7月11日(月) の CAY


7/11 (月) の 青山CAYでのOurSongs「にじいろの花」
出演は port of notes と acoustic dub messengers

open 18:00 , start 20:00
チャージ:2,000円

予約/問合せ:CAY
03-3498-5790
東京都港区南青山5-6-23 SPIRAL B1
http://www.spiral.co.jp

ありそうで無かった
ポートオブノーツとアコダブの共演

“J-POPの名曲のナイスボッサカバーアルバム”とか
「カフェでユルユルとボッサ」みたいなのが大キライ
すーか、そんなヒマ無え。みたいなボクが
『まさに青山CAY!』な素敵ブッキングしてしまって良いのか?
なんだけど

なんだけど
この2組のアルバムスベテは生活のど真ん中にあったし
たとえばサンプルでもらっても
必ず自分の金で買い直してた2組

思うにこの2組はボクにとってROCKなんだろ

アコダブは結成前夜からの付き合いで
OurSongsとタイトルをつけたイベントの初ライブもアコダブ

OurSongsなのにインストバンド
でもボクにとっては唄そのものだったアコダブ

1996年の夏
当時のDJカルチャー真っただ中にあって
CLUBで電気使わないLIVEは逆説的にROCK

当時はR&BやHip-Hopをバリバリ浴びていても
「東京で一番好きなバンド」と言い続けてきたアコダブ

今回もあの「初めて」に負けない「初めて」を
CAYで創ってみるつもり

そしてアコダブの後に出会ったポートオブノーツは
アコダブ耳があったからこそ出会えた音楽だったと思う

まず小島大介くんのギターが
ボッサマナーで美しくスムーズなんだけど
ボクはそこにROCK的な狂気じみたものを感じて
気持よいというよりオモシロくて仕方ない

そして畠山美由紀さんの唄

なんだろうこの人は?ってね

10年くらい前一緒に酒を呑むチャンスがあって
話をしてるうちに
「あれ?話をするよか唄った方が早くね?」なんて流れに
そしたら「そうだ、その通りだ」ということで
カフェ、ダイニング、バー、みたいな店内にて
永遠のようなアカペラ唄い倒し祭り

あれから何度も唄っている彼女を見たけど
相変わらず未知であり、親しみ深くもあり、
1コ1コの唄こそが彼女そのものであるような

今年の2月に初めて小島くんと話す機会があって
CAYのイベントにお誘いさせてもらうかもと伝え

3月11日があって

気仙沼を故郷とする畠山美由紀さんのことがあり

しかし
やはり今回のイベントに必要な唄だと思い
4月半ばにオファー

畠山美由紀さんの唄を育んだ場所は知っておこうと
先日は気仙沼まで

7月11日は震災から4ヶ月目の日

個人的に思う事はあるし
アクションに変えてゆくこともあるけれど
この日はまず音楽が勝利する日にしようという考えに至りました

1コの唄が地続きの荒野をノシノシ歩いて
1人ヒトリの元にたどり着くようなイメージ

ボクが世界中の音楽に出会えた青山CAYって場所を
そのイメージにとらわれる事無くとことん使い倒し
もしかしたらこの2組の今までのイメージとは違う
ぶっちゃけたLIVEになるかもしれませんが
しかし
東京も気仙沼も福島も西も東も地続きにするような唄を
引っぱり出せたらです


・Port of Notes(ポート・オブ・ノーツ)

’96年、ヴォーカリスト・畠山美由紀とギタリスト・小島大介によりポート・オブ・ノーツを結成。’97年、EP『Port of Notes』でCDデビュー。以後、マイペースに作品を発表し現在までに4枚のオリジナル・アルバムを発表。’01年、POLA化粧品のTV CMソングとして「With This Affection」が、’02年「Sailing To Your Love」、’03年に「Those My Old Days」が使用される。同年12月、松任谷由実30周年カバー・アルバム『Queen’s Fellows』に参加、翌年1月、日本武道館で行われたYuming Tribute Concert “Queen’s Fellows”にも出演。’04年に発売された、3rdアルバム『Evening Glow』では、松任谷由実の参加も話題となった。 ’08年2月、デビュー10周年を記念して、自身の選曲に新曲を加えたベスト盤『Blue Arpeggio~Own Best Selection~“青いアルペジオの歌”』をリリース。 ’09年、全曲NY録音、Jesse Harrisプロデュースによる5年振りのオリジナル・アルバム『Luminous Halo~燦然と輝く光彩~』 をリリース、8年振りの全国ツアー “Luminous Halo” Tour 2009″を開催。
2010年、全国26カ所を超える各地にて、メンバ-2人による歌とギターだけのアコースティックツアー “まちのおと” を開催した。
http://www.myspace.com/portofnotes


・acoustic dub messengers

1996年結成、同年リトル・クリーチャーズ監修のオムニバス 「sign off from amadeus」に”かえろうかな”収録。2000年シングル『musik,ist liebe』リリース。収録曲”エリノラの休日”がアフタヌーン・ティルームのコンピレーション・アルバム4作品に収録。2001年に1stアルバム『mugiminipichi』をリリース。以降ライブ活動とメンバー個々の活動も増えるとともに数々のコンピレーション・アルバムやトリビュートアルバムにも参加。2003年イタリアのレーベル、ライト・テンポより『musik,ist liebe』『mugiminipichi』をカップリングしたアルバム『acoustic dub messengers』をリリース。イタリアでのリリース・ツアーも敢行。同年、ウルトラ・リヴィングをプロデューサーに、ゲストにミュージカル・ソウのケブ・ホッパーを迎え2ndアルバム『chaco』をリリース。2005年soundwormこと庄司広光をエンジニアに、ゲストにジェン・ウッド、gland hallwayのtomoを迎え3rdアルバム『will』をリリース。
現在、次作品に向けマイペースに活動中。

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