世田谷デザイン採集


よく晴れた木曜日の午後、
6月7日は三軒茶屋のキャロットタワーに置かれた生活工房で待ち合わせ。
三軒茶屋駅周辺を歩き回り、町と人との間に生まれる面白いデザインを採集。

10月に生活工房で開催のアトリエブラヴォとの展覧会の準備のため、
まずはキャロットタワーの最上階、26階の展望室まで登ってみました。

ふう〜、東京は広いなあ〜


この日の同行者は、
生活工房からこの展覧会の発案者であり担当の池田あすかさん
生活工房で企画を重ねてきて5年の長谷川孝文さん
デザインやアートディレクションのキャリアを重ねてこられた中嶋香織さん

みなさんそれぞれプロ意識が高く、
アートからデザイン、サブカルチャーまで知識も豊富。
Hipな感覚もトンガッタままで、
何より「頭で考える」こと以上に
フィジカルで感じるものを信じている姿勢が、
ボクに足りていない部分を補ってくださるのに
余りあるパーソナリティーであります。

そんな方々とボクの知り合いの旨いイタリアンで昼メシ。

マジメな話と他愛もない雑談を交差する中で
人と人が形作るデザインに気がつかせてくれるのも
こんなメンバーだからこそですね!


さらに三茶の街歩き

長谷川さんいわく
三茶は東京都内で最も人口の流出入が激しい地域であるとのこと



飲食店の開店や撤退も頻繁で、
街のデザインが日々変化している街。

だからこそ時代を越え残っているもの、
人の手の触れているものにグイッと視線が向く街でもあるね。



2年前にも雑誌の仕事でくまなく歩き回った三茶だけど、
同行者3名それぞれの感性と並走して歩くことで、
あらたに見えてくるというか、
感じるものがあるというか、
ただ調子づいているだけだとか、
ともかく街で人の匂いを感じるのは楽しいことだ!


人物を写した写真もたくさんあるけど、
それは後ほど作品として昇華するとして、
ともかく、
街とヒトとの幸せな関係を発見することで、
街と人と絵描き立ちとの幸せな関係を探り当て、
美しいデザインとしてそれを必要な人に手渡す作業。
その1歩目は時を忘れるほどの楽しさでありました。



撮影した写真は
絵画の資料になるよう構図を決めたトリミングや、
街の空気を伝えるコラージュを施してアトブラへ。

ダレも見たことの無い
しかし懐かしい街が生まれる予感
デカイです!

コメント / トラックバック 2 件

  1. すてきな街と仲間ですね~
    こんな場所に住んでみたい^^

  2. 小池アミイゴ より:

    >とうどうゆうこさん。
    日本のあっちこっちに足を運んでいますが、
    その土地を好きになるのは、
    好きだと思える人と出会うからです。

    それは1人ヒトリが他者へのイマジネーションを抱きながら、
    目の前にあるやるべきことを粛々とやっているような姿から感じること。

    理想論すぎるかもしれませんが、
    すべては1人ヒトリから始まるのだと思います。

    そして、1人ヒトリから街が生まれたり、
    今であれば再生されてゆけばいいなあ〜と思います。

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