社会を変える力


11月18日は世田谷の生活工房でワークショップ&トークショー。

生活工房ギャラリーで開催した
アトリエブラヴォ展覧会「きょうはなに描くとー?」
その最終日を飾るイベント。

福岡からアトリエブラヴォのスタッフで、
アトブラを有する施設JOY倶楽部プラザの服施設長を兼ねる原田さんをお迎えして、
施設の成り立ちから、「なぜアトブラはピースな空気を生む事ができているのか」まで、
タップリお話、そして会話の時を創りました。


その前にボクのワークショップ。

「当たり前」と勘違いしてしまっている常識をぶっ壊し、
ともかく楽しく手を動かし、
1人ヒトリの1枚の絵を創ってみました。

こんな表現をひとつ知るだけでボクたちは、
絵という表現の上では「障害」も「健常」も飛び越え
コミュニケートすることが出来ますね!

今まで何度か東京に紹介してきたアトリエブラヴォの作品や活動だけど、
原田さんのトークショーは1番やりたかったこと。

多くの人の心を引きつけるアトリエブラヴォの作品群だったり、
ピースフルなメンバーのマインドだったりするけど、
その正体は原田さんの発想が現場や街で生かされていること。
それはボクの確信。

ヒトリの発想が福祉の現場を越え、
福岡の街で生きるということを豊かなものにしてる事実!

そんな原田さんの方法論を東京の福祉関係の人に聴いてもらうことは、
廻り廻っていつか東京という街の幸せのカタチを変えてくれるんじゃないか、
まったく気の長い話だけれど、彼の話を必要としている人は確実にいる。


福祉のシリアスな話の合間に繰り出す
アトブラメンバーとの抱腹絶倒のエピソード!

ボクのワークショップでは「紙の上での自由」を伝えたけど、
原田さんの話には「生活の中での真の自由」が生きてるね!


予備知識の無いままアトリエブラヴォの作品やメンバーに触れることは、
人生のサプライズとなりうることだと思います。

しかし、
日本中から人が集まりせめぎあっている東京の街には、
理屈をキチンと伝え、みんなで使える共通の言語を創造しなければならいわけで、

「福祉」「障がい」ということもキッチリコトバにした上で、
福岡の街で出来ていることを東京に置き換えるきっかけにしなければです。

アトリエブラヴォを東京に紹介する上で、
順番がひっくり返っていたはずですが、
今回この場所で紹介出来た事、とても意味があったはずです。

硬直していた発想に風穴を空け、
アトブラの本質を絞り出すための推進力を与えてくれた
生活工房の池田さん、ありがとう!

いやいや、東京という街の規模からしたら小さな集まりでしかないけれど、
今回集まって下さった方の中で、ヒトリでも1歩を踏み出して下さったら、
10年後くらいにはオモシロい何かが生まれているはずだ!と、
そんな確信を持てたトークショー。

世田谷区のいくつかの福祉施設の方ともお話することが出来ましたが、
今回に限らず継続的にやってゆかなきゃならないことはあるな〜と、
ほんと!東京にアトリエブラヴォみたいなマインドのものが生まれたら、
街はオモシロくなるんだからね!!

そんなわけで、
「きょうはなに描くとー?」のために創られたショートムービー

2012年6月18日
雨の日の月曜日の福岡のヘアサロンGramでのこと

撮影編集は志自岐哲朗さん主宰のワンダーランドハウス
音楽はボクが作りました

これはボクが2012年に関わったことの中で
1番coolなコトだったはず!

で、
なにがスゴいって、
絵を描くという行為の元、
もはや誰が障がい者だとか健常者だとか越えちゃっている。

これを生むのは、
原田さんの発想やアトブラのみなさんの奮闘であり、
福岡の街の人々が持ち合わせているマインドでもある。

こんなオモシロいもの、
日本中にシェアしてゆかねばと思うのです。

この日集まってくれたみなさん、
だよね!!

2012
1118
PEACE!!

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