ボールペン日記(20111224号)


クリスマスイブの日の午後に地下鉄に乗ったら、
今風のハンサムな男の子が熱心にPSPで何かのゲームをやっていて、
その熱の入れように感心し、
そんな景色をまあ、見るとも無く見ていたのだけれど、

気がつけば男の子の隣りの女の子も熱心にPSPをやっていて、
その女の子も今風のオシャレしたなかなかのカワイコちゃんで、
こちらもなかなかの熱の入れようであって、

その2人はそれぞれがイアフォンをして、
それぞれ別のゲームのサウンドをモニターしながら、
液晶画面の上にクールに熱い視線を踊らせていて、

ボクのような古いタイプのスケベ男は、
「隣りのカワイコちゃんに気がつかないなんてもったいない」
なんて思ってしまうのだけど、
同時に、
「世界はこんな傾向にあるのだなあ〜」と、
さらに感心。

ところが、
男の子が女の子に話しかけたからビックリ。

ひと言ふた言コトバを交わしただけだったけど、
2人が恋人同士であるのが想像出来る会話。

なーんだ、
偶然列車に乗り合わせた赤の他人ではなかったんだ、、

これは、
そんな一部始終を嘆いたり嫌悪したりするブログでは無く、
ただ、この2人の間に子供が生まれたら、
どんな人間に成長するのだろうか?と、
考えたなあ〜〜

考えたけど、
わからない。

そんな日記であります。

コメント / トラックバック 2 件

  1. ki-machan より:

    買い物をしているお客さんで、イヤフォンしている人は話しかけてほしくないんだって、という話を聞いて、ほんとかなー?と思って話しかけてみました。(空気読みをぶち破るバカです)

    最初は口パクしか見えないから、イヤフォンを半分外す。もう一回同じことを繰り返すと、口パクと音が半分聞こえるけど、半分しかわからないから、全部イヤフォンを外す。

    で、三度目同じことを話しかけて、やっと会話スタートしました。四方八方な会話展開でしたけど、五分ほど楽しそうに喋っていきました。

    PSPなどは、完璧な世界の面白さがあるのかもしれないけど、バカでスケベで不完全な人間が絡むことによって生まれる予測不可能な展開も面白いと思うので、そんなきっかけがふたりにも訪れるといいですね。

  2. 小池アミイゴ より:

    >ki-machanさん。
    なるほどね〜!

    ならば、目の前の実社会が介入してくるゲーム作ったら面白いかもね!

    「個人」がそれほど確立していないくせして
    「プライベート」とか「肖像権」とかは口にする日本社会を
    シェイクするようなゲーム

    いや、
    きっとそれでは世の中メチャクチャだ。

    街では当たり前に恋をしなくちゃだ。

    そもそも恋って状況が
    人のメチャクチャの上でシェイクしまくっている厄介者。

    ゲームソフトごときに負けぬはずなのだが、

    だが
    しかし2011 to 2012

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