個展「東日本」青山-横浜サーキット終了

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小池アミイゴ個展「東日本」横浜仲町台
http://bit.ly/1asnd6L
最終日を無事に終えることが出来ました

予想をはるかに超えて多くの方が足を運んでくださった展覧会。
青山の最終日の大雪に続き、横浜の最終日は冷たい雨の1日。
しかし、足下も悪い中、よくここまでたどり着いてくれたものだと、
ボクの感動はそのまま風通しの良い豊かな会話に昇華したはず。

青山から横浜と会期を通して、
来場してくれた方のFBやTwitterなどでのご紹介は、
ボクのやっていることを身の丈のまま次の人へと手渡してくださる
偉大なる力となりました。

みなさん、ほんと、ありがとう!

ボクからの展覧会に関する発信は、
自分の言葉だけでやってゆこうと考えていたので、
みなさんのご好意をシェアやリツイートで拡散することはせず、
しかし、それにイッコイッコ応えてゆくことで、
遠回りでもいいから、自分の望むコミュニケーションの輪を
繋いでゆこうと考えました。

そうやって手に入れたものは、
ボクを次ぎの現場に駆り立てるの再生可能エネルギーとして、
ボンボンと燃やしてゆき、
「拡散」では手に入らぬものをさらに創ってゆくことで、
みなさんにお返ししてゆけたらと考えています。

今日は、昨日絵を購入して下さった方の
小学校4年生になる娘さんがヒトリでやってきて、
実に熱心に長い時間絵を見ていってくれました。
(帰り際に飴を2個もらった)

最近のボクのイベントでは、
お子さんも一緒に楽しめるというのが当たり前で、
今日のギャラリーの風景も
ボクは当たり前のものとして眺めていたのですが、

いやいや「東京でイラストレーターやってます」
なんて肩書きの展覧会に
コドモが1人で見に来るものなのか?って気づいた次第。

その女の子が足を運んでくれたのは、
前日にお母様と息子さんとボクとで交わしたコミュニケーションが
確かなもので、そこに信頼が生まれたからだろうし、
そこに至る前には「忘れな草のストーリー」が生きているはず。
http://bit.ly/1eljDep

気がつけば、実にお子さん連れの多い展覧会ではないか!って。

小池アミイゴ個展「東日本」青山-横浜サーキット
最後のお客様は長い付き合いになるイラストレーターの仲間。
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リーマンショック後に加速した感のある、
イラストレーションを巡る状況の悪化、
そこで考えざるを得ない「これからをどう生きるのか」て問題、
お互い実にストレートな言葉として交わす事が出来ました。

それはそこに一枚の絵があったからこそ、
心を割って話せるんだってことを確認。

こうやって風通しの良い会話の現場を創ることは、
未来を創る事であり、
そこにはコドモからお年寄りまで、いろんな人が居ていい。

一見当たり前のように感じる風景も、
実はちょっと未来の風景なのかもしれない。

そんなことを2014年の冬一杯を使って経験出来た。

ボクはボクのエゴを行使し
ボクの望む未来のトビラをちょっとこじ開けたかもしれない。

そんなチャンス
yuiさん、ありがとう。

展覧会の最後は
ボクがPoPoyansのcheruさんに唄ってもらって映像をつけた「多摩蘭坂」
その最後の1音が減衰し消えたところでシャトルダウン
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ボクは忌野清志郎という人が体験した事の無い、
2011年3月11日以降の世界に生き、
へっぽこながらも自分の唄をうたい
ダンスし続けている。

そういうことだと思う。

2014
0302
PEACE!!

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