湘南セッション
ワークショップの投稿が続きます。
ほんとは気仙沼唐桑のことなど言葉にしておきたいのだけど、
まずは8月30日火曜日の湘南セッションのことを瞬発力で。
ギリギリまで台風とにらめっこの末、
鵠沼海岸の駅に降り立った瞬間雨があがるという、
『アミイゴ異常晴れ男伝説』気味悪いほどに更新しつつ、
湘南の子どもたちと思いっきり絵を描きました。
台風一過の風でデカイ絵を描くにはちょっと厳しい条件の元、
しかし、湘南の海に抱かれたわる子ちゃんたち、
しょっぱなからマインド大開放で、
ある意味オレは必要ねえべ、、な状況。
なんだけど、
いつもとは逆に、
大開放の中から静かで熱いクリエイティビティを掘り起こす、
そんな作業に脳みそも身体も大回転。
結果、ほとんどの子が大開放の先で
明快なクリエイティビティをキャンバスの上に刻んでくれました。
で、ひとりまったく描けなかった子がいて、
オトナちゃんたちが心配してたけど、
そこは「今日は描けないって個性大発見でいいよね〜」って、
そしたらちょっと楽な顔してくれてたね。
うん、所詮アミイゴとかいう野郎のやること、
だれもかれもが絵を描いてたまるか!だよね〜
んで、
今回参加してくれたわるい子ちゃんたち、
色んなワークショップに参加してきた子たちみたいで、
しょっぱなならの大開放はもちろん、
「破壊」の面白さなんてものも経験済み。
デフォルトで手に絵の具をつけてキャンバスにペタみたいなこともやるんだよね。
(これって大抵がオトナが促して子どもにトライさせるアクション)
で、それはそれでいわゆる「子どもらしい」なんだろうけど、
ではそれで綺麗なものが生まれるかって言われたたら、
う〜〜〜ん、、そうでもないんだよね。。
で!
一通りオトナの考える「子どもらしい」のルーティーンを済ました後、
いわゆる「飽きて」しまった後、
何人かの子たちが、新鮮な色を見つけ、
6メートルのキャンバスの中に構図を見つけ、
隣の子とのコミュニケーションもスムースに、
絵の具の扱いを発見しながら筆を走らせてゆく。
そんな静かな行為の中で、オトナの思惑を遥かに超えた
オシャレだったりカッコいい絵が生まれてくる。
ほんと、いつもとボクのアプローチが逆転したような現場で、
子どもたちの底力を静かに感じられてね。
その後保護者のみなさんとなんやかや言葉を交わさなきゃだったけど、
今日起きたことを反芻するので精一杯。
そんなごくごく小さな出来事を、
台風一過の爆発的な自然の変化の中で感じられた湘南の時。
いや〜
気持ちよかったね〜〜
主催の市東さん、
ざくっと、しかし緻密なオーガナイズありがとう!
さて、この経験は9月3日の代々木上原で!!
そろそろ予約埋まってきたけど、
まあ、そんな決まりごとはどーでもいいや。
みんな遊びにおいで〜
で、以下は7月の熊本でのふたつのワークショップのこと。
自分の無力を感じつつも、
子どもたちの面白さ、もしくは大変さ、
感じてもらえたらです〜〜