87ヶ月め

今日は2011年3月11日から2,649日
378週3日
7年3ヶ月
87回めの11日です。

千葉県袖ケ浦市のブランディングを市の若手職員のチームと行っています。

去年にお話をいただき、今年の5月から夏にかけて彼らとセッションを繰り返し、
袖ケ浦市をどう見てもらうのか、どこを伸ばしてゆくのかを導き出し、
3枚のポスターを製作し世に問う作業です。


東京湾アクアラインが出来たことで、「対岸」の東京とのアクセスが俄然よくなった袖ケ浦市。
人口は6万ちょっとだけど、京葉工業地帯に含まれ豊かな税収を得ながら、
東京や千葉のベッドタウンとしても発展を続けているとのこと。

目を転じれば緑豊かな丘陵に囲まれ田んぼや畑が気持ちよく広がっている土地。

先日取材もかねて行ってみたのですが、
お年寄りがのんびり公園を散策されている姿が微笑ましく、
見学させてもらった保育園の子どもたちは、元気だったなあ〜!

ただ、袖ケ浦に暮らすみなさんには土地の魅力を語る決定的な言葉が無い?

市の若手グループとのミーティングでも、
みなさんそれぞれ理想や志のある言葉を語ってはくれるのだけど、
心にグサッと刺さってくるものが無い。

そこで今あらゆる現場でやっている「絵を描くワークショップ」急遽開催。

個人の「たのしかった袖ケ浦」の経験をシンプルな言葉と絵で語るのだけど、
これがもう、ざっくざっくの宝の山だったのです!!

詳しいことはまだ発表できませんが、
市の魅力を端的に語る言葉(コピー)や
イラストレーターのボクにも思いつかなったポスターの構図なんてものが
いくつも浮上してきたのです。

東京(中央)やグローバルの価値観を無理やり地方に落とし込まなくても、
これだけ情報に溢れた時代に、丁寧に読み取ろうとする努力がなされるかぎり、
その土地に暮らしてきた人や働く人の中に答えは埋まっています。

この仕事を実りあるものに昇華させることで、
このような試みを必要としている場所に届けてゆきたいです。

このブログではなにがなんだかわからないでしょうが、
それでもなにか必然を感じらた方は、どうぞご遠慮なくお声掛けください。

ボクは最終的に楽しく美しい絵を描き、
それが絵としてみなさんに楽しんでいただいたり、
もしくは、ポスターや冊子や名刺なんて現場で活躍させたりが出来たらいいのですが、
それがよりローカルに暮らす人の必要とされるものであるために、
ちょっと遠回りであっても、このようなコミュニケーションの現場を創り続けてゆくつもりです。

今日は、昼前いっぱいで息子の小学校のPTAの作業で、
家庭への配布物の校正やデザインのアドバイスをしていました。
(そんなわけでこのブログも日付をまたいだ今作成しているのです、、)

一般にこのような書類は、仕事に特化したソフトを用いられて作成されるのですが、
そうなるとどうにも管理する側の発想のものが出来てしまうなと。

家庭でも忙しくしている親御さんたちが、本当に必要とする情報に行き当たるまでに、
A4やA3のペーパーをくまなく読まなければならない、、そんなことが多々あります。

そんな状況が気になっていたので、
今回思い切ってそれを手にする人目線で情報の整理をしてみました。

そうしてみたら、
いや〜、気持ちの良い配布物に仕上がったなあ〜〜!!

てか、管理する側も伝えたいことが実にシンプルに的確に伝わるではないか!!

ペーパーにはごく簡単なイラストレーションを、やはりごく小さくあしらい、
あとは必要な情報を順を追って的確に、スムースに目で追ってゆけるよう、
文章のレイアウトを変えていっただけなのですがね。

ほんとちょっとした部分で絵やデザインを生かすだけで、
人と人のコミュニケーションに余裕が生まれるって実感。

今は「ああ言った」「こう言った」とか、
「あれを言っちゃまずい」「これは言わないでおこう」とか、
人とのコミュニケーションが息苦しいものに感じてしまうかもですが、
まだまだまだまだ絵やデザインの活躍の余地はあり、
それを活用することで得られる人生の豊かさってものを求めてゆきたいし、
これからも恐れずあらゆる現場で活用してゆこうと思っています。

そうそう、先日は小山薫堂さんのオフィスに併設されたカフェで、
希望者や小山さんのスタッフさん向けに、

そして、カミさんの勤める保育園のスタッフ向けに、
ワークショップを開催しました。

とてもシンプルな表現をするだけの時間ですが、
シンプルだからこそ滲み出るそれぞれの場所、人の特性が見えて、
だからこそ、ちょっと恥ずかしいような真面目な話も真剣に語れてしまったり、
人との距離がグイと近づく経験を重ねています。

その経験は、またボクに絵を描かせるし、
それがまた次の場所へと導いてくれるようです。

っと、
今回はかなりバタバタな11日の日記になってしまいましたが、
ともかく確かな一歩で進んでゆかねばです。

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