「聞くドローイング」10回め

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「聞くドローイング」10回め
2015年8月10日午後2時30分頃 渋谷区西原のカフェで
アメリカに定住権を持ち、アメリカと日本を往復する生活の中、
今は大阪の商業施設のディレクションを手がける
デッドヘッドな52歳男性に「聞く」
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「be kind」

この前行ったグレートフルデッドのライブは、
この言葉で終わったんだよね。

アメリカでも優しさを求める人たちが生まれていて、
で、日本に帰ってくると東京でも大阪でもみんな優しいし、
みんな「優しくなろう」としているのが感じられるのが今じゃん。

それはやっぱ日本のいいとこだから、
たとえば戦争に「反対」を言ってく中で
あらたな争いを生んじゃったらダメだなわけじゃん。

こういうことって、
60年代に生まれたカルチャーが継承されてきた中で、
今それが当たり前になっただけのことで、
そういう文化の流れを切ってしまってはいけないよね。

アメリカで「be kind」を求める人たちも、結局は一部の人で、
格差の問題とか人種間の問題とか報道され続けてるってことは、
それだけ社会に問題あるってこと。

大統領候補に共和党からトランプみたいな人が出てきて、
それなりに支持されちゃうとか、危ないなあと思っちゃうよ。

(でも、アメリカの大統領選挙は、個人のオピニオンが分かりやすく、
大統領選挙ごとに国のアイデンティティーを考えられていいよね)

そうだね、日本は選挙の方法が良くないから、
政治家をちゃんと選ぶのが難しいよね。

でも、東京はいいよね。
東京のコミュニティーはしっかり小さくまとまってるじゃん。
こういうのは大切にしてゆかなくちゃだよね。

あと、
海外から日本を見てる人がみんな言う問題は「少子化」だよね。
そこをどうにかしなければ、

税収とか社会保障の部分で国として成り立ってゆかないから、
移民を受け入れるしかなくなるわけだけど、
そうしたら今なら排斥の動きが出てきちゃうでしょ、
その辺、日本は外国人慣れしてないからね。

(アメリカは州によって日本の消費税にあたる売上税の税率が違うことに)

日本もそうしちゃったらいいのにね。
東京が消費税10パーセントで、埼玉が3パーセントとか、
災害があったからその年だけ消費税上げて対応するとか、
いろんな必然で変えてゆけばいいのにと思うよ。

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ほとんど音楽の話ばかりの中で、
ポロポロこぼれてきた話を拾い集めた感じ。

とても早口でしゃべる人で (ボクがそう言うのだから、かなりのもの!)
語ったことを正確に記憶できてない部分もあるけれど、
「be kind」という言葉に出会えたのが嬉しかったなあ〜。

「優しく」と言うと、
日本ではゼロ年代を代表するキーワードのだったはずだけど、
「癒し」なんかとともに
かなり利己的な臭いの強いものに変質してしまった印象。

10年代でこの言葉を使う場合、
「寛容」とか「シェア」とか「聞く耳」なんてことも
コミュニケーションの質を表す言葉を内包しているように思います。

be kind

この言葉、しなやかにたくましく育ててゆけたらいいね〜

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