているのを見て、
初めて記憶に留めた花。

なのでこの花を見ると、東京と群馬を往復した日々を思い出す。

バブル崩壊直後で、家族のケアで仕事どころでもなく、
その年の収入は150万円くらいだったはずだけど、
焼け出された家族のことを1番に考え、
自分は絵を描くことや音楽に生かされ、
しかしどうやって生きていたのだろう、、
ともかく無我夢中で今ひとつ記憶が定かでない。

ただ、空を見上げたり足元の花を見たりすることで繋ぎ止めていたものはあり、それは今に繋がる。

今息子にその辺に咲く花の名を教えているのは、
そんな経験からなんだろうなあ。

通り雨の後、家の前は眩しい西日に包まれ、
息子はリフティング記録更新8回!
10歳の「うおー!やったーー!」の雄叫びに
今は生かされている。


2020年4月24日

学校休校から54日め。
夕方に学校再開が数日伸びる連絡が入り、
ボクも先日描いたヤマボウシがハナミズキであったことで、
あらためて路上のハナミズキを観察して描きました。

夜の街に揺れるハナミズキ、色っぽいです。

デビュー前夜の一青窈さんは、ボクが主催していたCLUBイベントで、深夜にピアノ伴奏だけのハナミズキを歌っていた。

9・11直後、ボクの周りのシンガーは脊髄反応的に唄を作り、
ボクの作る場所でうたっていた。
世に出た曲もあれば、ボクたちで大切にし続けている曲もあるが、
表現出来る場所があることの意義を確信し、
その時の経験はそのまま今も生かしている。

カミさんが仕事に出た今日は息子との時間ガッツリ。
公倍数とはなんだと聞いてきたのが始まりで、
公約数、最大公約数、自然数、などの違いを調べたり。
日課のリフティングは新記録9回で、
トーチャンは記録更新出来てないねぇと生意気口を叩く。
くそー!

向かいのおばさまにLINEの使い方を教えたりしていたらもう晩めし。

カミさんが鹿児島の友人に注文した、豆腐や薩摩揚げやガンモが美味くて、
明日は鹿児島を描こう。

風呂から上がってきた息子が、切られた桜の木を思い出したと泣き出した。
休み注文何度かこうして桜の木を思い出して泣いている。

今日の詩は、息子が生まれたばかりの頃に作ったものを加筆。
最後の方が間違えているけど、まあいいや。
insta> https://www.instagram.com/p/B_XlLyXFRpY/

2020年4月25日

息子休校から55日め。
前回描いてから13日後のベランダのワスレナグサを描きました。
今日は花がいつく咲いたとか、花がひとつ散ってしまったとか、
日々のワスレナグサをめぐる息子との会話がありがたい。

だからまた描かなくちゃと、絵具をベランダまで持ち出して描いてみると、
いつも以上にスッと描けてしまった。

こういう絵は世間からスルーされちゃうんだけどね、
このなんでもなさは絶えず目指すことであり、
もっと言っちゃえば、人にとって水や空気のようなもの、
描いたことさえ忘れてしまうような絵、
そんなんを作れるようになりたいんよね。

4月最後の土曜日、
息子はオンラインのプログラミング講座があったので、詩の朗読はお休み。

サッカーのリフティングは、ついに10回!
やったーー!と住宅街に響き渡るオッサンと息子の声。
が、オレがビデオを回すと上手くゆかない、、

まあそんのヘッポコも含めての毎日。

家は子どもの居場所であることが1番。
学習のような達成の現場との線引きを、
日々オナラ混じりの会話で確認し合っている2020春。
いや、もはや初夏。
明日の東京は25度まで気温が上がるそうな。


2020年4月26日

休校56日め。
2月20日に池袋で買って、
池袋の絵のセッションでみんなで描いた菜の花の切り花。
家で花が散るまで飾って、その後プランターに挿しておいたら、
ここ数日で新たな芽をつけ、本日開花。

うれしいねえ〜!

菜の花が咲くことは、こんなにもうれしいことなんだ。

2月20日に描いた絵は21日にインスタとFBにポスト。
その時書き殴った言葉で今を乗り切っている自分があるかも。
https://www.facebook.com/amigo.koike/posts/2728894740497321

その時一緒に描いた仲間たちも、それぞれの場所で描き、ファイトしている。

よーーっし。

リフティング、今日はオレが記録更新38回。
insta> https://www.instagram.com/p/B_cr3RPFeuS/