雨上がりの代々木の森に

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24日の日曜日は代々木公園でワークショップ&ライブ

baobab初夏の東京ツアー最終日を利用して、
最近考えに至った理想を思いっきりカタチにしてみました。

それにしても朝から雨。

まずは雨の代々木公園をジョギングして景色を眺め、
雨でも出来そうな場所の確認と、
雨の日ならではのイベントイメージを再構築。

まあ小雨くらいならなんとかなるはず、だ、
きっと、、

つーか、たまには雨に濡れるのも悪くか無かろう、
たぶん、、

そんな曖昧ないい加減さでもって決行決定。

13:30代々木公園西門集合、
っと、
おおー、、
ケッコウな人数のみなさん、
傘さして、
しかもオシャレして集まってくれちゃって、、

これで雨足が強まったらどーする??アミイゴ、、
責任感じて胃がキリキリしつつ、
「まーなんとかなるっしょ!」と、
本日の雨傘代わりになってくれるであろう大ケヤキを目指しました。

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参加者の年齢制限無し

無料の絵のワークショップ

飲食自由、無料のケータリング

無料のライブ

以上に出来る範囲でカンパの投げ銭

baobabのようにアイリッシュという芯を持ったアーティストだからこそ
発想出来たイベント。

通りすがりの方もどーぞお楽しみください。

まずは絵のワークショップ
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最近のボクのワークショップは、
確信を持って喋り倒すところからスタート。

“孤独”や“エゴ”の肯定して、
“常識”っていう心の鎧をぶっ壊して、
目の前の人を発見して、
それを合わせ鏡として自分も発見。

まあそんことなんだけど、
とりあえず今日は
見渡す景色の中から今まで見たことの無いカタチを発見してみよう。

ジャン!
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なるほど〜。
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なるほど、なるほど〜!
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同じ景色を見てるようで、
これだけの視点に溢れているんだな、こりゃ!

“そんな視点”イコール“個性”だなんて言ってしまったら、
随分気持ちが楽にならんかね?

もしくは“同じ景色を見ていた人の発見”とかね、
そんなんも個性じゃね?

もしくは、
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なんも考えず手だけ動かすことでみつかる、
見てるつもりで見えてなかったカタチの発見とか。

そんなみんなの個性に色を塗り合ってしまう、
ただただご褒美のような時間スタート。
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みんな紙の上では最高のエゴイストであってくれよー!

でもって〜、

ジャン!
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本日の最高傑作
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やっぱコドモパワーには学ぶことばかりだぜ。

でもって代々木の森の妖精も出現。
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もしくは妖怪だったかな?
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中野カルマの有志によるゴハンの準備もOK。
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代々木八幡のLIFEからはアイスコーヒーも届き、
開き切った心のままbaobabのライブスタート!
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つーか、雨上がってるじゃん!
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太陽まで顔を出してくれたぞ!
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ゾロゾロっと後から加わってくる人
通りすがりに足を止める人
ホームレスのオッチャンの姿もチラホラ
コドモはライブの流れなんか関係なく踊っているしね
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これくらい自由なことやりたかったんだよね。

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baobabと目の前のみんなと
風の流れや光の加減とかカラスが鳴いてる声とか
ギターやヴァイオリンの生の響きとか
そんな会話で次の曲が決まっていって

唄用にチッコイアンプを持って来ておいたんだけど、
最後はそんなのも関係無く
人の輪の中に当たり前の唄があって、

演奏する人も唄う人も踊る人も見つめる人も光も影も、
その間にどんな境目があるのかも分からなくなって、
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そろそろ日も傾いてきて、
最後にチッコイ人の輪を作って
その真ん中に唄を置いてLIVE終了。

今は情報を確認するために作られたライブばかりで、
しかし日本中で「そりゃオカシイ」と気づいて
自分たちのLIVEを創る動きが生まれていて、
その一番小さなやり方をカタチにしてみたんだと思います。
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“エコ”とか“地球”とかにアイデンティーを置かなくたって、
baobabのような“当たり前”に出会えば気が付くことばかりだろしね。

ただ、それに出会う直前に常識を破壊して心の免疫を高める役割として、
バイキンのアミイゴちゃんがちょっと仕事した。

もしくは、
今の社会に対して“ジイちゃんバアちゃんな役割の時間”とかか?

そんなだね。

ともかく、
日曜の雨降りの代々木公園がロマンチックな場所であり、
西日に包まれた雨上がりの景色がこんなにも美しいってこと、
そんなんに出会えただけでも丸儲けなずぶ濡れワークショップでありました。

カルマ&LIFE、
ケータリングありがとう。

力を貸して下さったみなさん、
ありがとう。

今回baobabとこんなこと出来たのは、
代田橋CHUBBYとイラストレーター末吉陽子さんの情熱と、
それをシェアしようとする精神のお陰。

うれしいね、
ありがとね!

そして何よりbaobab
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3日間、おつかれさま〜!

労をねぎらい「また会おうと!」と願いLIFEで晩餐。
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いや、まだ唄うでしょ、baobab!
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そして旅は続くね。

そしてまた会おう。

それまで

さよなららん

2009
0524
PEACE!!

コメント / トラックバック 4 件

  1. yuske より:

    ジェリーガルシアが言ってたんだけど、「フリーコンサートって言うのは、演奏する側が思いついた時に自由にやるからフリーコンサートっていうんであって、知らない人に”今度どこどこで無料で演奏してくれませんか?”っていうのは、僕らにとってはフリーじゃなくて仕事だよ」ってさ。これはまさにフリー(自由)だね。
    最近僕はおくればせながら、デッドヘッドになってしまいました(笑)。

  2. >yuskeさん。
    yuskeさんと出会った頃からだから20年以上も抱えて来た
    社会に対する違和感を、
    非暴力な方法でぶっ壊し始めている今日この頃です。

    実はさらにしょうもなくなっている世の中かもだけど、
    若い世代の中にはボク以上のことを
    サラリと発想してしまう人たちもいて、
    そんな人との出会いも力になってくれてるね。

    世の中色んな表現があるけど、
    そん中でもケッコウ“アート”だぞ、なんて思うしね。

    ちなみに、
    当たり前のように公園管理者からいちゃもん言われまして、
    そんな時は非暴力と言いつつ昔のボクが顔を出してしまいますね。

    う〜む、ボクがデッドヘッドになるのはもうちっと先だなあ〜、、

  3. oseima より:

    すっごく楽しそうですね〜。
    当たり前の質。
    日々の課題です。やっぱり大切に感じてる事がみんなを近づけてくれるんですかね。
    東京って土地が近くにある気がしてます。

  4. >oseimaさん。
    「楽しそう」の裏にメチャクチャ沢山のことがあるよ〜。

    「楽しい」より「ぶっ壊してしまいたい」
    そんな衝動の方がデカイんだよ、きっと。

    ぶっ壊してゼロの更地から考えを始めなきゃだ。

    ぶっ壊すためには、
    多くを知り、心を砕き、愛を高めなきゃだ。

    そう思います。

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