むくげ

2階にあるウチの窓の目の前に咲いている“むくげ”を描きました
「槿」「木槿」「無窮花」なんて漢字をあてていますね
もともとは中国原産で「木槿(ムージン)」と呼ばれていたそう
夏の始まりから今くらいまで
アトからアトから花を咲かせることで
韓国では「無窮花(ムグンファ)」
これは“無限花”という意味なのかな?
粘り強い韓民族の気性に合うということで
大韓民国の国花に選ばれています
ボクたち日本人がそのマインドを
『パッと咲いてパッと散る』“桜の花”に例えるのと
まったく逆で面白いですね
ウチの窓の外のむくげは
一般的に知られているハイビスカスの花に似た形のものでなく
まっ白な花びらが幾重にも重なったもの
毎年9月ぐらいに一斉に咲き出して
この季節の長雨の中で
空の雲が千切れて庭に飛んできたような印象
「無窮花(ムグンファ)」という生命力を感じさせる
字面と言葉の響きの名前の印象とは裏腹に
ボクにとってはこの季節に逝ってしまった
何人かの友人を思い出させる悲しみの花であります
しかし
それも含めて生命力であろうと
日々咲いては落ちてゆく花を見ています
最近はシジュウカラがやってきて
この花びらを摘んでいる姿を見る事が出来
楽しくてしょうがなかったりもする花です
BGMは
ウィルヘルム・ケンプのピアノで
“シチリアーノ”フルート・ソナタ第2番変ホ長調 BWV1031から
