しおがま千賀の浦「やわらか昆布」

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うれしいものが届きました。

震災以降に出会い、
http://www.yakuin-records.com/amigos/?p=8965
その後も懇意にさせていただいております、
宮城県塩釜の共栄丸水産さんが手塩にかけ育てた「やわらか昆布」が
ボクのデザイン案のパッケージに包まれ送られてきました!

震災後、養殖の再建に取り組みながら、
未来を見据えて生産物のブランド化を進めてきた中、
牡蠣やワカメほどブランディングが進んでいなかった昆布。

「昆布」と言えば北海道の羅臼などに代表される
出汁用の昆布を思い浮かべてしまうのだけど、
(筆文字で「羅臼産」なんて書かれた白いのし紙に包まれているイメージ)

松島湾へと続くしおがま千賀の浦の肥沃で静かな海で育つ昆布は、
「食べる昆布」としての美味しい特徴を持っています。

実際に食べてみると、その美味しさを楽しく実感!
我が家でも早速ファンになってしまった美味しい昆布は、
今後この地域の郷土料理、
もしくはB級グルメ的なフィールドで大活躍する予感です。

しおがま昆布ラフ001

そんな食べ物にどんな絵を与えたらいいのだろうか?
少なからずの緊張感を持ちながらアイデアを探ってみました。

そこで考えたことのほとんどは、
共栄丸さんから御依頼いただいた「表紙デザインのメッセージ」として、
パッケージ裏面に綴らせてもらいましたので、
みなさん「ぜひ!」やわらか昆布を毎日の食卓で活躍させて頂いた上で、
パッケージの裏もご覧いただけたら幸いであります。

今回パッケージデザインの御依頼を受けた経緯は、
去年の11月に共栄丸さんの仮店舗を訪れた際、
「必要なことあったらやりますよ〜」なんて
お声掛けさせて頂いたことによります。
しおがま昆布ラフ1

身灼けによる変色の心配のある塩蔵の昆布なので、
「中身を見せたい」というボクの考えは最小限に抑え、
「千賀の浦の」「おいしく食べる」「愛情込め育てた」「昆布」
それが伝わればいいなと思いました。
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結果、現場のリアリズムに合わせて、
デザインの変更が行われたようですが、
まずは「塩竃どっと祭り」で大好評を頂いたとのこと、
デザイン優先より、現場のリアリズム優先ということが、
しなやかな地方カルチャーを生むはずだろうと確信しているので、

うん、
ともかく愛されてくれよ〜〜!やわらか昆布ちゃん。
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そう思い願うのです。

そして!
さらにうれしいニュース。

今年の5月でしおがま復興市場終了に伴い
仮設店舗の営業の終わった共栄丸水産さんですが、

11月5日に東塩釜の越ノ浦漁港に面した
JF宮城塩釜第一支所海産物直売所で営業再開されるそうです。
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JF宮城塩釜第一支所海産物直売所
塩釜市越ノ浦163
共栄丸水産 022-366-1163

震災からそろそろ5年。
じっくりおつき合いを重ねる先、
こんなうれしい気持ちに出会えたこと、
ここまでの皆さんのご苦労を想像しながらも、
ありがたく噛み締めております。

ひとりが重ねるひとつの苦労、
それに見合った大きさのひとつの喜びが手にできる。

せめてそんな世の中であればなあ〜と、
これからもじっくりゆっくり東日本とコミュニケート続けて行こうと思います。

そして、
またこんなパッケージデザインの必要があれば、
何なりと投げてもらえる存在でありたいです。

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