94ヶ月め


今日は2011年3月11日から2,863日
409週
7年10ヶ月
94回めの11日です。

と毎月書いているブログ、
現在個展開催中で1日遅れてしました、、

東日本大震災発生後に開催を始めた個展「東日本」も今回で5回め。

個展「東日本」5回めの開催

同じテーマで飽きられたりしないか心配もありますが、
それでも続ける意味を感じられる、ギャラリーでの人との語らいの時。

人との出会いから多くを学び、次への導きを得ているボクです。

今回の東京青山での展覧会を終えたら、
3月2日から10日まで、宮城県塩釜市の杉村惇美術館のギャラリーをお借りし、
「東日本」として描いてきた作品の展覧会を開催します。

まとまった作品の展覧会としては、
2年前の岩手県宮古に招待を受けた展覧会以来となりますが、
今回はボクの意思で開催を決めました。

3月11日に被災を受けた土地へ、
「東日本」と名付けた絵を持ってゆくことに、
おこがましさや恐れを感じてしまう部分もあるのですが、
それでも、今こそ見てみていただかなくちゃって理由が自分の中に芽生えた、
あれから8年の今です。


東北の太平洋沿岸部をめぐり絵を描き続けたことで、
その他の土地で出会う「東北らしき風景」というものが、
とても新鮮に心に迫ってくるようになりました。

この歳になり、いまだ世界を新鮮なものとして感じられることの幸せ。

未曾有と言わる悲劇があり、
しかし、そこからも美しいものを削り出し、
未来をより良いものへと変えてゆく作業は、
ほんとこれからが本番だと思っています。


2019年3月2日(土)~10日(日)
杉村惇美術館、市民ギャラリー1・2
http://sugimurajun.shiomo.jp

・展示
塩釜をはじめ東北太平洋沿岸、そして日本の各地を歩いて描いた風景や花の絵
羽田空港で小山薫堂氏と展開中の「旅する日本語」の原画
絵本「とうだい」や東松島の宮戸島を舞台とした絵本「うーこのてがみ」の原画
モノクロの線画で描いたスケッチによる映像作品

・絵本や絵葉書の販売

・イベント
3月2日(土)だれでも絵が描けるワークショップ、大人編 @大講堂
だれにでも出来る表現で、絵やイラストレーションの楽しさに出会える時間。
「わたし絵が描けないから、」という人こそウエルカムです。
3月2日(土)14:00~ 2時間ほど
・参加費500円、画材等こちらで準備します。
・汚れてもよいオシャレで参加ください。

3月10日(土)だれでも絵が描けるワークショップ、親子編 @市民ギャラリー
表現の最初の一歩が幸せなものであるようにと、日本の各地で開催している絵の時間です。
絵本の読み語りなども交え、親子で楽しむアートのあり方をお持ち帰りいただけます。
3月10日(日)10時~ 1時間半ほど
・参加費500円、画材等こちらで準備します。
・年齢制限無し
・汚れてよいオシャレで参加ください。

詳細はあらためますね〜

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